今夜は「もってのほか」が差し入れだった^^;
安倍元首相の国葬、一般献花台に手向けられた花は、「堆肥」として再利用されるようでありますなぁ…『国葬儀』の賛成・反対は別にして、献花に訪れた方々の心のこもった花を廃棄(焼却処分)では、生産者にも献花者にも申し訳ないような気がするし、今流行りの「SDGs」ならば理解も得られるかも?
政府の発表では、一般献花者は約2万5千人で、『国葬儀』参列者が約5千人だから、一人が一本300円の白い菊花を献花したとして、約9百万円の「堆肥」ですか…何でもかんでもお金に換算するのは『はしたない』ですわなぁ。ましてや、献花された菊の花を『食べよう』などという発想は出て来ないだろうし、余りにも不謹慎と言われてしまうかも知れない。ただね、東北地方や新潟、北陸地方の一部では、「菊の花」を食べる「食文化」があるんですよ。(とは言え、それは「食用菊」ですけれどね。観賞用の菊花はエグミが強過ぎる…ということは、食べたことがあるということでありますが^^;)新潟県なら「かきのもと」山形県ならば「もってのほか」そして、黄色い菊花ならば「阿房宮」として、出荷販売もされているから、首都圏でも目にすることはあるのではないかと思うのでありますけれどね…。
さて、有名な政治学者さんの喪服が、どこそこの『ブランドもの』なんてお話も流れておりますが、『おやじぃ』にしてみれば、そんなことはどうでも良いこと。(全く関係ない^^;)そうそう『ブランド』という言葉の方が大事なんだなぁ…農産品でも『山形ブランド』・『○×ブランド』と謳うCМが流行しておりますから、そちらの方が気に掛かる。しかしなぁ…『ブランド』という言葉は、特に高級品に使われるものだから、安心・安全、そして高品質を謳う『山形ブランド』の農産品の価格も、もう少し値段がついてもと思ってしまうのでありますけれどね。
今夜はパプリカ入りの「ペペチノ」
「今夜はカラフルに仕上げてみました。」と日々工夫を凝らす友人『ノロ社長』のぺペロンチーノ…加熱しからかなのか、冷凍モノのせいか、ひと口頬張ったら『ピーマン臭』がしましたけれど。(ビーマン嫌いのお子ちゃまには向かないかも知れない^^;)毎晩、調理してくれる料理人に敬意を表して「美味しい!」とだけ口にすることだけは怠ってはいけません(笑)
さて、「食用菊:もってのほか」でありますが、お浸しにしても『キドイ』…『キドイ』とは我が在所の方言であるのだけれど、『苦い』でもなく『エグミ』でもない味でありまして、春の山菜もまた、この『キドイ』という味を楽しんでいるフシがある。料亭ならば、ホウレンソウのお浸しに和えて、色付けとして使われる程度なのだろうけれど、我が地元では大量に、そして、そのままお浸しとして食べてしまうんですよ。これまた『山形の食文化』ということになるのだろうけれど、昨今のように『甘い』とか『クリーミー』とか、お子ちゃま味覚がもてはやされる『食文化』では、きっと理解していただけない『味覚』なのかも知れない。『味覚』が理解していただけないということは、『全国区』として普及しない…怖いモノ見たさの『昆虫食』とは違うから、「菊の花を食べる」という食文化を普及することが『ブランド化』の前にある課題のような気もしますけれどね。ぺペロンチーノに彩りを加えるように、ホウレンソウのお浸しや酢の物に彩りを与える食材としては『合格!』だとは思うのだけれど、これもまた地方の『独りよがり』かな^^; 各地方には、探せば結構な『独りよがりの名品』が隠れていると思うのだけれど…意外と田舎に暮らしながら、地元の食文化を見逃しているということがあると思うんですけれどね。
#戦争反対 ウクライナ4州のロシア編入…予想された行為ではあるけれど、これまた『独りよがり』のなせる業でありますよ。かく言う日本もまた『併合』という過去を持っているような気もするが…。