先程、ヤフージャパンより配信された数多くのニュースを見ている中、
『 どうして終活が必要なの? いつから始めればいいの?
~ のこされた人の負担を減らし、人生を充実させる! ~ 』、
と題された見出しを見たりした。
私はが体調を崩して内科を検診した後、
まもなく胃の後ろ側にある 長さ20センチ前後の左右に細長い臓器の膵臓(すいぞう)に
異変があることが推定された。
やがて私の住む地域の都立の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。
そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。
もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。
そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。
こうした体験のある私は、改めて『終活』に関して学びたく、
記事を読んでしまった・・。
この記事は、50代からも輝く女性に・・Webの【 ハルメク 】に於いて、
2021年9月6日に配信され、少し古い記事であるが、
人生の晩年期、誰しも最大の難関のひとつであると思われ、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。
《・・いざというときのために、終活はしておきたいと思っても、
なかなか最初の一歩を踏み出せない人が多いようです。
そもそも終活はどうして必要で、いつからどういうことをすればいいのでしょう。
まずは終活の基本を知るところから始めてみましょう。
☆終活とは?なぜ注目を集めている?
近頃、「終活」という言葉を見聞きすることが増えました。
自分の人生の終わり方を考え準備する活動である「終活」は、
一体なぜ注目されるようになったのでしょうか。
想像してみてください。
家族や周囲の人たちに自分の意思を何も伝えず、
しかも何の備えもしないままで、ある日突然あなたが倒れたらどうなるでしょうか。
周囲の人たちは、あなたの緊急入院や介護生活、終末期、そして死後と、
今後起こりうる場面で、その都度さまざまな決断を強いられるでしょう。
「本当に、この決断でいいのだろうか」と悩み、疲れ切ってしまうかもしれません。
あなたも、希望していない治療を施されたり、終末期を過ごすことになったりするかもしれません。
同居している家族がいる場合には、
日頃の会話の中などで、自分が入院したり介護が必要になったときどうしたいか、
また終末医療や死後のことについても、自分の希望を伝えているかもしれません。
しかし、家族はあなたの言葉を覚えていて、希望通りに実行してくれるでしょうか。
家族が遠く離れて住んでいるような場合には、
十分な意思疎通ができず、伝えたくても伝えられないこともあるかもしれません。
また家族がいないという場合もあるでしょう。
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厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によると、65歳以上の人がいる世帯の約3割が単独世帯。
つまり、一人暮らしをしています(図表1)。
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女性だけを見ると、年齢が高くなるに従って、単独世帯が増え、
80歳以上になると31・5%が一人で暮らしています(図表2)。
人生100年時代、「いつかは私も一人」は、切実な問題です。
こうしたマイナスの状況を回避して、あなたらしい人生を過ごし、
最期を迎えるために必要なのが、終活なのです。
☆最期まで幸せに過ごせる、終活の4つのメリット
ところで、終活をすることのメリットとは何でしょうか。
◎家族に迷惑をかけない
1つ目は、前述の通り、家族や周囲の人が、思い悩む負担を軽減できるということです。
家族や周囲の人は、たとえあなたが意思を伝えられなくなったとしても、
あなたの希望をできる限り叶えたいと考え、心を砕くでしょう。
そのときに、「こうしてほしい」という事前の意思表示があれば、
家族の負担を軽減できるのです。
また、あなたの死後、家族はのこされた物の処分や死後の手続きに取り組むことになります。
終活として、事前に大切なものや重要な書類の整理を行っておくことで
家族への負担を減らすこともできます。
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◎想いや理想を実現できる
2つ目は、あなた自身の「想いや理想を実現できる」ことです。
老後を迎えるにあたって、終末期をどこでどう過ごすか、
延命治療はどうするか、葬儀やお墓はどうしたいか、財産を誰にどう残したいかなど、
