にゃんこ先生!今朝の講義は何ですか?
酒は飲まないけれど、夜遊びをするから朝起きの悪い『にゃんこ先生♀』である。学生たちより遅く圃場に現れるくせに『成果』は上げるから、伊達に教職に就いている訳でもなさそうである。(もう少し優秀な助手が付けば、さらに研究成果を上げてみせると豪語するけれど、彼女の欠点は、興味の範囲が広く、さらに飽きっぽいところにあり、それは研究者としては致命的な欠陥である^^;)今朝も彼女の視線の先を確かめてみたら「ミドリハコベ」と思われる植物を見つけることが出来ましたよ。『雑草学講座No.15 ミドリハコベ』…春の七草に数えられる「ハコベラ」は、一般的に「コハコベ」「ミドリハコベ」の総称とされる一方で、「コハコベ」は明治以降に侵入したとする説もあるようだから、古の都で「ハシベラ」と呼ばれた植物は「ミドリハコベ」だったのかも知れない。「ウシハコベ」も「コハコベ」も茎が暗紫色であり、花を見て花柱が5個か3個かで区別できるらしい。『おやじぃ』が思うに、我が在所では「ウシハコベ」が優占種のような気がするから、「コハコベ」を探すには花が咲くまで待たなければならず、また丹念に探す必要があるようです。「春の七草」としてパック詰めするには、野の草といえどそれなりの努力が必要なようでありますよ^^;
ミドリハコベは全体的に緑色^^;
さて、悠長に「春の七草」を探すなど、『雅な暮らし』をしているようにも思われますが、生活の実情は厳しいのよ…「コハコベ」か「ミドリハコベ」か、などと言うことを同定できたとしても、一文にもならないのであるから。ましてや、「ウシハコベ」も「コハコベ」「ミドリハコベ」もそれぞれが食べることは出来るらしく、『春の七草パック』に混入したとしても特段問題はないのである。『にゃんこ先生の雑草学講座』も、今さら卒業、就職がかかっている訳でもないので、「可」を頂ければ十分である。寒くて作物の成長が遅いのでねぇ…手慰みにハウスの中の『雑草』を調べる程度にしておいて、ホイホイ、本来のお仕事、お仕事^^;
我慢できずに「アスパラ菜」を試食した^^;
はてさて、まだ寸足らずかねぇ…硬くなるよりはマシと早めに摘んでみましたよ。我が在所では「クキタチ菜(アブラナ)」が春先の旬の野菜なのでありますが、日長の関係でしょうかねぇ?「アスパラ菜」の方が早く「薹(とう)立ち」するようであります。(何せ、今年初めての栽培なので要領を得ません^^;)「クキタチ菜」は、若干エグミと言いますか、苦味があって、これが好まれる場合もあれば、嫌われる場合もある。こちら「アスパラ菜」は苦味も無いので、可もなく不可もなしといったところでしょうか?小松菜のような青臭さもないので、その点は好まれるかも?意外と我が在所では「小松菜」の売れ行きが良くないのでありますよ。アハハ!『おやじぃ』のお野菜の評価は「売れるか」「売れないか」の二者択一^^; 「優」「良」の評価が少なく、「可」で人生を過ごして来た『おやじぃ』に「可」と評価された「アスパラ菜」こそ、いい迷惑だとは思いますけれど、あしからず(笑)
今日から、きゅうり部会の埼玉研修でありますよ^^;
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