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横浜中華街、中華街大通りの広東料理「海南飯店」(カイナンハンテン)
昭和31年創業の中華街でも老舗格。
名物の「汁なしネギそば」が好評を得ているお店です。
葉山の帰りに立ち寄ると週末ということもあり、1階席は満席で2階へどうぞ、とのこと。
当店は2010年にリニューアルオープンされましたが、狭い店内は食堂然として
殺風景な感じにさえ思えた。
2階席もほぼ満席状態、奥には個室もあるようですが、私たちが指示されたのは
階段をのぼってすぐの2人掛けテーブル席。
しかし、この席が悪かった。
横の円卓には6~7名のご年配の団体様が紹興酒を片手に大盛り上がりなのだ。
ビニールクロスのかけられた卓上には、醤油、酢、胡椒、爪楊枝、紙ナプキンなど。
着座後には冷たいお茶がコップで出された。
前菜 3種盛り@1,575
蒸し鶏、チャーシュー、クラゲ。ありきたりの前菜。
私が食べたかったものは、蒸し鶏なのですが2人で蒸し鶏ばかりを食べてもつまらない。
苦肉の策で選択したのがお目当てを組み込んだ三併盆。
するとクラゲの量ばかりが多いときている。
しかも、味の冴えないクラゲなので持て余して箸が進まない。
チャーシューは日にちが経過しているよう、うまく言えば噛み応えありですが、硬い。
やはり、ネギ塩ダレのかかった蒸し鶏が、しっとりしているし口にあった。
ここは、素直に白切鶏(蒸し鶏)のみの注文をおすすめします。
千煎海老@1,890
メニューに「田鶏」(かえる)があったのでお願いしてみようと思ったのですが、
注文がでないため置かれなくなったそう。残念だ。
「では、何かほかにおすすめはありますか?」
と伺い、お店のお姉さんのおすすめよりチョイス。
(他には、白切千枚なども提案されました)
海老のから揚げになりますが、殻ごと食べれるというわりには完全にからりと
揚がっているわけではなく、微妙に殻が口に残る感じ。
しかし、殻を外すと食べれる部分はほんの少しなので扱いに困った。
(仮にここで殻を外したら、すっごい割高になってしまいますし・・・)
上には中国漬物。奈良漬のような風味と食感。ほか、香菜。
お酒は、メニューに記してあった紹興貴酒5年@3,150 を注文したところ
実際に出てきたのは紹興花彫酒・・・貴酒じゃないじゃん。で、同じ値段。
説明もないし不誠実。
日本人だから細かいことなどわからないだろうとお考えだったのか、詳細は不明。
で、この花彫酒は猛暑のためか、どこかの段階で一度沸騰してしまった感じ。
つまりは状態がよろしくないため飲みづらい味。
そうこうしていると、2階席にいらしたお客様がお帰りになられ、団体様と私たちの
2組になった。この頃には団体様の大盛り上がりはマックスに達し、ガハハ笑いが
とめどなく店内に轟く。
席があまりに近いことも関係しますが、はっきり言わせていただくとうるさいのだ。
当方も食事をしながら話をしたいところ、連れ(寝太郎さん)の声がかきけされ
えっ?えっ?という感じで聞き取れないし、ドッとわき上がる笑い声には
その都度ドキッとさせられ落ち着かない。
〆に「汁なしネギそば」をと考えていたのですが、これにて失礼することにしました。
「汁なしネギそば」はお昼でもいただけますから、私の感覚ではそれで十分です。
お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)
横浜中華街満足度数は、見送ります。
海南飯店 (カイナンハンテン)
神奈川県横浜市中区山下町146
TEL 045-681-6515
営業時間/ 11:00~22:00(LO)
定休日/ 無休