漠然とではあっても何かしらの想いや理想があるのではないでしょうか。
終活をすることで、それを実現できる可能性が高まります。
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◎見られたくないものを処分できる
3つ目は、遺族などに「見られたくないものの処分ができる」ことです。
若い頃の手紙や日記、写真など、見られたら恥ずかしいものは、
誰にでもあるでしょう。
メールやSNSへの投稿などにも、そういったものがあるかもしれません。
終活をすることで、それらを整理することができます。
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◎今をより良く自分らしく生きられる
4つ目は、「終活が余生の充実につながる」ことです。
家族や周囲の人に、自分の希望を伝えておくことで、
入院中や介護中でも安心して過ごせます。
また、事前に資産を洗い出し、
今後の生活費や入院、介護にかける費用についても決めておけば、
お金についての心配も減らせるでしょう。
このように、終活は、のこされた人の負担を減らすのと同時に、
自分らしい人生をイキイキと過ごし、最期を迎えられるというメリットがあるのです。
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◎終活は先送りせずできることから始める
では、終活はいつ、何から始めればいいのでしょうか。
相続・終活コンサルタントであり、行政書士の明石久美さんは
「先送りせず、できることから始める」ことをおすすめしています。
終活には、自分の死後に備えるだけではなく、
入院や介護生活にも備えつつ、人生をどう過ごしたいかを考えることも含まれます。
家族や周囲の人に、自分の希望をしっかり伝え、一緒に実現していくものなのです。
そのため、終活は元気なうちにやっておくことが大切です。
実際に始めてみると、手続きや決めなければいけないことも多く、
先送りするほどできないことが増え、自分や周囲にとって負担になる可能性があります。
また遺言書の作成など不安を解消する対策は、プロに相談できることもあり、
早く始めることでさまざまな情報を比較・検討できます。
これからの人生を安心して、楽しく、そして最期まで自分らしく過ごすためにも、
明日といわず今日から終活を始めましょう。
「そのうち」では遅すぎます。
終活は、まさに「思い立ったが吉日」なのです。
☆記事監修:明石久美(あかし・ひさみ)さん
明石シニアコンサルティング代表、明石行政書士事務所代表、
相続・終活コンサルタント、セミナー講師、行政書士、CFP。
身内が葬祭業で自身が相続を行っていることから、葬儀やお墓を含めた生前対策や死後の手続きに詳しい。
著書に『死ぬ前にやっておきたい手続きのすべて』(水王舎刊)など。・・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
今回、《・・どうして終活が必要なの? いつから始めればいいの?・・》、
過ぎし16年前の頃、
親戚の叔父さん3名も、終末期に3年から5年も入院され、
こうした中、ふたりの叔父さんは御自身の意思はなく、多大な手厚い延命治療を受けて、
やがて病院で亡くなってきた。
もとより延命治療は断り、 痛みだけを執(と)って下さる平穏死を選ぶょ、
と私は家内に幾たびも言ったりしてきた。
家内も胃ろうや人工呼吸器などの延命治療は、お断りですから・・ と私に言ったりしている。
このような話を私たち夫婦は、幾たびも話し合ってきた・・。
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結果としては、それぞれ延命治療は断念して、
「延命治療は望みません。痛み止めだけは処置をお願いします」
と明示するために、
私たち夫婦は、それぞれ『日本尊厳死協会』に入会したりしている。
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こうした中で、家内がこの世を去り、私が『おひとりさま』の生活になってしまった時、
やがてボケることが日常で見られる時、
最大の難題は、『任意後見制度』であったりした。
もとより《・・人の判断能力があるうちに、将来判断能力が低下した場合における
財産管理や介護サービス締結などに関する事務手続きについて
信頼できる人に依頼し、引き受けてもらうものです。・・》
この『任意後見制度』で、兄妹、或るいは公的の第三者に指名するか、
私たち夫婦は話し合ったりしてきた。
このように今回の終活に関しても、未決な事項もあり、
もしも認知症になってしまった場合でも、困苦しながらも、安心して生活できるように、
終活の多岐の項目も決めることが肝要だよねぇ・・と改めて深く感じている。