上海家庭料理「上海小吃」 (シャンハイシャオツー) 再訪。
前回同様、当店に馴染みが深い友人との利用。今回は運よく本館に入店できました。
アラカルトチョイスは「上海小吃の人気ベスト18品」を中心にグランドメニューから。
とその前に、一足先に到着した友人は
避风塘茄子(茄子揚げ)@1,500
お通しの厚揚げ煮と茄子揚げで一杯はじめていた模様。
ローストしたパン粉にスパイスを混ぜこんださくさくパウダーが香ばしく、
からりと揚がった茄子に好相性。酒の肴にうってつけの1品です。
米茜@1,000
中国野菜からは炒めると赤紫色の水分を放つ红苋菜(ひゆ菜)を。
上海では米茜と呼ばれるらしい。
ニンニク使いもどぎつすぎず丁度良い塩梅です。
葱油蛤蜊(蛤の甘辛炒め)@1,500
真っ黒なスープの色味にどきり。ですが、塩辛いと感じるものではなく、
中国の黒醤油をベースに蛤の出汁がしっかり入っているので、まろやかで旨みの層が深く
後を引く美味しさです。
このうまか汁を味わい尽くすにあたっては、中の生地が糸状の揚げパン(炸銀絲巻)@600が
欠かすことのできないアイテム。外がかりっと中はふわふわ、ほんのりとした甘みのある
熱々の揚げパンに吸い込ませていただくと幸福度もさらにアップ。うんまい!
この食べ方、大正解。
スープもたっぷりだから、揚げパンはお替り(追加注文)しちゃいましたよ。
糖醋小排(スペアリブの甘酢煮)@1,200
嫌味のない甘みが染みこんだ肉はするりと骨からはずれる柔らかさ。
清炒虾仁(えびの炒め)@1,500
えびそのものの甘みを引き立たせるシンプルな塩味炒めもイメージどおりで
きちんと美味い。ぷりっとした身の食感を楽しめました。
会計は、瓶ビール@500、生ビール@500×2、石庫門(赤)@2,000ほかを含め
1人当たり6,000円ほど(千円未満四捨五入)
友人の助言もあり、媚びたところのない味の核心に触れ、上海家庭料理の
素顔に近づけたように思います。
当店がコアな中華ファンから厚い支持を得ているのも納得できました。
上海小吃 (シャンハイシャオツー)
東京都新宿区歌舞伎町1-3-10 1F・2F
TEL 03-3232-5909
営業時間/ 月~土 18:00~翌5:00(L.O 4:30)日・祝 18:00~翌2:00(L.O 1:30)
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-