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中華「はしづめ」
雑誌『東京カレンダー』等の情報によると
株式会社 橋爪製麺は創業1949(昭和24)年、65年の歴史をもつ老舗製麺会社。
有名ホテル、飲食店に麺を卸してきた同社が立ち上げた直営店。
オープンは2012年5月11日になる。
場所は広尾駅1番出口より徒歩2分と利便性の良い立地。
店舗は2階。ビルの入り口には「本日の麺」としてオリジナル麺が紹介されている。
加え、昼の献立。麺のみ。
幅の狭い階段をトントンと上り、扉を開けて入店。
正面にカウンター席。右手がテーブル席(3)で左手には個室。
店舗面積は18坪ほどで席数は20席。
こぢんまりとしていますが、清潔感があって凛とした和の趣きがある。
利用はカウンター席の端。卓上には、自家製ラー油、揚げネギ。
暖簾の先が厨房のようで、着座後にはお茶とタオル地のおしぼり(トレー置き)で提供。
また、注文時には目前に麺のサンプルを5種類提示される。
表の献立で今日は担々麺にしよう!
と決めていましたから、これにマッチする麺をスタッフさんにチョイスして
もらうことにしました。 お兄さんの推奨は花椒の麺。
続いて麺の量を聞かれる。普通でお願いしました。
豚肉の甘味噌炒めをのせた担々麺@1,200
小鉢には、ミミガーのマスタード和え、白菜とミョウガの甘酢漬け。
好みで使えるよう粉山椒、黒酢もセットされ白木の角盆にのせ一緒出しになる。
水は少し遅れて到着した。
小鉢の料理に箸をつけてみる。どちらも丁寧に作られていて味も良い。
担々麺には、豚挽肉の味噌炒め、青菜、白髪ネギ、松の実など。
麺自体に花椒は強く感じない。
麺を持ち上げすすりこむと、その食感からまるで変わり蕎麦を食べている
ような錯覚がおきる。
ベースの出汁は鶏ガラよりも和だしが優勢し、すっきりとして雑味がない。
ここにゴマの風味が層を成し、まろやかだけれど、あっさりとしてクリアな後味が
美的で新感覚の担々麺だ。
ラー油や粉山椒を使っても良いのだろうけど、私にはこのスタンダードな味が
しっくりと舌に馴染んだ。そのままでも美味い。
(レンタロー) オラも同行しているだ。
翡翠麺は 橋爪製麺さんが元祖とも言われてるんだろ。
オラもどこかで食うてるな。 で、ここ面白れえ店だな。また来てえ。
木の自然な温もりに障子が似合う和空間。
当店は随所に和のテイストが感じられる。
隣の席を接客されたマダムの話によると、この日メニューにはないけれど
全粒粉麺もあり、これも担々麺との相性は良し、とのことでした。
なんだ、そっちも良かったな。
夜の利用はわかりませんが、麺が主役の上質な創作料理店。
本格的中華を好まれる方には物足りなさがあるかも。
※ランチ料理満足度数は、3.7~5.0
はしづめ
東京都港区南麻布5-16-10 カルチェブラン広尾 2F
TEL 03-6277-2183
営業時間/ 月~土 11:30~15:00 (L.O.14:30) 18:00~22:30 (L.O.22:00)
定休日 日曜日