京都市役所前駅、麩屋町通りの割烹・京料理「麩屋町三条」
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昨晩は麩屋町通りの「French Cuisine Tiare」にお邪魔しましたが、御池通りを挟み
反対方向になります。「俵屋旅館」や「柊家旅館」を越えて三条通り手前。
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2009年秋に「馳走いなせや」さんにお邪魔しましたが、同店は柳馬場通り。
このすぐ近くです。「馳走」とつくと言うことは、両店は何か関係があるのかしら?
と思ってのちにお店の方に訪ねたところ全く関係はないそうです。
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白地の暖簾をくぐりまず右手には待合所?でしょうか。お香が焚かれていました。
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そのまま直進。するとやはり気配がするのかしら、笑顔の可愛らしいスタッフの
女性が古民家の引き戸を開けてでてきてくださいました。
お忍びで、という言葉が似合うような、ここが玄関。
ちょっと低いので背の高い方は頭をぶつけないように頭上注意です。
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中に入ると和モダン。古い町屋が改装され落ち着きのあるしっとりとした
空間が広がっていました。
予約の旨を伝えると、本日は奥のテーブル席をご用意させていただいています。
とのこと。 席からは手入れのなされた坪庭を眺めることができます。
京都での今回最後のランチ。
毎度のことになりますが、町屋造りのお店でのお食事を意識して予約しました。
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お昼の献立は2種類。
◆皐月の御弁当コース@3150
◆おまかせコース@5250
皐月(5月)の御弁当コースでお願いしました。×3
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甘ぎつねのにゅうめんに九条ネギ
厚めのお揚げにほんのり甘い味付け。にゅうめんも太めなのですがお出汁が
きいていて美味しい。
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ヨコワのお造り
ヨコワとは本マグロの幼魚。
見た目は3切れと寂しいですが、水っぽくもなくきちんとしてます。
大根のツマはいりませんが、薬味が添えられていてもいいかな。
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お造りがあると日本酒が飲みたくなってしまう。リーズナブルなものでも900円から。
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お猪口を選ぶことができます。私はすぐ決まりました。
お母様からどうぞ!と言いながら、コレはダメよビームを発し、連れも押しのけ
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ゲットしました
あとから聞いたところ皆さん、このお猪口が良かったんですって。
お先に失礼~(´0ノ`*)オーホッホッホ!!
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うんうん、京都って感じ。素敵![Yahho01 Yahho01](http://yumeirotansaku.up.seesaa.net/yahho01-0395a.gif)
日本酒は片口で供されます。 京冷酒 徳次郎(城陽・純米)@900
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口取りは籠に入って運ばれてきました。演出効果大。
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色の濃い桜が映えますなあ。 はんなりします^^
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オープン! 色味も美しいし、少量ずつ楽しめるところは女性好みね。
一寸豆、キャベツと新ゴボウの白和え、炭火で焼いた万願寺唐辛子にかつおぶし、
ホタテのベーコン揚げ、サーモンの幽庵焼き、カボチャコロッケ、
ホタルイカの生姜醤油和え。
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粟麩に柚子味噌、赤こんにゃく、イカの南蛮漬け。
写真左の赤いおかか梅干のようなのが赤こんにゃくです。
このビジュアル、関東の私はてっきりおかか梅干かと思いましたよー。
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京冷酒 まつもと(城陽・純米)@900
お猪口も変えてくださいます。
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小鮎の唐揚げ ふきのとうのあんかけ
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カリッと揚がった小鮎に塩加減の良いふきのとうのあんかけ。
白髪ネギをあしらった温かいお椀です。
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(ノブロー) また美味そうだで。オラにも京料理食レポさせてほしいだ。
(みに) しー!ダメよ。ノブローさんがおしゃべりして食レポしてたらお母様が
卒倒しちゃうわ。
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(ノブロー) オラ、つまんねぇだ・・・。つまんねぇ。
(みに) 東京帰ったらまた出番があるわよ。ごめんね。
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鯛とクレソンの釜飯
炊き上げは厨房で行われ出来上がった時点でテーブルに運んできてくれました。
小さい釜でして3人だと2つの釜で準備されます。
接客担当のお姉さんが、こちらのほうで仕上げてまいりますか?と聞いて下さるので
釜飯は1つだけ自分で混ぜ合わせたいと希望。さっくりふっくらかき回さないとね。
以前、中目黒の居酒屋「魚家 裏おらい」で教えられたわ。
大丈夫!まかせなさいって 心配そうな連れたちを横目で見ながら、やはりちょっと
だけムキになってかき回してしまった自分がおりました。・・・習性だ。
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出し巻き玉子と香ノ物
ふっくら舌触りの良い出し巻き玉子、この場面で出していただけるのは有難い。
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赤だしは湯葉となめこ。
クレソンを炊き込みご飯に使うとは新発見。
こちらの釜飯はご飯は出汁で炊いて、鯛の切り身は表面を軽く焼き
あとのせしているのではないかしら。ところどころ身に焼いた香ばしさがあります。
美味しいので先でも後でも良いのですけどね。
1つの釜でお茶碗に軽く3杯~3杯半ほどいただけました。
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水物
黒糖シャーベット。
ちょこちょこのお料理と侮ってはいけません。
ここまでくるとボリュームもたっぷりで満足感がありました。
3150円でこれ以上希望は言えませんが、水物とともに和のテイストの効いた
デミカップに抹茶を一口出していただけたらもっともっと素敵なのにな。
とまたもいつもの独り言。
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接客のお姉さんは、癒し系。
笑顔を絶やさず、会話にもテンポがあって、お客様をリラックスさせてくださいます。
この日は幸いと言って良いのか、他にお客様がいらっしゃらなかったので、
すっかり彼女を独占してしまいました。
彼女でこのお店の価値はあがっているわね。と連れのお母様の印象。
私も同感。まだお若い女性ですが、ホスピタリティのある接客に好感度。
居心地が良すぎて、時計を見るともうランチは終了の時間。
せかされることもありませんでしたが
お会計は、3人で、上記お料理とお酒(他には瓶ビール@800)で
合計12050円なり~。
私たちの担当についてくれたお姉さんの他に板さん、男性のスタッフの方も
店の外まで出てきてくださり、丁寧なお見送りをうけました。
旅先ですが、町屋ランチ満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
京都最後のランチ、お母様は町屋でのお食事をとても喜んでいました。
この時間は旅の良い思い出になることでしょう。ありがとうございました。
麩屋町三条(ふやちょうさんじょう)
〒604-0934 京都府京都市中京区麩屋町三条上ル東側下白山町310
TEL 075-241-1100
営業時間/ 11:30~14:00 17:00~22:30
定休日 日曜日
http://www.kaland.co.jp/