ピーマンの花言葉は「海の恵み」ですと^^;
三遊亭円楽さん(6代目)の突然の訃報に続き、アントニオ・猪木さんの訃報が飛び込んで来ました。(謹んでご冥福をお祈りいたします。)闘病生活を送られていたことは存じておりましたけれど、丁度一週間前に、晩酌会のメンバーである『マーちゃん』と「世界一の格闘家は誰か?」などと話したばかりであるので只々驚いております。1976年6月26日(土曜日)に行われた「猪木・アリ戦」を観るために、そそくさと学校から帰った記憶があるのだけれど、年次からすると中学生ではなく高校生時代だったようであります。一般販売された特別リングサイド席が10万円という高額だったということと、15ラウンド猪木氏がリングに『寝ていた』という記憶しか残っていない。当然、当時は酷評された『格闘技世界一決定戦』ではあったのだけれど、「元々、判定ルールの違う競技を同じ土俵で戦わせること自体に無理がある。本物の強者は、自身を最強などと誇示したりはしない。」などと、『おやじぃ』は無理筋で『精神論』に持ち込むのでありますよ。さりとて、その後も続いた『異種格闘技戦』を観ているから、結構好き者なんだわなぁ(笑)
力道山(『おやじぃ』は、力道山の結婚式を『こっくんしき』と言っていた記憶しかない。)、馬場さんと猪木さんの「BI砲」(何故か、試合後に三菱の掃除機「風神」でリングを掃除していた^^;)、リアル「タイガーマスク」(華麗なる空中戦)の登場とプロレス興行を楽しんで来たような気がする。『出来レース』ではあると頭で理解していても、NWAのルールで、リングアウトではタイトルが移動しないという不条理に怒っていたもの(笑) 『勧善懲悪』…何故かしら、日本人レスラーが『善』であり、招聘された外国人は、常に『悪』であるという『印象』を多分に刷り込まれてきたような気がしますよ。
今夜もぺペチノで…
さて、稲刈りも何とか終了…ひと夏ゴロゴロしていたお陰で、田んぼに突っ立っているだけで、ふくらはぎが張るという体たらくであります。体力的にも弱っちぃ『おやじぃ』が、鍛え上げられた肉体を持つプロレスラーに対して、強いか弱いかなどと口にするのはおこがましい。「敗戦後、自信を失った日本人が、外国人レスラーをなぎ倒し、観客は拍手喝采を送った。」と解説される方もいらっしゃいますが、ロープ最上段から、肉体のみで華麗なる「フライングアタック」を見せるミル・マスカラスの登場(反則はしなかった^^;)や、強烈な「ウエスタン・ラリアート」を見舞うスタン・ハンセン(観客には荒っぽかったけれど^^;)の登場で、潮目が大きく変わったような気がする。外国人レスラーは『ヒール(悪役)』であり、日本人レスラーは『ベビーフェイス(善玉)』を演じる。そんな興行上のスタイルも強いか(技がすごいか)弱いかという見立てに変って来たような気もするけれど…。
はてさて、「強いか、弱いか」というお話になると、突然、ウクライナとロシアの戦争に思いが及んでしまう。「映像から判断して…」「聞いたところによると…」と自身が信頼する筋から得られた「見た」「聞いた」で解説する『○×専門家』の多いことよ。『おやじぃ』もその一人かも知れない。「アントニオ猪木」は強かったのか?彼が提唱した『風車の理論』…相手の力を8割、9割引き出した上で、10割の力で逆転、勝利する。プロレス興行や格闘技の世界では、観客を興奮させる手段として成り立つ理論ではあるけれど、実際の戦闘ではねぇ…国民が犠牲になるだけでありますし、他国の人々が観客という訳ではないのだからねぇ…(笑えない)
#戦争反対 『ヒール』と『ベビーフェイス』…凶器(狂気)を使わない解決手段があるに越したことはないのだけれど、戦争は『興行』じゃないんだよなぁ…。