「都をどり」を鑑賞したあとは八坂神社の境内から続く丸山公園に移動しました。
花見客でいっぱいです。
それもそのはず、屋台にも覆いかかるように見事な桜が満開ですから。
今年も見ることが出来ました。丸山公園の祇園枝垂桜。
ちなみに去年訪問の際は・・・。
枝ぶりが舞を舞っているかのようです。
この桜はライトアップされるとより一層妖艶なことでしょう。
2010年春、京都の桜の見納めは祇園枝垂桜です。
八坂神社の西楼門(にしろうもん)から外へ出ました。
「都をどり」を鑑賞したあとは八坂神社の境内から続く丸山公園に移動しました。
花見客でいっぱいです。
それもそのはず、屋台にも覆いかかるように見事な桜が満開ですから。
今年も見ることが出来ました。丸山公園の祇園枝垂桜。
ちなみに去年訪問の際は・・・。
枝ぶりが舞を舞っているかのようです。
この桜はライトアップされるとより一層妖艶なことでしょう。
2010年春、京都の桜の見納めは祇園枝垂桜です。
八坂神社の西楼門(にしろうもん)から外へ出ました。
最終日のイベントは、祇園甲部歌舞会の「都をどり」を観賞することです。
京都旅行の計画を進めると同時に「都をどり」にも注目して、予め東京から
予約を申し込みをしていました。
今回は、茶券付鑑賞券で予約。観覧前にお茶席で、芸妓さんによるお點前を頂けるので、
開演の40分前までに入らなくてはなりません。
それでは、中にまいりましょう(*^-^)
少し時間に余裕がありましたので、美しい日本庭園に出てみました。
桜が満開です。枝垂れ桜の下には鳩がおりました。
御茶席です。私の勘違いでして、全員が舞妓さんにお茶を運んでいただけると
思っていましたが、それは前のほうの数人のみの様。
後ろの私達には、和服のスタッフの方が運んできてくださいました。
あれ~~(~д~*) そうなのぉぉお。
なんだか、軽くショックでお饅頭を一気食いしてしまいました。
しかし、お土産として、この特製団子皿(裏面には「都をどり」の文字が
書かれています)を懐紙で包み持ち帰れます。
開演中の写真撮影は禁止なので、ここまで。
日本庭園の桜がとても見事でした(*^-^)
最終日のランチは、Ristorante「美郷」(みさと)
前回同様ですが、町屋造りのお店でのお食事を意識して予約しました。
ランチにはリーズナブルなコース料理も用意されているのです。
今回は、MENU B@2500のコースを注文します。
予約は開店と同時の11時30分。
まずは、ドリンクメニューから・・・。
グラススパークリングワイン(シャルドネ)@1300×2
コース料理の前菜の前にシェフからの一皿。
菜の花で包まれたカマンベールチーズ。
Pane パン
パンは2種。運ばれてきたとき湯気がたっていました
もっちりとした歯応えがあり香ばしいのです。うまっ
Antipasto 前菜
・イタリアのオムレツ
チーズが濃厚、野菜もしっかり入っていてシャキシャキという歯ざわりがあります。
・桜の花びらの塩漬けを入れたブリュレ
滑らかです。味覚のスイッチを切り替えるのにちょうど良い。
・イタリアの生サラミとグリッシーニ
生サラミはしっとりとしてぴりっとした辛味。グリッシーニは堅焼き。
・安納芋(あんのういも)ときびなごのフリット
甘みの強い安納芋。フリットはからっと揚がっており、ここに粒マスタード、
ハーブ、バルサミコをベースとしたソースがけ。
ゴルゴンゾーラ、タレッチオ、クリームチーズ、パルミジャーノに蜂蜜。
当店の定番とご説明を受けたこのチーズのムースはとても軽やかで滑らか。
見た目も華やかで美しい前菜。食べ終えるのがもったいないくらいです。
Chardonnay シャルドネ @4100
北イタリア。ミネラル感たっぷりの辛口。このお値段にしてはかなりgood!
