チャイニーズレストラン「PARADISE DYNASTY」(パラダイス ダイナシティ)
連れ(寝太郎さん)とともにディナーで再訪。
今回は予め予約の電話を入れておいた。
まずは、1F、カフェ&バーフロアに向かったのですが
案の定 B1Fのレストランフロアへどうぞ、と告げられる。
ビルエレベーターを利用して入店。天井が高く華美でお洒落にきめた店内。
私達が案内いただけたのはボックス席ですが、お子様連れの家族もブース分けに
よって対応可能のよう。カジュアルな要素があるのだ。
フロアの動きを見ているとインカムを着用しているスタッフさんを見かける。
1F同様スムーズなオペレーションに努めて、ということなのだろう。
テーブル・セッティングは、小皿、ロゴ入り箸袋に入った箸(横置き)、レンゲ、
使い捨て紙おしぼり。卓上には、黒酢、紙ナプキン、爪楊枝、
ほか「皇朝小籠包の美味しい召し上がり方」 が記されたPOPスタンド。
テーブル周りは昼と変わらぬ様子。
メニューを広げ、寝太郎さんはプレミアムモルツ ドラフト@650 からスタート。
紹興酒は、古越龍山 5年(ボトル)@2,500 をお願いした。
ディナーはコース料理もありますが、本日はアラカルトで。
揚州清純碧緑獅子頭(肉団子のスープ)@680
グランドメニューからのチョイス。
つなぎを感じさせないふわふわの大きな肉だんごとチンゲン菜。
中はほんのりピンク色。
出汁もきっちり取られているので、雑味がなくすっきりいただける。
このお値段にして上々の味わい。
皇朝小籠包(八種口味)8種小籠包@1,520
グランドメニューからのチョイス。
あっ、昼に来た時より皮が薄い気がする。
サーブ時には針生姜もセット。
席を担当してくれた中国人のお姉さんからは
「黒酢を使っても美味しいですよ」 とサジェストあり。
たしかに当店の黒酢も美味しいのだ。やってみよう。
8種小籠包、店推奨の食べ方は
オリジナル、高麗人参、フォアグラ、黒トリュフ、チーズ、蟹の卵、ガーリック、麻辣。
徐々に香りや味の強いものに箸を移すのが好ましいとのこと。
オリジナル。
プレーンな小籠包もなかなか美味い。まずはこの味をしっかり記憶してから進もう。
高麗人参(緑)
あとから伺ったのですが、各種皮の色味も自然な食材を使っているのだとか。
この緑はホウレン草から。
そう言えばですが、口にしたとき少し青臭さを感じました。
蟹の卵(オレンジ)
餡にポツポツ、オレンジ色が見えます。これが蟹の卵かな?
なるほどに蟹味が広がる。
ガーリック(灰色)
見苦しくてすみません。熱くて皮がうまく破けなかった。
餡はふんわりと口の中で消えていくよう。
味はがっつり、ガーリックを主張。
麻辣(赤)
皮をひと噛み。しゅわしゅわになった姿は大きな梅干しのようね。
辣の味はしますが、さほど辛さは感じず。
昼とは小籠包のコンディションが違うのかもしれませんが、今回夜に8種類を
いただいて、それぞれの味の違いがわかりました。 満足。
これは複数人で食事をする際に盛り上がりが期待できます。
次はワイン。
ラインナップも充実しており、リーズナブルなところで、赤・白ともに 3,200円より。
写真はイーグルホーク シャルドネ@3,200×2 ワインクーラーの用意あり。
姜汁酒炒芥蘭(カイラン菜のあっさり塩炒め)@1,180
グランドメニューからのチョイス。寝太郎さんのリクエスト。
油が綺麗にまわり艶めく芥蘭。若干、火が入りすぎかなあ。
好みとしてはあと少しシャキっと感が欲しい。
生姜の味も(香港と)違うので、味つけはこれで十分だと思う。
いろいろ贅沢言っていますが、気に入っています。次もリピートしたい1品。
なお、グランドメニューはシンガポールと同じものが提供されているそうです。
さて、次からは「ゴチになります!15」 期間限定特別メニューからのリクエスト。
残念ながら私は同番組を見ていないのですが
シンガポールテイストで簗田シェフが作るとなれば間違いありません。
きっとシェフのカラーが反映されたお料理のはず。
ダイヤモンドポークとドラゴンフルーツのシンガポール酢豚@1,800
視覚的に楽しませてくれる鮮やかなレッドのプレゼン。
ザクロの実、カットしたドラゴンフルーツとパイナップルが散りばめられ
皿には南国の雰囲気が漂います。
口にするととてもフルーティーで軽やか。
酸味をフルーツでつけているようで、ソースはくどさのない上品な甘み。
女性的な造形美のあるエレガントな酢豚です。
次も同様に特別メニューより。
空芯菜のスパイシー炒め シンガポール海老みそ仕立て@1,100
芥蘭のボリュームが控え目でしたから、まだ野菜が食べたい。
そこで、シンガポールのエッセンスを加味した炒めものをチョイス。
海老みそ仕立てに強いクセはないものの、味は濃く、野菜に火が入りすぎている。
〆も特別メニューより。
渡り蟹と香港干しダコのリゾット@2,800
サーブ時に言葉につまった。ちょっと寂しくないか・・・。
取り分けて食したところ、言い方は悪いのですが、
見た目よりはるかに美味いのに驚いた。
渡り蟹と干しダコの旨みが深く層を成し、
紅芯大根、パプリカ、アスパラなどの野菜が食感を豊かにしている。
これは楽しい。他では食べれない味だ。大正解。
リゾットは香りの良いジャスミンライスと粘りの出る日本米をブレンド。
この比率が大事なところ。
また日本に入ってくるジャスミンライスではなく、香港・シンガポールのものに
こだわっているそう。 美味しいのにはそれだけの理由があるようだ。
聞いたところ、これは「ゴチになります!15」でも勝った2人しか食べれなかった
メニューだとか。ラッキーでした。
ここでおしぼりの差し替えありとアンケートあり。
次はデザート。可愛らしいメニューを手にしたら注文したくなりましたよ。
苺の杏仁豆腐 セクシーミントソース@720
インパクトの高いビジュアル。 味だけでなく演出も効いている。
シェフは富麗華さん時代に焼物を担当されていたことがあるそうです。
今後、当店でもシェフのローストがいただけることを心待ちにしたいですね。
お会計は、1人当たり11,000円(千円未満四捨五入)
また、お邪魔します。
※中国料理満足度数は、4.0~5.0
パラダイス ダイナシティ
東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ 1F・B1F
TEL 03-6228-7601
営業時間/ 月曜~土曜 11:00~23:00(L.O.22:15) 日曜・祝日 11:00~22:30(L.O.21:45)
ランチタイム 11:00~16:00
定休日 無休