私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であるが、
ここ数か月前の頃から、テレビのニュースを視聴したりしていると、
クールシェア・・、などと報じられて、何のことなの、
と何かと世間に疎(うと)くなっている私は思ったりしてきた。
そしてネットで調べたりすると、
《夏の暑い日、家の電気の半分以上をエアコンが使っています。
そこでひとり一台のエアコンをやめ、涼しい場所をみんなで過ごそうというのがCOOL SHAREです。
図書館や美術館などの公共的施設のほか、お店や企業などの協力で、暑さを忘れて過ごせる場所を増やしましょう。
家のエアコンを止め、みんなで催しや活動に参加するのもCOOL SHAREです。》
と優しく解説され、私は読み終わった後、苦笑したりした。
このようなことは、昨夏の経済産業省のデータに於いて、
平日の午後でも電力使用に占める家庭の割合は3割前後あり、
在宅世帯の電力使用の58%はエアコンが占める状況から起因している、と私は思ったりしたのである。
そして具体的に、関西地方を主体に映画館やプールの入場料割引、喫茶店やレストランの特別価格サービス、
博物館の入場料金割引や苗木などのプレゼント・・施設や店ごとの特典メニューが並ぶ、
「家族でお出かけ節電キャンペーン」が施設や店ごとの特典メニューが実施している、
と記載されていた。
そして私は読みながら、我が家は世間の時流と大幅に変わっているのかしら、
と微苦笑したりした。
私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みの地域に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
6月の梅雨入りの前の頃から秋のお彼岸の頃まで、
簾〈すだれ〉を各部屋に掛けているのが、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。
洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸があるが、この季節はカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。
そして居間を中心に、和室、洋室、茶室、玄関、洗面所、トイレの窓際まで、
簾〈すだれ〉を付けている。
過ぎし7月4日の水曜日、日中は梅雨の間の快晴となり、
私の住む地域でも30度を超えて、今年初めての真夏日となった。
いつものように日常の買物の専任者の私は、
夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、長ズボンの容姿で、
熱いと感じたら、扇子(せんす)を扇(あお)ぎながら、歩いたりしていた。
そして独りで日常の買い物を終えた後、
帰宅後は洗面所で冷たい水で顔を洗ったりした。
家内は窓を開け放ち、掃除をしていた・・。
そして部屋の外れで、扇風機の羽根が元気よく廻っていたのであった。
『扇風機かょ・・』
と私は心の中で呟(つぶや)き、
やむなく私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
翌日の5日の木曜日も、昼下りは30度に近い暑さとなり、
『XXちゃんさぁ・・ボチボチ・・エアコンのお世話にならない?』
と私は家内に言ったりした。
『節電の世の中でしょう・・もう少し熱くなったら、エアコンを点(つ)けましょ』
と家内は平然と私に言うのであった。
その後、やむなく私は和室の6畳で簡易ベットに横たわり、
部屋の片隅みで扇風機の羽根の風を頼りに、本を読んだりした。
過ぎし11日の水曜日には、梅雨の間の快晴となり、
今年一番の暑さになり、昼下りは31度近くになったりしたが、
我が家は居間だけ扇風機の羽根が元気よく廻り、
私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
そして居間の天上に近いエアコンを恨めし気に見たりしていた。
家内はクーラーの冷風が苦手で、独りでいる時は、32度ぐらいの室温までは殆ど平常であるが、
私は暑さが何よりも苦手なので、室温が28度以上になると、エアコンの冷風をこよなく愛している。
このような風変わりなカップルなので、この熱い季節になると、
静かな冷たい戦争が、ときおり我が家で発生する。
夏の熱い時期になると、私たち夫婦は長年の冷たい戦争の結果、
