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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

男女のボタンの掛け違い…

2024-08-11 08:40:31 | 巡礼

そうパロったのは志村けんさんだったかなぁ^^;

 田んぼの畦道に、ヨメナ(野菊)が咲くと秋を感じ、少年時代に読んだ「野菊の墓」を思い出す。1981年に松田聖子ちゃんを主演に映画化されているから、パロディはその後のことのはずである。小説は1906年1月に雑誌「ホトトギス」に発表されたものであるとのことだから、明治末期も、そして今も、ほのぼのとした「初恋」の想いは変わらないのかも知れない。野菊の花言葉は「清爽」そして「障害」、小説の中では民子は政夫に対して「リンドウのような人」と返しているとのことであり(その部分はもう忘れてしまっている^^;)リンドウの花言葉は「誠実」ということだから、作者の伊藤左千夫は、花言葉を知っていたのだろうか? 明治初期には「花言葉」が輸入され、1909年に田寺寛二氏による「花ことば」という書籍を発表しているようだから、伊藤左千夫は、当時流行し始めた「花言葉」を巧みに小説の中に取り込んだのかも知れない。花言葉を使って思いを伝える…今じゃ~LINEでチャチャっと想いを伝えなければいけない、なんてなぁ(笑)
野菊のように「清爽」な『民さん』だって、100年の時を経て、変わり果てた姿でお墓に眠っているはずである。いやいや、100年など経過しなくても、「清爽」なんて何処へやら、人は変わってしまうのでありますよ^^;


へ?冷やし中華の具材はどこ?

 さて、かつては「清爽」だったはずの我が家の『民さん』は、自称『松田聖子似』と言っていたが、それは細すぎる太ももの間から、向こう側の景色が見える(いわゆるガニマタ)部分だけが似ていただけであり、髪型をマネしても『松田聖子』にはならんだろうと内心思っていた^^; こういうことばかり言うから、ホレ見なはれ、『おやじぃ』のお昼の冷やし中華は具材抜きじゃないかいな。これは「中華もり」である。おかずも無しに喰って働けってかぁ…(作っていただけただけ立派であると褒めたたえなければいけないのかも知れない。)ほのかな想いを寄せ合った二人も、40年も寄り添うとこういう扱いを受けるハメになる(笑)
 はてさて、知り合いの若夫婦の離婚騒動…その後の展開を聞かされても、それはご自身たちが決めることであり、周囲の者たちからすれば、面白可笑しくはやし立てるのがオチである。(ご婦人たちが聞きつければ、こりゃ~格好のお茶のみ話…人は他人の不幸話が好物なのである。)『おやじぃ』には、どこかでボタンの掛け違いがあったに違いないと思うのだが、かと言って修復を説得しようとも思わない。「愛とは決して後悔しないこと。」などという古い映画もあったけれど、男女の愛などアッという間に変色してしまうのである。そうそう、我が家の『民さん』の名誉を回復するために申し添えるならば、「冷やし中華」の具材は、別皿でちゃんと冷蔵庫に取り置きしてありましたよ…つまり~腹を空かせた『おやじぃ』の勘違い。こうして二人の間のボタンの掛け違いは始まるものなのでありますよ。くわばらくわばら(笑)

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角が立たぬように「かど」を摂る

2024-08-10 07:50:52 | 巡礼

山形県では「ニシン」のことを「かど」と言う。

 子どもの頃は「かど」と「ニシン」は別物だと思っていた。昔は庶民の味だった「ニシン」も漁獲量が減って、輸入モノに頼らざるを得ない世の中…丸ごと一匹なんて、贅沢だわねぇ^^; 冬が終わり春になって大量に入荷する「かど」を焼く「かど焼き祭り」が開催されるのも、鮮魚に恵まれなかった証のようであります。
 はて、時を遡ること2日前、ニコスカードが利用停止になって、身に覚えのない買い物として総額65万円の利用があったようである。(利用停止によって実害はないようである。)そして、夜中に経理事務をこなしていたら『オラだの農協』からの買掛金代金累計が請求額と一致しないことに気付きましてね、もしかしてなどと嫌な予感がして、クレジットカードの再発行の申請と共に、不一致の原因を尋ねようと思いました。支店の金融部門に出掛け、案内に従って「経済支店」に足を運び、「あの~請求額の売掛金累計が手持ち納品書金額と一致しないのですが?」と尋ねたら「利息ついたんだべぇ!」ですと…「1ヶ月数万円の買掛金に利息がつくんですか?」再度尋ねたら「んだら(ならば)オレしゃ~ね。(知らない。)」ですと、「案内に従って来たのですが、ではどこへ行けばいいんですか?」(少々、コチラも語気が粗い。)「んなものキュウリだべ、キュウリ」と園芸担当の若い衆に仕事を丸投げし、後は客に尻を向けて二度と応対に出ることはなかったのである。


