その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

カモねぎ その4

2008-12-29 09:00:00 | 世迷言

「カモは、本当にねぎを背負ってやって来るのか?」
11月15日から、カモ猟解禁。日の出とともに風船を割るような音が響きます。
近くに住む猟友会のおじさん曰く、
「よくよく考えてみると、こりゃ~えらい高いカモだぞ。」
銃の登録料や狩猟税、薬きょう代で、ひとシーズン20羽のカモを獲っても
1羽当たり数千円に成るという。気軽にごちそうしてとは言えません。
カモサル者。結構、頭が良いようで、禁猟区と猟区を巧みに棲み分け、
なおかつ、エサがもらえる白鳥の周辺に、居候させてもらってます。
キャツラ(やつら)だって命掛ってますから…。

ちなみに、山形で道端に財布が落ちていたと仮定します。
「オレ、昨日道端で財布ショッタ。」 または、
「オイ、あの財布ショッテ来い。」と言われた場合、
「財布を背負った。」「財布を背負って来い。」と妄想してはいけません。

「ショエ、ショッタ」は、「拾え、拾った」の意味もあるのです。
当然、「ショエ、ショッタ」は「背負って、背負った」の意味もあるので
後は状況で判断するしかありません。
「(手の使えない)カモがねぎをショッテ来た。」ですから、
私は「カモがねぎを拾って来た。」と長い間、理解しておりました。



 


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