Pasta del giorno 本日のパスタより一品
・タリアテッレ 鴨の赤ワイン煮込み
美郷オリジナル手打ち特選パスタ料理が割増料金+500円で注文できました。
煮込まれた鴨肉もゴロゴロ入っており適度に弾力を残す部分もあってマイルドで
繊細な味付けのソースに絡みます。
これは私の好みですが、タリアテッレにもう少し強いコシ(もっちり感)が欲しいかな。
・海老とウルイのマリナーラ
トマトの甘みと酸味が効いて春らしく軽い。家庭的なようで、素材の持ち味を
アルデンテのパスタに品良く絡み、プロにしか作り出せないであろう逸品。
これにはまいりました
こういうこってりソースでないものを美味く仕上げるのって難しいよね~。
と連れとお皿をかえながらいただいていると、お店の方がすかさず取り皿を
出してくれました。
美味しいものをいただくとワインも進みます。
お値頃な赤ワインはないかと、お店の方にご相談すると・・・
やりましたっ!
こうしてワインを並べていただけるのは「 MAXIVIN」(マクシヴァン)以来です。
持ってきていただけたワインは5000円台を中心とするもののようでしたが
一つ一つ丁寧に説明してくださいます。
Murgo ムルゴー @5500
私達が最終的に選んだのはシチリアのワイン。Murugoです。
エトナ火山の麓。ずっしりと味わい深い赤です。
エチケットをお持ちになりますか?と聞かれました。
記念にしたいと答えると、お店の方がワインラベルレコーダーで保存シートを
作成してきてくださいました。
お店に入ったときから、好感度の高い接客だと感じていましたが、
すごいサービスです。感激だわ~。
ホール接客に出ていらしたのは男性と女性各1名。
おそらくですが、お二人ともソムリエ?
(ソムリエナイフをギャルソンエプロンにはさんでらっしゃいました。)
Secondo piatto 鮮魚料理又は肉料理
連れと違えて注文すると、お店の方から「取り分けてお出ししましょうか?」
との嬉しいご提案。きめ細やかな心遣いです。
・真鯛と生ハムの重ね焼き サルティンポッカ風
下にはズッキーニ、パプリカのトマト煮を敷き、生ハムと真鯛の間にはセージ。
生ハムの塩気が効いて、鯛の淡白さを補うように焼かれていました。
すごい繊細さ、これも美味いっ
・薩摩豚のロース肉のピッツァ職人風
一度ソテーした豚肉にケッパーとオニオンを合わせたトマトソースにチーズ。
オーブンで焼いたものと思われますが、先ほどの鯛と比べると、
やや物足りなさがあります。
個人的な思いですが、ソースは美味しいのでマッシュポテトなりを添えたら
いいのになぁ~~。
パンはお替り無料。 しかし少々時間がかかります。
お店の方のお話によると、7割ほど焼いた状態 で冷凍したパンをお店の
オーブンで焼くそうなのです。
このパンは大阪からとのこと。シェフの知人の方が、もともと趣味で焼いていた
そうなのですが、その趣味がこうじて、いまや人気のパン屋さんになったとか。
Dolce ドルチェ
・パンナコッタ・・・ミネラルたっぷりの沖縄の本和香糖を使用。
・バニラとジャンドゥーヤのジェラート
・カントゥッチのプディーノ・・・ビスコッティのような堅い焼き菓子(カントゥッチ)のプディング。
・ハーブルトン・・・おそらくリンツァートルテのようなもので玉子とプルーンを
使っていました。
少しずついろいろな美味しいドルチェが楽しめ、充実感がありました。
特に気にいったのは、柔らかい甘さの中に食感が残っている
カントゥッチのプディーノ(*^-^)
Caffe お食後のお飲み物
ホットコーヒーと美郷オリジナルハーブティ「サナーテ」(+100円)で。
美郷オリジナルハーブティ「サナーテ」はカモミールをベースに、レモングラス、ガーベラなどを
加えた優しい香りのハーブティ。
化粧室を利用する際、中庭を拝見できます。
お会計は2人で、上記お料理とお酒で合計17500円なり~。
車が一台通るのがやっとの小道にひっそりとたたずむ隠れ家のような店構え。
お洒落で雰囲気のいいお店で美味しい料理がいただけるとはかぎりませんが、
ここはまちがいありません。
完成度の高い料理と上質なサービスを肩肘はらずに堪能させてくれる
素敵なリストランテ。京都の懐の深さを感じました。
旅先ですが、Ristorante満足度数は、★★★★ 積極的に大好きです。
Ristorante 美郷
〒600-8079 京都府京都市下京区堺町通松原下ル鍛冶屋町246-2
TEL 075-351-0098
営業時間/ 11:30~14:00(LO) 17:30~22:00(LO)
定休日 木曜日
SIZUYA(志津屋)さん!再びです。
今回の旅は2泊3日なので、これで食べ収めになってしまいます。
今朝のテイクアウトは~~。 ふんわりオムレツサンド@430
ほわほわほわほわ!!ふわふわふわふわ!!
