その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ゴンドラの唄

2022-10-29 08:49:13 | 転職

秋も次第に深まっていきますなぁ…

「いのち短し 恋せよ少女(乙女)♪」の歌い出しで始まる「ゴンドラの唄」は、1915年(大正4年)に作曲された劇中歌のようでありますなぁ…もう、100年前の歌ですかぁ。
友人『ノロ社長』のお仕事を手伝い、上の台ゲレンデのスカイケーブルを見ながら、行きかう試運転中の「ゴンドラ」にそんな歌があったと思い出しただけでありますが、何で「ゴンドラの唄」なんだろうねぇなんて、また下らない妄想が拡がってしまいましたよ。(言いつけられた仕事は、慎重に丁寧にを心掛けておりますよ^^;)ゴンドラ(gondola)は、ヴェネツィアの運河で使われる伝統的な手漕ぎ舟…転じて、人が乗り込むことが出来る箱状のモノを呼ぶらしい。つまり~大観覧車で少女の想いがグルグルと同じところを回っていると言うよりも、三番に「波に漂う 舟の様に♪」という歌詞が出て来るから、『揺れる想い』を小舟に例えたものと思うのだけれど、『いのち短し乙女』の歌詞から「ゴンドラ」というタイトルに飛躍するところが凄いと妙なところに感心しておりますよ(笑)
暑いとへばっていた夏が終わり、いつの間にやら紅葉シーズン…過ごしやすい秋は瞬く間に終わりを告げ、白い世界へと変わるはずでありますよ。『いのち短し 恋せよ少女(少年)』…『命(寿命)』に長短はあっても、人生で最も『輝き』を放てる期間は短いものである。過ぎてしまえば、それを取り戻すことなど出来ないのだけれど、ここはスキー場ですからねぇ…本格的な稼ぎ時はこれからでありますよ。「終わってしまった。」と嘆けばそれでおしまい。これからと思えば、さらに先もある。大観覧車もスカイケーブルもグルグル同じところを回っておりますが、必ず巡って来る『季節(運気)』…これからだって何かは起きると信じて疑わない『おやじぃ』でありますが、今を精一杯謳歌している若者たちに「いのち短し♪」などと言ってみたところで「余計なお世話」を言い返されそうである。そうそう、過ぎてしまってから感じることと心に仕舞い込んでおくことにいたしましょう(笑)


今夜は大量の「天ぷら」で失敗?

そろそろ、庭木の「雪囲い」をしなければいけない季節であります。庭木を眺める趣味も無いから、親父からの『負の遺産』とも言えなくないけれど、ブツブツ文句を言いながら、毎年、囲い物をしております。世に『長男の嫁』と言っては、苦労話が繰り広げられるけれど、『長男』にも長男なりの苦労はあるのでありますよ^^; 最後は、親父が最も大切にしていた「伽羅木」だけを残して、子どもたちに引き継ぎたいと思っていて、ノコギリを持ってそれぞれの幹を一周すれば、枯れて御仕舞いと思っているくせに出来ないでいる。親父が生前に「あれとこれは伐れ。」と言っていたことを素直に受け入れて伐ってしまえば良かったなどと、今頃になって思い返しておりますよ。
そうそう、『意地』を張って『守る』ことを良しとして来ましたからねぇ…どこかで、『キリ(仕舞)』を付けないと、同じことを子どもたちに残してしまうことになる。それでなくとも、買い手もいないであろう家、土地、お墓と子どもたちには『キリ(仕舞)』を付けてもらう必要があると感じ始めているから…。これを「寂しい」と感じるか、しがらみの多い生活から解放されて、身軽に生きて下さいと考えるかで、『おやじぃ』の思いは大きく違ってくるのでありますよ。(きれいサッパリと仕切りを入れて、この世を去れば、子どもたちの評価は上がるに違いない^^;)
はてさて、季節は巡るというのに、『おやじぃ』の想いばかりは堂々巡り…んにゃ~思い切ってやっつけるか…まだ、決断できないんだなぁ。(情けない^^;)

コメント
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