その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ざんねんな生き物…

2023-09-29 08:30:51 | 転職

幸せかどうかを聞いてみた…

実力のない者が、いくら批判したところで何もかわるものではないという例えを「ごまめの歯ぎしり」という。「ごまめ」とはカタクチイワシの素干しのことであり、確かに「鰯(イワシ)」に噛みつかれたところで痛くも痒くもないに違いない。ところで、「歯ぎしり」する魚なんているのかねぇ…などと、また下らないことを考えていたら、かつて海釣りをしていたときの「フグ」のことを思い出しましたよ。「アタリ(竿先のツンツン)」があり、「引き」の手ごたえもあるのに、何故か空振りの連続…ようやく釣り上げてみたら、クルリと一回転してポトリと落ちた。釣り針の結び目をかみ切り、針ごと脱出という事態がようやく飲み込めた。「フグ」には「顎歯」という4枚の歯があって、「ギギッ」と鳴くらしい。膨らんだ体から漏れた空気音だと思っていたのですが、「歯ぎしり」だったんですなぁ^^;
実力の無い「ごまめ」では最後のあがきである「歯ぎしり」さえ出来ないのに、『実力(毒)』のある「フグ」には、さらに抵抗する『歯』があったなんてね…何故か人間社会のことにまで思いが及んでしまいましたよ(笑)


「群れる」ことの利点…?

さて、弱いはずの「イワシ」が何故「群れ」るのか?小学生の国語の教科書に出て来る「スイミー」に代表される『巨大生物化説』…しかし、外敵からは、むしろ見つけ易い存在のような気もするが。高校生物の「群れ」の解説では、「群れが大きくなるにつれて、外敵からの防御時間が短くなる。」という研究成果が示されていた。『自己防衛のためには少々の犠牲は仕方が無い。』という考え方かしら?最近では、「群れ」の流れに乗ることで、泳ぐ消費エネルギーを節約できるという説も定説化しているらしいのだけれど…。
はてさて、「群れる」という利点の一方で、繁殖や食料調達という問題では、不利益も発生するので、「群れ」の大きさも最適な大きさがあるらしい。右を見て左を見て、私はどちらのに属した方が有利に働くかと考えるのが人間…しかしねぇ「一網打尽」という言葉があるように、イワシ漁は、「巻き網漁」が一般的なんだそうな。右に属しても巻き取られ、左に属しても巻き取られてしまう。結局のところ、マスコミは巨大な『魚群探知機』を持っているのかも知れない。『歯ぎしり』してでも逃げる術を持つ必要があるかも知れませんなぁ…『おやじぃ』の場合、『歯ぎしり』する歯も抜けかけているのでありますが(笑)


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