それでは、LOVEマシーンの曲にあわせていただきましょう。
理想のオムレツだわ。憧れよオムレツサンド~。
DYNAMAITEオムレツはDYNAMAITE !!・・・・・
ビーフかつサンド1/2 @230
キャベツなどは入っていません。いたってシンプル!
カツの衣とパンにしみたソースの具合がよいのだ。
あらびきジューシーメンチカツバーガー。
こちらもコロッケバーガー同様、まあまあのお味。
楽しい朝食を終えた後は、旅のクーポンについていたワンドリンクサービス。
ホテルラウンジで紅茶をいただきました。
あれっ!ヨンが増えているっ?!
実は昨晩の宴で交換ホームスティの話が浮上。
写真中央の四代目ちゃんと右のFちゃんが東京に、マゴーズが兵庫で1週間
滞在することになりました。 ぬいさんの社会勉強、どうなりますことやら・・・
このお話はまた別の機会になります。
今回も最後は、一同で本日の観光を振り返りながら宴会です。
京料理 「温石 左近太郎」、この日のために、僭越ながら私が東京から予約を
いれておさえておきました。
場所は「割烹 露瑚」と同じく木屋町通から細い路地を入ったところになります。
選んだポイントとしては、
座敷、個室があることとリーズナブルなコース料理。
たまたま、ぐるなびの「温石 左近太郎 本店」を拝見したら、この時期の限定の
バリュープランが目に付きました。上記の要件を充たしていたのです。
しかも、一般で電話をしたところ19時台は予約でいっぱいだったのですが、
バリュープランには空きがありました。 ぐるなびバリュープランである程度の
お部屋を確保しているのかしら?詳しくは不明ですがここぞっ!と思ったお店は
諦めず手を尽くすのも大切ですね。
用意されていた個室です。大きくはありませんが、ぬいぐるみ一同もこれで
安心して宴会に参加できます。
バリュープラン(時間19時30分~21時30分)には温コースと
飲み放題がついて、 お一人様5000円です。
そして、この飲み放題はグラス交換制ではありません
時間が定められているので、先に着いた私たちは中瓶から(アサヒプレミアム熟選)。
次はワイン白デカンタと冷酒を注文。
一同が集まりましたので、宴会のお料理がはじまります。
先付。 前菜の三種盛り。
左からひじきのしんじょう、ちりめん山椒、キャベツの和風ピクルス。
向付。 桜鯛のカルパッチョ 桜のフレンチドレッシング。
水菜を下に敷いています。
桜鯛のもちもち感と程よい甘みのドレッシングがマッチしていました。
揚物。 蓮根と海老のあられ揚げ 梅塩添え。
食感豊かなあられ揚げ。お酒のおつまみにも良しです。
ぐるなびクーポンからゲット。前日に電話をいれておきました。
「コースご注文の方に竹の子の冷製もんプレゼント!(当日不可)」
いただけるものはいただきましょうよ。 竹の子を使った和風サラダです。
冷製。 カリフラワーと豆乳の冷たいクリームスープ。
上にはラズベリーのソース。口当たり滑らかな優しい味わい。
焼物。 眼張の西京焼き。
下にはおからと九条ネギとチーズのコロッケ。しそ風味のペッパーソース。
ちょっと趣向を凝らせすぎた感じも否めないのですが、いろんなものを少しずつ
楽しめるという意味ではありがたいです。
おやっ?宴会に参加中のララ・メイとコドモちゃんがランドセルを!!