我が家の室温の妥協設定温度は、28度となっている。
こうした根拠のひとつは、確か30数年前の頃に、
強力でこの世で怖い専業主婦を中核とする団体の『主婦連』は、
27度が身体にも経済的にも最適と掲げたことがあったので、
私はこの案を利用して、
『主婦連の方たちさえも・・27度なのよ・・』
と私は家内に言ったりした結果、室温設定が28度としているのが、10年前の頃からである。
その後は幾たびか30度前後の暑さとなったりしたが、
13日の金曜日、たまたま私たち夫婦は駅前に買い物に行ったりし、
湿度も高い31度ばかりの曇り時々晴れとなったりした。
帰宅後、私は扇風機の風に身を寄せたりし、
『こんなに蒸し暑いと・・思考能力は・・なくなるよねぇ・・』
と私は家内に言ったりしていた。
そして私たち夫婦は、やむなく今年初めてのエアコンを稼働させる為、
居間、寝室の二部屋のエアコンのカタログを見たりしながら、清掃の要点を確認したりした。
そして昨今のエアコンは、自動清掃の機能があったので、
居間のエアコンを稼働させた。
そして、冷風を受けた私は、夏の熱い時期はこの世で一番の贈り物だ、
と確信を深めたりした。
このように我が家は、遅ればせながら夏模様のいつもの『夏の陣』の体制となり、
暑さに苦手な私は、秋のお彼岸までお世話になります、
とエアコンに向いながら、心の中で呟(つぶや)いたりした。
我が家は一昨年の東日本大震災の前年の夏季までには、
私たち夫婦は共通趣味の国内旅行で、夏期旅行を重ねてきた・・。
しかし大惨事の悲惨な状況をテレビのニュースなど視聴し、
この世の中は一寸先も解らないと、改めて教えられ上、
何かと人出の多い夏の旅行は避けたりしてきた。
そして家の中を老後のことも配慮し、押し入れ、書庫、納戸、居間などを整理して、
やむなく処分を重ねたり、
今年も台所、浴室なども整理をし、備品なども一新したりしてきた。
、
そして幾たびかホームセンターなどに行き、買い改めてきて、
この夏季も国内旅行も予定なく過ごしている。
この時季は朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。
そして私は駅前までの片道徒歩20分のスーパーに行ったりした後は、
散策も近回りのコースを歩き廻ったりして、ときには扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、足早に歩いているのが実情であった。
そして帰宅後は、洗面所で顔を洗い、衣服、そして下着も脱いで、
お風呂場でシャワーを水に近い低温で浴びたりしてきた。
この間、家内は室内の掃除を終えて、
居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している。
そして私たち夫婦は、17畳ぐらいの居間で、日中の大半を過ごしている。
私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、
ときおり庭を眺めたりする時、ほのかな暗さを通して、
樹木、草花が涼しげに見えたりし、微笑んだりしてきた。
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
そして昼下がりのひととき、簡易ベットを敷いて、
私は横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。
このように高齢者3年生の私は、もとより熱中症で救急車のお世話になることは避けたく、
冷茶、アイスコーヒーを飲んだりして、熱い季節を過ごしたりしている。
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クールシェア・・、などと報じられて、何のことなの、
と何かと世間に疎(うと)くなっている私は思ったりしてきた。
そしてネットで調べたりすると、
《夏の暑い日、家の電気の半分以上をエアコンが使っています。
そこでひとり一台のエアコンをやめ、涼しい場所をみんなで過ごそうというのがCOOL SHAREです。
図書館や美術館などの公共的施設のほか、お店や企業などの協力で、暑さを忘れて過ごせる場所を増やしましょう。
家のエアコンを止め、みんなで催しや活動に参加するのもCOOL SHAREです。》
と優しく解説され、私は読み終わった後、苦笑したりした。
このようなことは、昨夏の経済産業省のデータに於いて、
平日の午後でも電力使用に占める家庭の割合は3割前後あり、
