夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ある70代女性、地方から東京へ老後移住の選択、私は学び、やがて感銘させられて・・。

2022-05-23 12:08:54 | 喜寿の頃からの思い

ときおり愛読している【 マネーポストWEB 】を見ていたら、
『 地方から東京へ老後移住の選択
        70代女性「年を取ったら都会の方が住みやすい」』、
と題された見出しを見たりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建て住んでいる。

こうした中で、3年前に家内は大病に遭遇してきたので、
いつの日にか、家内に先立たれて、私は『おひとりさま』の生活を思案する時も、
あったりしている・・。



こうした深情のある私は、今回《70代女性・・地方から東京へ老後移住の選択・・
「年を取ったら、都会の方が住みやすい」》を見て、
世の中では東京より地方で安住を要望が多い中、逆ケースなので、
どうして・・と思いながら記事を読んでしまった・・。

この記事は、『女性セブン』の2022年5月12・19日号に掲載された記事で、
関連の【 マネーポストWEB 】の『住まい』に於いて、5月10日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


老後に地方から東京に移住するメリットは?(イメージ)
老後に地方から東京に移住するメリットは?(イメージ)


多くの人が不安を覚える老後の生活。

長年住んだ場所で、最期まで過ごしたいと思う人がいる一方で、
住み慣れた場所を離れて、老後を送る人もいる。

では、老後に地方から都心に移住した場合、どのような生活になるのだろうか。
リアルケースを見てみよう。

13年前までは、群馬県で夫と2人、
飲食店を経営していたという山口芳江さん(仮名、無職・73歳)。

店も繁盛しており、死ぬまで働けばやっていけると、
息子2人を私立大学に入れるなど、教育費に3000万円以上かけた。



ところが、息子たちが手を離れた頃、夫がくも膜下出血で急逝。
保険金が1000万円入ったものの、店の営業費と生活費の補てんで10年で底をついた。

「3年前、私も70歳になり、ひとりで店を続けるのが、体力的にきつくなりました。
息子たちに相談したところ、
“東京に出てきた方がいい”と呼び寄せてくれたんです」(山口さん・以下同)

地元は、車がないと生活できず、雪も降り路面も凍る。
先々のことを考えると、東京で生活した方が、迷惑はかからないだろうと、
店を閉め、住み慣れた街を離れたという。



「次男が、アパートを契約してくれました。
築30年の木造で、家賃は4万円。

これまで移動といえば、車ばかりでしたが、
東京では、電車やバスでの移動がメイン。
おかげで足腰が強くなりました。
医療機関も充実していますし、年を取ったら都会の方が住みやすいですね」

家賃は長男が、生活費は次男が、援助してくれているという。

「私は長男の扶養に入っています。

息子にも、小さな子供がいるので申し訳ないのですが、
“母さんは、おれたちを大学に行かせてくれた。
親孝行させてよ”と言ってくれて・・・」





いまの生活は、朝5時に起きて本を読み、9時におにぎりを2個持って外出。
1キロ先のスーパーマーケットまで歩いていくという。

「朝の方が、半額の肉や魚があるんですよ。
買い物を終えたら、200円でコーヒーを出してくれる喫茶店に行き、
近所にできた友達とおしゃべり。

その後は、ひとりで公園に行って、おにぎりを食べます。
13時に帰宅して昼寝。

15時に図書館に行き、17時まで過ごして帰ります。
お金は、ほとんどかからない穏やかな日々です」

息子たちに、これ以上迷惑をかけないよう健康に気を配る毎日だという。

【プロフィール】
無職・山口芳江さん(仮名・73歳)/東京都在住。
60歳のときに、夫(享年62)と死別。
長男45歳(既婚・子1人)、次男44歳(独身)。
収入は年金約6万円+子供からの仕送り約10万円。・・》


今回、ある70代女性が、地方から東京へ老後移住の選択されて、
そして都会で生活をされる中、《・・年を取ったら・・都会の方が住みやすい・・》、
私は学び、やがて感銘させられて、瞼(まぶた)が熱くなったりした・・。

この70代女性は、ふたりの御子息がいて、
《・・“母さんは、おれたちを大学に行かせてくれた。
親孝行させてよ”と言ってくれて・・
家賃は長男が、生活費は次男が、援助してくれている・・》

こうしたことに私は、世間の多くは、息子の立場から親に対して気持ちがあっても、
継続して援助は出来ないケースが多いので、
感動させられたりした。




何よりも、この女性の日常生活に、感銘させられて、瞼(まぶた)が熱くなったりした・・。
《・・
朝5時に起きて本を読み、9時におにぎりを2個持って外出。
1キロ先のスーパーマーケットまで歩いていくという。

「朝の方が、半額の肉や魚があるんですよ。
買い物を終えたら、200円でコーヒーを出してくれる喫茶店に行き、
近所にできた友達とおしゃべり。

その後は、ひとりで公園に行って、おにぎりを食べます。
13時に帰宅して昼寝。

15時に図書館に行き、17時まで過ごして帰ります。
お金は、ほとんどかからない穏やかな日々です
・・》



果たして私は・・いつの日にか、家内に先立たれて、『おひとりさま』の生活・・思い馳せ、
今回の女性の場合・・ご子息のふたりに感謝をしながら、前向きに過ごされる生活状況に、
私は圧倒的に感銘を受け、瞼(まぶた)が熱くなったりした・・。

昨今の世情の中、稀な心あたたまる良き記事にめぐり逢えた、
と心の中で、呟(つぶや)いたりした。

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