入学準備?いえいえ、これは天龍寺で購入したお守りなのです。
焚物。 帆立の桜蒸し 和風餡かけ。
小芋、絹さや、ごぼうも入り、桜の葉の使い方もお上手で、春の香りを誘う
焚物でした。
主菜。 国産豚と春大根の角煮。
マスタードソースが使われていたかしら? ちょっと見た目が寂しい。
もう少し主菜のボリューム感もほしいかな。
御飯。 竹の子と若布の炊き込みご飯。
見た目は不美人?ですが、しっかり味がついて確実に美味しい炊き込みご飯。
甘味。 本日のデザート。
苺のミルクプリンと抹茶のアイスクリーム、ホワイトガトーショコラ。
今日の宴会に参加したぬいさん達です(*^-^)
皆、お疲れ様。 くつろいでるかな~。
うふふっ( ´艸`) 白熊さんのところのご先代ちゃんです。
あまりに可愛らしいので使わせていただきました。
飲みすぎはいかんぞーーっ!って言ってるのかしら?
お料理は和と洋がコラボした創作料理という印象。
このお値段にして総合的にはボリュームがあります。
竹の子の冷製もんは取り分けになりますが、それ以外は、各人ごとに
お皿に盛り付け、出してくださるのもポイントが高い。
二次会を考えていたのですが、これでお腹は充たされました。
同店が近くにあれば、まず、友人との定例会に使うと思います。
旅先ですが、京料理満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。
温石 左近太郎 本店
〒604-0923 京都府京都市中京区木屋町御池上ル上樵木町494-1
TEL 075-257-2020
営業時間/ 11:30~15:00(L.O.13:00) (完全予約制) 17:00~23:00(L.O.22:15)
定休日 不定休
野宮神社をあとに、秋と同様のコースで清涼寺へ戻ります。
菜の花の黄色が美しい。
二尊院総門。
秋に訪れた二尊院。拝観時間が過ぎていたので門は閉まっていました。
これは、通りのお土産物屋さんで販売されていた「お赤飯弁当」
上のおかずとフルーツは飴細工。下のお赤飯はピンクの金平糖をお赤飯に
見立て飴細工の小豆を散らしています。
かなりリアル!そして可愛い。思わず手に取りたくなるお菓子です(゜▽゜*)
さて、清涼寺に到着いたしました。
2日目のお花見はこれにて終了。
宿に車を置いて夜の感想会に準備いたします( ´艸`)
天龍寺北門から出ました。清涼感のある竹林の道を通り移動中です。
この竹林の道の途中には野宮神社があります。
野宮神社は源氏物語の「賢木(さかき)の巻」にも描かれ、縁結びや子宝安産の
神様としても有名。 祭神は野宮大神(天照皇大神)。
野宮大黒天・・・良縁結婚。
そばの神石「お亀石」をなでながらお祈りすれば一年以内に願い事が成就する
とされ、たくさんの絵馬が奉納されていました。
私も奉納したかったのですが、ちょっと照れくさいのでやめました。
中央(本殿)に野宮大神(天照皇大神)。
左に白峰弁財天・・・芸能上達、右に愛宕大神・・・鎮火勝運が祀られています。
境内の右手奥にすすむと
白福稲荷大明神・・・子宝安産、商売繁盛。
大山弁財天・・・交通安全、財運向上。
野宮じゅうたん苔。
白福稲荷大明神、大山弁財天の前に広がる庭になります。
苔ががまるで絨毯の様。ふかふかしてそうです(*^-^)
世界文化遺産、天龍寺は臨済宗天龍寺派大本山の寺院。
山号は霊亀山(れいぎざん)。正式名は天龍資聖禅寺(てんりゅうしせいぜんじ)。
ご本尊は釈迦如来。京都五山の第一位。
お気に入りの天龍寺です。
前回は庭園のみの散策でしたので今回は諸堂を参拝しようと思います。
きゃぁぁ~~、圧巻の枝垂れ桜。 もう花見客が蟻のように群がりまする。
私も群がりました。
この渡り廊下も通ってみたかったのです。花頭窓(かとうまど)が素敵です。
