私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
私は訪れたりした・・。
週に一度、5カ月近く通院し、何とか右膝(ひざ)の痛みが解消されたりした。
痛めた右脚の膝(ひざ)にヒアルロン酸注射を受けた後、
自宅では湿布の経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤の『ロキソプロフェンNaテープ』を貼ることをしてきた。
このような苦い体験もあったが、今回は腰の痛み、、
もとより散策などの歩くことに影響があったら、困苦するので、
整形外科のクリニックに、通院してきた・・。
こうした苦い体験を重ねてきた私は、
今回の《・・「タウリン」の摂取量が多い人ほど・・膝の伸展筋力が増加・・》って、
どのようなことなのですか、と思いながら、記事を読んでしまったと。
無断であるが、記事を転載させて頂く。
《・・日刊ゲンダイDIGITAL ==>健康 公開日:

魚介類などに多く含まれるタウリン。
国立長寿医療研究センター老化疫学研究部の大塚礼部長らが、
中高年にとって耳寄りな研究結果を発表した。
研究は、国立長寿医療研究センター、北翔大学、大正製薬の研究グループによって行われた。
老化・老年病予防策を検討するコホート研究「NILS-LSA」の
2002~04年調査(ベースライン)および10~12年調査(フォローアップ)に
参加した40歳以上を対象に解析。
まず、ベースラインで3日間の食事調査を受けた人の食事から、
タウリンの摂取量を計算した。
「タウリンは、一部の陸上植物を除けば、ほとんどの食品に含まれていますが、
含有量としては魚介類が多く、調査でも8割以上を魚介類から取っていました。
ただ、タウリンを少ししか取っていない人が多く、
約9割の中高年者は、1日300ミリグラムよりも摂取量が少ないことが分かりました」
(研究グループのメンバーの一人、大正製薬・製剤第1研究室の堂本隆史氏=以下同)
参加者には、ベースライン、8年後のフォローアップと、ともに体力測定も実施した。
具体的には、膝の伸展筋力、長座位前屈(脚を伸ばして座り、両手の指先を何センチ前に伸ばせるか)、
目を閉じたままの片足立ち、最大歩行速度だ。
「1日当たりのタウリン摂取量が低い人(平均91ミリグラム)、
中程度の人(平均173ミリグラム)、
高い人(平均363ミリグラム)の3群に分け、体力測定の8年間の変化を調べたところ、
体力測定の項目のうち、膝の伸展筋力のみが、有意に変化していました。
タウリン摂取量が多いほど、膝伸展筋力が、増加していたのです。
65歳以上に限定すると、タウリン摂取量に関係なく、膝伸展筋力は減少していましたが、
タウリン摂取量が高い人ほど減少幅が小さく、筋力が維持される傾向が示されました」
膝伸展筋力は、脚の筋力の中で、立つ・座る・移動するなどの動作に、
最も関与するとされている筋力である。
最近、東京都健康長寿医療センターの大田崇央氏らは
「膝伸展筋力低下が、高齢女性のうつ発症リスクを招く」
といった内容の論文を発表。
また、別の論文では「高齢患者において一定の膝伸展筋力を下回ると、
歩行自立例の割合が減少する傾向がある」と報告されている。
■サンマなら半尾で食べ方は刺身がベスト
なお、前述のように、タウリン摂取量は、高値のグループでも平均363ミリグラム。
これは“頑張らないと取れない量”ではなく、
1日1食、魚介類をメイン食材に取り入れれば、十分に達せられる。
「今回のように8年間という中長期にわたり、
食事由来のタウリン摂取量の筋力への影響を調べた研究はありませんでした。
日常的に食事でタウリンを取ることで、
高齢でも、膝の伸展筋力を維持できる可能性が、初めて明らかになったのです」
タウリン摂取源で最多は、カキなどの貝類。
その次に、タコやイカなどの頭足類がきて、
さらに、その次に、サンマやアジなどの魚類がくる。
例えば、カキ約30グラム(約2個)、
タコ約50グラム(刺し身約5切れ)、
サンマ約80グラム(約半尾)のいずれかで、
タウリンがおおよそ300ミリグラム取れる。
「タウリンは、水分に溶けやすい。
お刺し身で食べるか、汁物や炊き込みご飯など、
調理時に出る水分ごと食べられる食事が、上手な摂取法です」
タウリンについては、囲みのような研究結果も発表されている。
楽しく人生を全うするために、タウリン豊富な魚介類を日常生活に取り入れてはいかが?
■さまざまな健康効果が実証されている
(略)・・「タウリンの摂取量が多い人は、血圧、血中コレステロール、肥満度などが低値。
食事からのタウリン摂取量は、虚血性心疾患による死亡率と負の相関関係」
(京大・家森幸男名誉教授らの世界25カ国2万人対象の国際的疫学調査研究)といった報告もある。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
高齢でも、膝の伸展筋力を維持できる可能性が、初めて明らかになり
タウリン摂取源で最多は、カキなどの貝類。
その次に、タコやイカなどの頭足類がきて、
さらに、その次に、サンマやアジなどの魚類がくる・・
と80歳の私は学び、微笑んだりした・・。
私は、きまぐれにカキ、タコ、イカなどを食べてきたが、
遅ればせながら、定例的に頂き、美味しく味わった上、
膝の伸展筋力を維持できる可能性がある、と学び、微笑んだりしている。