その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋四十八手(内無双)

2009-11-16 20:29:35 | 四十八手
夢屋四十八手、本日の決まり手は『内無双』であります。
無双とは「天下無双」などと言うように、ふたつと無いこと。「内無双」は相手の内ももを手で払いながら、体を捻りながら相手を倒す技。決まると結構、格好の良い技です。技の百貨店、舞の海関が得意とした技でもあります。
さて、今日は朝から小雨交じりの天候で、冬を迎える準備をする身には、ちと辛い陽気です…とほほ。
元来『かなしがり屋(方言)』の私ですが、第四代夢屋当主となった今、『かなしい(辛くて、やりたくない)』などとも言っていられません。積み残しの「雪囲い」作業をしなければなりません。(キッパリ)
           
しかし、正直者には天も味方をして下さる。作業を始めると、少しだけ晴れ間が見えてきました。例年、雪囲いの中に入れて見頃を失してしまう「ななかまど」も美しく紅葉しております。(古老は「ななかまど」と言っておりましたが「ななかまど」ではないと思っております。残念ながら、名前が分かりません。)
松の緑と紅葉とを楽しみながら、コンロでお湯を沸かしコーヒーを一杯。
「ん~。マキシム…」気分は、カーク・ダグラスです。(やはり話題が古い)
           
夢屋、商標登録No.001「山形青菜漬け」またの名を「夢じぃ漬け」も下漬けが終わり、特製の旨みタレで漬け込みます。ふふふ…これと新米「夢屋舞」があれば、『天下無双』他におかずは要らんダニ!!!
「米を食うと頭が悪くなる」とか「健康のために塩分は控えましょう」などとお世話を焼いてくださる方がおりますが、季節の物を土地のやり方で食べる。これでも、あたしゃ、まだ高血圧症じゃないですから…^^;



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1 コメント

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Unknown (nobu)
2009-11-16 13:49:31
こんにちわ!新潟人のnobuです。

大相撲がはしまりましたね
夢屋四十八手…を見ているので今回の相撲の見方が少々変わりました。

それにしても馴染みのない”決まり手”が次々に出てきて感心しながら読んでます。
15日の『居反り』こんな決まり手もあったのですね~と云うか今まで無意識に見ていたのかもしれません。
相撲好きの義父がまだ健在だつたら私は受け売りで決まり手の解説をいていたかもしれません。

決まり手の紹介も楽しみに読んでますが、その後のコラム?も楽しいですよ。
『お経と挨拶は長い方がありがたい』…にはごもっとも…と思ったり…
私はどっちかと云うとお経も 説法も短い方がいいですが(バチがあたるでしょうか…)
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