曹源池庭園。
夢窓疎石(むそう そせき)作庭の池泉回遊式庭園は国の史跡・特別名勝第一号。
念願成就!大方丈の縁側に座って曹源池庭園を眺めましょうか。
チビーズ達も一休みだね。
ぐるりと大方丈を回り
今度は庭園に出てみました。
天龍寺は四季折々の美しさを堪能できます。
念願のだるまキーホルダー?とお守りも購入しました。
世界文化遺産、龍安寺は臨済宗妙心寺の寺院。
山号は大雲山。ご本尊は釈迦如来。
しおりによると、
徳大寺言えの別荘だったものを、宝徳2年(1450)管領細川勝元が譲り受けて寺地とし、
妙心寺の義天玄承を開山として創建されたものである。
応仁の乱に焼失して、明応8年(1499)、勝元の子、政元が再興したが、寛政9年(1797)火災で
方丈・仏殿・開山堂などを失った。現在の方丈は、そのとき西源院の方丈を移築したものである。
山門を入り、鏡容池。
この池は徳大寺家によって築かれたもので、かつてはおしどりが群れ遊んだところから
おしどり池と呼ばれていたそうです。
あら~、水鳥がお尻を突き出しています。ほっこり~~。
龍安寺といえば枯山水の方丈石庭です。
方丈庭園(国の史跡及び特別名勝)は、室町時代末期の作と伝えられ、枯山水の石庭として有名である。
長方形の敷地の中に白砂を敷き、十五個の石を配し一水一草も用いず象徴的に自然を映し出しており、
枯山水庭園の極地を示したものといえる。あたかも渓流を虎が子を連れて渡っているようにも見えるため
「虎の子渡し」とも呼ばれる。
油土塀にかかる枝垂れ桜が満開であればもっと美しかったことでしょう。
方丈の襖絵。公開されていました。
つくばい。
茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石のこと。一見“五、隹、疋、矢”の文字に
読まれるが、中心の口を共有すれば“吾唯足知”(われ ただ たるを しる)と成り、禅の格言を謎解きに
図案化された無言の悟道とのこと。
徳川光圀の寄進とのこと、一般公開されているものはレプリカだそうな。
侘助椿。
秀吉が賞讃したと伝えられる老樹。
この日は、苔のお手入れが行われていました。
嬉しい配慮です。
視覚障害の方にも、触ってイメージできるように石庭の模型(ミニ石庭)が
設けられていました。
龍安寺名物。西源院の七草湯どうふ。一客1500円也。
表のメニューには、麦酒@500もありました。
湯どうふのお値段もリーズナブルだし、お庭を眺めながらというのも素敵だわ。
ここ、いいねっ。 覚えておきましょう。
再び鏡容池を回り、次の目的地へと移動します。
千本釈迦堂をでたあとは、「上七軒」まで移動。
上七軒は室町時代、北野天満宮を建てる余材で七軒の茶屋を
建てたのが始まりという花街。
瓦屋さん。
「上七軒通り」は京町家が軒を連ねています。
しかし、華やかなイメージを持っていた私の想像とは違っていました。
調べたところ、京都では最も歴史の古い花街。
他の花街と較べて比較的地味なところが特色なんですって。
またこのあたりは、景観整備地区に指定されています。
提灯にもある上七軒の紋章は「五つ団子」。太閤秀吉が北野茶会を催した折、
七軒茶屋は太閤の休憩所になったそうです。名物の御手洗団子を献上したところ、
太閤秀吉はとても喜ばれ 、七軒茶屋は御手洗団子を商う特権と法会茶屋株の許可を
賜ることになり、紋章はこの御手洗団子に由来しているとのこと。
春には北野をどり、夏にはビアガーデンと注目すべき行事がめじろ押し。
日本庭園のビアガーデンでは「浴衣姿の芸妓さん、舞妓さんが
毎日総勢五名でおもてなし」してくれるとのこと。 あぁ・・行ってみたい。
しかし今回、私があとで知ってショックを受けたのは歌舞練場の中に一般の人も
入れるカフェ「茶ろん」というものが存在していたことです!