在宅世帯の電力使用の58%はエアコンが占める状況から起因している、と私は思ったりしたのである。
そして具体的に、関西地方を主体に映画館やプールの入場料割引、喫茶店やレストランの特別価格サービス、
博物館の入場料金割引や苗木などのプレゼント・・施設や店ごとの特典メニューが並ぶ、
「家族でお出かけ節電キャンペーン」が施設や店ごとの特典メニューが実施している、
と記載されていた。
そして私は読みながら、我が家は世間の時流と大幅に変わっているのかしら、
と微苦笑したりした。
私は東京郊外の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅みの地域に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
6月の梅雨入りの前の頃から秋のお彼岸の頃まで、
簾〈すだれ〉を各部屋に掛けているのが、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。
洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸があるが、この季節はカーテンを外して簾〈すだれ〉とし、
和室も同様に、雨戸、網戸、障子となっているが、簾〈すだれ〉を掛けたりしている。
そして居間を中心に、和室、洋室、茶室、玄関、洗面所、トイレの窓際まで、
簾〈すだれ〉を付けている。
過ぎし7月4日の水曜日、日中は梅雨の間の快晴となり、
私の住む地域でも30度を超えて、今年初めての真夏日となった。
いつものように日常の買物の専任者の私は、
夏の帽子を深くかぶり、半袖のスポーツシャツ、長ズボンの容姿で、
熱いと感じたら、扇子(せんす)を扇(あお)ぎながら、歩いたりしていた。
そして独りで日常の買い物を終えた後、
帰宅後は洗面所で冷たい水で顔を洗ったりした。
家内は窓を開け放ち、掃除をしていた・・。
そして部屋の外れで、扇風機の羽根が元気よく廻っていたのであった。
『扇風機かょ・・』
と私は心の中で呟(つぶや)き、
やむなく私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
翌日の5日の木曜日も、昼下りは30度に近い暑さとなり、
『XXちゃんさぁ・・ボチボチ・・エアコンのお世話にならない?』
と私は家内に言ったりした。
『節電の世の中でしょう・・もう少し熱くなったら、エアコンを点(つ)けましょ』
と家内は平然と私に言うのであった。
その後、やむなく私は和室の6畳で簡易ベットに横たわり、
部屋の片隅みで扇風機の羽根の風を頼りに、本を読んだりした。
過ぎし11日の水曜日には、梅雨の間の快晴となり、
今年一番の暑さになり、昼下りは31度近くになったりしたが、
我が家は居間だけ扇風機の羽根が元気よく廻り、
私は団扇(うちわ)を取り出して、扇(あお)いだりした。
そして居間の天上に近いエアコンを恨めし気に見たりしていた。
家内はクーラーの冷風が苦手で、独りでいる時は、32度ぐらいの室温までは殆ど平常であるが、
私は暑さが何よりも苦手なので、室温が28度以上になると、エアコンの冷風をこよなく愛している。
このような風変わりなカップルなので、この熱い季節になると、
静かな冷たい戦争が、ときおり我が家で発生する。
夏の熱い時期になると、私たち夫婦は長年の冷たい戦争の結果、
我が家の室温の妥協設定温度は、28度となっている。
こうした根拠のひとつは、確か30数年前の頃に、
強力でこの世で怖い専業主婦を中核とする団体の『主婦連』は、
27度が身体にも経済的にも最適と掲げたことがあったので、
私はこの案を利用して、
『主婦連の方たちさえも・・27度なのよ・・』
と私は家内に言ったりした結果、室温設定が28度としているのが、10年前の頃からである。
その後は幾たびか30度前後の暑さとなったりしたが、
13日の金曜日、たまたま私たち夫婦は駅前に買い物に行ったりし、
湿度も高い31度ばかりの曇り時々晴れとなったりした。
帰宅後、私は扇風機の風に身を寄せたりし、
『こんなに蒸し暑いと・・思考能力は・・なくなるよねぇ・・』
と私は家内に言ったりしていた。
そして私たち夫婦は、やむなく今年初めてのエアコンを稼働させる為、
居間、寝室の二部屋のエアコンのカタログを見たりしながら、清掃の要点を確認したりした。
そして昨今のエアコンは、自動清掃の機能があったので、
居間のエアコンを稼働させた。
そして、冷風を受けた私は、夏の熱い時期はこの世で一番の贈り物だ、
