風が吹けば桶屋が儲かる?
この論法は「ドミノ理論」に近いものがある。(元々は共産主義化を懸念する理論で、ベトナム戦争への介入を正当化する理論ともなったらしい。)次々と連鎖的にある事件が起こるという理論ではあるけれど、どこか突飛で疑わしい。風が舞い上げた砂埃で盲人が増え、三味線の需要が増して猫が減り、鼠が増えて桶をかじる…結果、桶の需要が増して桶屋が儲かる…。
ひとつ一つの事件確率が低いのに、さらに掛け合わせて「桶屋」が儲かる確率は格段に低いはずなんですけれどねぇ…それでも、なるほどなんて妙に膝を打ってしまうところが恐ろしい。「チャイルドアビューズ(子どもへの虐待)」「人権デューデリジェンス」etc.…またぞろ『おやじぃ』には難解な横文字がネット上に登場して、その言葉の意味するところを調べるのに右往左往しております。某事務所の元経営者による性加害問題…「興味はない。」と言いつつ、掲載記事を追っかけているところが情けない^^; と言いますか、『おやじぃ』が、なるほどとうなずける理由を掲げている記事が見当たらないので、どなたか問題の本質を言い当てている方はいらっしゃらないだろうかと、心のモヤモヤ感を晴らしてくれる記事を探しているんですけれどね(笑)
『ちょどして(大人しく)』いてもご飯は増えない^^;
さて、「とばっちり」…漢字では「迸り」(読みは「ほとばしり」とも)と書くらしい。そばにいて災難を受けることでありますが、元々は、飛び散った水のことを言うようであります。子どもの頃『てっぱね(洗った手の水を振り払ったしぶき)』という方言があったような気もするが、今時のお子ちゃまはハンカチを持っているだろうから、そんな無作法はしないだろう…『おやじぃ』は、稀にズボンのポケットで拭いたりしてねぇ(笑)
はてさて、某事務所のタレントさんは、「とばっちり」を食らったと言えなくもない。元社長の性加害→会社の隠蔽→所属タレントのCМ契約解除…。何やら淡々と事が進められ、企業イメージの悪化を避けるという思惑も分からなくはない。スポンサー企業に降りられて困るのはテレビ・ラジオ局?そうそう「興味がない。」と言い放った『おやじぃ』さえ、ネット上の記事を追っかけている訳だから、文字ベースならば読者は増える訳かぁ…。『風(悪評)』が吹けば記事ネタが増え、『盲目的に』記事を読めば、異論反論が持ち上がり、さらに読者が増える…例えそれが「手のひら返し」と言われても^^; 『叩けば儲かる』…現代の『桶屋』は、反論しない者を『叩く』ことで儲かるのかも知れないなぁ(笑)
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