中國料理「北京」 芝パークホテル店。
「色香味倶全」(眺めて美しく、芳香に満ち味は天下一品)とたたえられる北京料理。
当店は、1960年にオープンした日本のホテル内初の高級中国料理レストランであり
姉妹店は「北京」帝国ホテル店など。
場所は、都営地下鉄大門駅A6出口を出て直進、芝大門の交差点を右折した
道沿いの芝パークホテル 本館 B1F。
ちなみに、芝大門の交差点には、「楓林」さんがあります。
入店し、ご案内を受けたのは中ほどのテーブル席。
席数は84席(個室3室)ということですから、ホテル内のレストランとしては
それほど大きくはないのかもしれません。
テーブル・セッティングは、箸置き、割り箸(横置き)、ナプキン
レンゲ置き、レンゲ、テーブルフラワー。テーブルクロスは2枚重ね。
卓上には、醤油、酢、からし。
着席後、タオル地のおしぼり(トレー置き)、と茶杯にて中国茶のご提供。
本日の訪問には、お目当てあり。
それが、ランチ限定 丼ぶり・麺 です。
まずは、セットのスープとザーサイが運ばれてまいりました。
スープは白湯。具材は白菜、ニンジン、ハム、春雨。
きっちり出汁をとられているので、胃袋にじんわりしみ込むように優しく美味い。
当店の料理長は、越川 智 氏。
「北京」帝国ホテル店の洋葱燉鶏湯(名古屋コーチンと新玉葱の ポットスープ)にも
感心させられましたので、「北京」さんのスープは真面目に出汁を取られる
信頼のおける味と言ってよいのかもしれません。
砂鍋魚翅飯(ふかひれ姿煮 丼ぶり)@2,800
丼ぶりには、砂鍋鮑魚飯(あわび姿煮 丼ぶり)@2,800もありますが、
チョイスはふかひれ!
あっつ熱でサーブ時には、湯気がもくもくのぼっていたんですよ。
野菜は、茹でもやし、チンゲン菜など。
薬味は刻みネギ、干した貝柱をほぐしたもの(からりとしています)、
豆鼓入りの辣椒。お好みで使えます。
私は干し貝柱とネギは砂鍋に投入しましたが、辣椒は箸でちょこっとつまんでは
レンゲで丼ご飯を2~3杯というペース配分でいただきました。
醤油あんで煮込んだふかひれは、基本の出汁がきちんとしているので無敵。
さらに、ご飯はただの白飯ではありませんよ。ひと手間かけた玉子炒飯です。
底には、嬉しいオコゲができてます。
これがカリカリと香ばしくて超ウマイ。
ふーふー、はふはふ。 後半、しなっとしたオコゲも香ばしさは健在。
一口目の感動と美味しさは砂鍋の中が空になるまで変化しながらも持続。
心と胃袋を満たしてくれるのだ。
ふかひれもこのお値段にしては納得の大きさ。
支配人さんのお話によると、このランチ限定、ふかひれ姿煮 丼ぶりは閉店に
なってしまった、御殿山の「北京」さんでの人気メニューなんですって。
このたび、復活させようという運びで、当店でいただけるようになったそう。
朗報だあ。そう聞くと次は「あわび姿煮 丼ぶり」も試してみたくなります。
フルーツ入り 杏仁豆腐@525
ふかひれは自分へのご褒美って感じで、気持ちが贅沢になってしまった。
気がおおきくなり、デザートメニューをみせていただき別注文。
私は、クリーム杏仁豆腐@630 を注文したつもりでしたが、後にレシートで確認した
ところ、でてきたのはフルーツ入り 杏仁豆腐でした。
どおりで、フルーツがのっていたわけだと、気がつくの遅すぎ・・・。
まあ、「ふかひれ姿煮 丼ぶり」効果で、このぐらい帳消しできますよ。
フルーツは、パイン、キウイ、ブドウ、ベリーなど。
むっちりとした杏仁豆腐で食べた感あり。
『ぐるナイ・ゴチになります12』、『ヒルナンデス』に取り上げられた人気の
黒酢仕立ての四角い酢豚、蟹の淡雪煮はランチでもいただくことが可能。
次回のランチは限定 丼ぶりにするか、酢豚にするか迷うところです。
利用のランチ満足度数は、★★★★ 積極的に好き。また食べたい
北京 芝パークホテル店
東京都港区芝公園1-5-10 芝パークホテル 本館 B1F
TEL 03-5470-7671
営業時間 11:30~14:30 16:00~21:00
定休日 無休
北京 芝パークホテル店 (北京料理 / 大門駅、御成門駅、浜松町駅)