練習を終えた舞妓さんたちに会える可能性もあったか?!
実は上七軒でランチと思ってお店を探していたのですよ。
適当なお店に出会えず・・・
北野天満宮東門に突き当たりました。
上七軒歌舞練場、カフェやビアガーデンのことを知り身近に感じてしまいました。
再訪するのだ。。
大報恩寺(だいほうおんじ)は、真言宗智派の寺院。
通称、千本釈迦堂に向かっています。
山号は瑞応山(ずいおうざん)。ご本尊は釈迦如来。
千本釈迦堂は京都師走の風物詩でもある大根焚きでも知られていますが
隠れた桜の名所でもあります。
それが、阿亀桜(おかめさくら)です。
見上げると空から降りそそいでくるようです。
淡いピンク色の可憐な枝垂れ桜。
この見事な枝垂れ桜の傍らには阿亀像が微笑んでいます。
おかめ塚には悲しい逸話が伝わっております。
本堂を建立するとき、棟梁の長井飛騨守高次が信徒寄進の四天柱の一本を
あやまって短く切りおとしてしまう。心憂の毎日を過ごす高次に妻の阿亀は
柱を全部短く切って「いっそ升組をほどこせば」と助言をします。
阿亀の機転により本堂は無事落成。
女の提言により棟梁としての大任を果し得たとあっては、夫の恥になると、
上棟式の前日に阿亀は自らの命を絶ってしまったのです。
高次は上棟式の日亡き妻の面を御幣をつけて飾り冥福と大堂の無事完成を
祈ったという。また、人々は貞淑で才智にたけた阿亀の最期に同情の涙を流して
菩提を弔うため境内に宝篋印塔(おかめ塚)を建立し「おかめ塚」と呼ぶように
なったのです。
また、こうした言い伝えから、大工の信仰を集め、今日でも上棟式には
お多福の面を着けた御幣が飾られるようになったとのこと。
建立は鎌倉時代(1227年)。
応仁の乱の戦火もまぬがれた本堂は、洛中最古の建造物として国宝にも
指定されています。
厄除、招福のおかめ信仰は、こうした度重なる戦火にも残った本堂とも
つながっているとのこと。
商売繁昌 金運招来の稲荷社にも桜が咲き誇っています。
境内全体が阿亀さんの徳に包まれているように穏やかです。
ひっそりと慎ましく咲く阿亀桜は楚々として美しく、まるで彼女自身のようで
思わずこみあげてくるものがありました(゜ーÅ)
山門の前にも、それは見事な桜が咲いていました。
千本釈迦堂、阿亀桜。今回のお花見で私の心にも強く残る桜でした。
京都市北区、桜の名所として名高い「平野神社」
お花見の真っ盛りの土曜ということもあってか、付近の駐車場も大混雑。
珍種も多く紹介されていました。
さくらのしおり 珍種十品種の紹介
魁 櫻 (さきがけ) 開花・三月二十八日頃。
平野神社の代表的名櫻である。花は白く、一重の枝垂。
寝 覚 櫻 (ねざめ) 開花・四月五日頃。
平野神社の代表的名櫻である。花は白色の一重で、葉が茂ると同時に開花し、
目の覚めるような風情は格別である。
胡 蝶 櫻 (こちょう) 開花・四月八日頃。
花は淡紅色の大輪で満開時には、あたかも蝶が飛んでいる風情を呈する
愛すべき櫻である。
嵐 山 櫻 (らんざん) 開花・四月十日頃。
花は紅白色で五弁の一重咲き、山櫻系の里櫻で、古代より画伯に親しまれ
襖絵などに見られ風格十分。
虎 の 尾 櫻(とらのお)開花・四月十五日頃。
