夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

心のふるさとのひとつ『神代植物公園』を散策し、心も身体も安らぎ・・。

2023-04-14 07:45:17 | 喜寿の頃からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
過ぎし日に、厚生労働省の公表によると、2016(平成28)年時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年と報じられている。

もとより「健康寿命」は、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる期間であり、何んとか男性の健康寿命の延長戦の最中かしら、
と思ったりする時もある。


しかしながら私の友人、知人の7人は、すでにあの世に旅立っているし、
或いは私より8歳ご年配の知人は、心身溌剌とされている御方もいて、
あくまで健康寿命も男性の平均であるよなぁ・・と思ったりしている。

こうした中で、そして好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。


私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に、
農家の三男坊として生を受けたりした。

やがて都心の高校に通学して以来、都心の底知れぬ魅力に圧倒的に魅了され、
通勤を含めて45年ばかり彷徨(さまよ)ったが、
定年後に年金生活を始めて、私の住む3キロ範囲を歩き廻るのが、何よりも心身安らぎを得ている。
            

そしてここ10数年、デパートに買物、懇親会、冠婚葬祭などで都心に出れば、
人出の多さに疲れ果て、やがて我が家の最寄駅のひとつ『成城学園前』駅に降り立つと、
何故かしら安堵している。

こうした中は、自宅から3キロ範囲にある遊歩道、小公園、住宅街を歩いたりし、
ときには45分ばかり歩くと深大寺があり、隣接した処に都立・神代植物公園があり、
年金生活の中、幾たびも尋ねたりしてきた。


 

私が自転車で通学した神代中学校があり、
この当時、近くに開園する前の都立・神代植物公園になる雑木林の地域があり、
私は自転車で、下校後に学友と周辺を自転車で廻ったりしてきた・・。

やがて私は、1960年(昭和35年)の春に卒業して、
そして1961年(昭和36年)秋に、開園になったりしてきた。


この後、季節の変わるたびに訪れてきた・・。

やがて2004年(平成16年)の秋、ある民間会社を定年退職後、
多々の理由で年金生活を始めると、
月に2回ぐらい訪れて、季節の移ろいを享受されたりした・・。
 
こうした根底には、小学生の頃までの生家の情景を思い馳せて、
心のふるさとの情景・・思い重ねたりしてきた・・。



こうした思いもあり、昨日の午前中のひととき、市内にある都立の『神代植物公園』に向かった。


いつものように最寄り駅のひとつの京王線の『つつじが丘』の駅前より、
路線バスで調布市の『総合体育館前』で下車した後、

体育館前の広場を通り過ぎて、隣接の都立の『植物多様性センター』を散策し、
やがて都立の『神代植物公園』を数時間ぐらい遊学し、
この後は帰路の時に時折、『深大寺』に立ち寄り、参拝したりしている。



こうした中、今回は櫻花の時節は終わりを告げて、

数多く観られる落葉樹は、芽吹き、そして若葉の色合いは、
萌黄色から黄緑色にうつろい、昨今は新緑色に染められている。

或いは『シャクナゲ』、『ボタン』、『フジ』の花・・
多彩に咲き、陽春の時節となっている。



こうした中で、『ツツジ』の咲き始めて、公園内を彩っている。









このような百花繚乱のような中を歩き、心も身もゆだねて散策し、
やがて帰路に向かったりした・・。


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