と確信を深めたりした。
このように我が家は、遅ればせながら夏模様のいつもの『夏の陣』の体制となり、
暑さに苦手な私は、秋のお彼岸までお世話になります、
とエアコンに向いながら、心の中で呟(つぶや)いたりした。
我が家は一昨年の東日本大震災の前年の夏季までには、
私たち夫婦は共通趣味の国内旅行で、夏期旅行を重ねてきた・・。
しかし大惨事の悲惨な状況をテレビのニュースなど視聴し、
この世の中は一寸先も解らないと、改めて教えられ上、
何かと人出の多い夏の旅行は避けたりしてきた。
そして家の中を老後のことも配慮し、押し入れ、書庫、納戸、居間などを整理して、
やむなく処分を重ねたり、
今年も台所、浴室なども整理をし、備品なども一新したりしてきた。
、
そして幾たびかホームセンターなどに行き、買い改めてきて、
この夏季も国内旅行も予定なく過ごしている。
この時季は朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。
そして私は駅前までの片道徒歩20分のスーパーに行ったりした後は、
散策も近回りのコースを歩き廻ったりして、ときには扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、足早に歩いているのが実情であった。
そして帰宅後は、洗面所で顔を洗い、衣服、そして下着も脱いで、
お風呂場でシャワーを水に近い低温で浴びたりしてきた。
この間、家内は室内の掃除を終えて、
居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している。
そして私たち夫婦は、17畳ぐらいの居間で、日中の大半を過ごしている。
私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、本を読んだりし、
ときおり庭を眺めたりする時、ほのかな暗さを通して、
樹木、草花が涼しげに見えたりし、微笑んだりしてきた。
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
そして昼下がりのひととき、簡易ベットを敷いて、
私は横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。
このように高齢者3年生の私は、もとより熱中症で救急車のお世話になることは避けたく、
冷茶、アイスコーヒーを飲んだりして、熱い季節を過ごしたりしている。
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今朝はゴミだしにちょっと外へ出ただけで直射日光を浴び、これはやっていられないと早々と部屋に戻りました。(笑)
>『節電の世の中でしょう・・もう少し熱くなったら、エアコンを点(つ)けましょ』と家内は平然と私に言うのであった。
私もお願いがすんなりと通ったことがありません!(笑)
>居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している。
私の家も28度設定です。風呂上りは24度くらいに下げたいのですが、家内に「こんなに冷たくして、私を殺すつもり!」と言われてしまうので、やむなく扇風機と併用します。(笑)
家内はエアコンの冷気を嫌い、私は扇風機の風を嫌います。(笑)
世の中、うまくいきませんね!
私の地元の中部電力は、声高々に節電を呼びかけていません。この暑さでも90%の稼働率ということは、電力に余裕があるようです。
そんなことなら無理して節電を行い熱中症にかかるより、エアコンをガンガンかけたいと思っていますが、家内が許してくれそうもありません!(笑)
我が家は、原則としてエアコンの冷房を省エネの28度に設定していますが、
私が日中の熱い中、買い物から帰宅した後、そして入浴後の少しの間、
低温にしています。
高齢者3年生を大切にしましょう、
と私は今年の4月頃から、幾たびか家内に言ったりしています。
この結果として、やむなく家内は、黙認しているのが実態となりました。
こうした時、家内は薄手のスリーシーズンのジャンパーを羽織っています(笑)
いずれにしても、夏の時期は、大半の男性は冷気が恋しがり、
女性はエアコンの冷気を険悪する傾向があります。
我が家の家内は夏の熱さに強いですが、冬の寒さには弱く、
私は何よりも暑さに苦手、冬の寒さには幼年期に農家の児として育ったので、余り感じないタイプです。
このような夫婦ですので、お互いの譲り合いが大変なのが実態です(笑)