花は白色で、花梗短く、枝に咲き縞模様が虎の尾の如く珍しい。
平 野 妹 背 櫻(ひらのいもせ)開花・四月十五日頃。
平野神社の代表的名櫻である。花は淡紅色で、二・三花よりなる撒房形花序。
御 衣 黄 櫻 (きょいこう) 開花・四月二十日頃。
花は黄緑色で、花弁に濃い緑色と紅色の線がある珍しい品種である。
松 月 櫻(しょうげつ) 開花・四月二十日頃。
里櫻の代表品種である。花は大輪で最初淡桃色で次第に白色となり、
葉化雄しべがでる。
手 弱 女 櫻(たおやめ) 開花・四月二十日頃。
平野神社の代表的名櫻である。
花の濃淡紅色と葉の薄黄緑との調和がとても美しい。
突 葉 根 櫻(つくばね) 開花・四月二十日頃。
平野神社の代表的名櫻である。花は小さく六十二・三枚で、一見菊櫻のようである。
珍種を含め平野神社には50種類。約400本の桜があるとのこと。
紅枝垂れかな。
様々な品種の桜が少しずつ時期がずれるように開花するので長くお花見を
楽しめるようです。
こちらは開花したばかり。
拝殿。
本殿。神紋は桜。 お参りを終えた後は屋台の出ている参道へ。
空を覆うように桜が咲き誇っています。
ついつい、食べ物に目がいってしまう。連れと2人だったらここで撃沈しそうです。
「北野の梅、平野の桜」と言われるだけのことはあるわ。
聞くところによると夜桜も素敵なんですって。
来てみたいなり、ここが気にいったなり。次回は花見席予約するなり。
私が最も気になるのは、焼たけのこ。
まだこの後の予定があります。屋台で撃沈するわけにはいかないので、
さくら湯でもいただきましょう。
チビーズが二代目ちゃんに平野桜露をおねだりしているようです。
この日は北山朝市も出店していました。
平野神社ではお花見屋台の出ているゾーンと一般散策できるゾーンが
分かれているようでした。こういうところも嬉しいですね。
南禅寺は臨済宗 南禅寺派大本山の寺院。
山号は瑞龍山、正式名は太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)。
京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての
禅寺のなかで最も高い格式をもつ。ご本尊は釈迦牟尼仏。
なお、京都五山とは、
別格・・・南禅寺(なんぜんじ)
第一位・・・天龍寺(てんりゅうじ)
第二位・・・相国寺(しょうこくじ)
第三位・・・建仁寺(けんにんじ)
第四位・・・東福寺(とうふくじ)
第五位・・・万寿寺(まんじゅじ)
ガイドブックによると広大な敷地に名庭がいっぱいとのことですが、時間の
関係で三門だけ拝見したいと思います。
三門は東本願寺の東本願寺御影堂門、知恩院三門と並ぶ、京都三大門の一つ。
高さ22m、「天下龍門」の別名を持つとのこと。
三門は石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」でも知られていますね。
皆さん、眺めはどうですかーー?
この楼上からの眺めを楽しむには、拝観料がかかるとのこと。
・・・今回はやめておこう。
ちなみに拝観料は方丈庭園500円、三門500円、南禅院300円です。
美しいですね~~。次回はゆっくり見て回りたいです。