他人の「ヒマ(唐ごま)」ですが、
何に使うの?

 さて、結局、不一致の原因は分からないまま。昼飯も食べずに資材を購入していたら、今度は資材配送センターに来て欲しいとのこと。所長まで出てきて不一致の理由を述べるのだけれど、納品書も渡さずに自分たちだけ売上を立てているから、手持ち納品書の買掛金が合わないことだけは分かりましたよ。「お客様に失礼な対応をしてしまったようで、ミーティングの議題にさせていただきますから…」と所長は言うのだけれど、「もうズルさを覚えた古株の再任用職員に何を言ったところで変わる訳などないから止めなさい。」と言ってやりましたよ。「むしろ、分からないなりに客対応をした若手職員を褒めてあげてください。」と言ったはずなのだけれど、夕刻、「納得はしていないけれど、理解はしたぞ。」と若手職員の携帯に電話をしたら、何故かシュンとしている。何かあったのかと尋ねたら「園芸担当が購買担当の仕事に口を出したお前が悪い。」と直属の上司に怒られたんだって…。何というおバカな組織なんだ、ここは…怒りは最高潮!
 はてさて、給料が安く、そんな職場体質だから有望な若手職員がどんどん辞めていく。他人の組織事情を悪く言っても仕方ないから、『角が立たない』ように『かど(ニシン)を摂った』などとシャレで終わらせようと思ったのだけれど、夜中(仮眠を取っていないから、夜昼取り違えて寝ぼけている。)に経済支店長が謝罪にやって来ましてね。事の顛末だけは話したのだけれど、当のご本人は「キュウリのことだと勘違いしてしまいました。」ですと…仕事もせずに言い訳だけは上手な人間が生き残れるのだよ、農協も役所も。よくよく話を聞けば、昨日はお隣の南陽市、帰れば今度は高畠町と支店長は連日謝罪行脚をしているらしい。元々は大先輩だった職員の不始末を若い支店長が頭を下げて回る…何かおかしいんだよ。お詫びはもういいから、若手の〇✕君だけは褒めてあげてください。あのシチュエーションでは、彼が農協を背負って矢面に立っていたのだからとは言ったものの、再任用嘱託職員の弊害だわねぇ…だって、誰も職員募集に応募しないんだもの(笑)

 

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釣られたぁ~!(フィッシング詐欺)

2024-08-09 07:37:00 | 巡礼

昨日、一通のお手紙が入りましてね?

 三菱UFJニコス「親展 セキュリティに関する重要なお知らせ」とある。はて、何かあったかのう…『オラだの農協』からの買掛金通知書が1万円ほど合わない。(あってはならないことですが、結構間違いが多いんです。プラスなら文句は言わないけれど^^;)普段なら捨ててしまいそうな商用封筒を開封してみたら、農協口座を利用したカードの利用制限をしている旨の通知でしたよ。何で?取り敢えず、通知書で案内している専用サイトにアクセスしてみたら(この時点でも、むしろこの通知書が危険かもなんて思っている。)何と7月末から8月始めに掛けて21件、総額65万円ほどのカード利用があったんだって。(まだ、他人事である。)中には、8月3日に海外で利用したことになっている。オラ、3日に外国に行ったっけ?(まったくのおバカである^^;)ことごとく21件を『おやじぃ』の利用ではないとボタン否定して、結論としては実害(口座引き落とし)は無いようである。ただし、クレジットカードが使えないから、カードの再発行を申請しなければならない。今回は、「検知システム」に引っかかったから難から逃れられたものの、気付かずにいたら結構な額を使われたに違いない。「フィッシング詐欺」なんぞには引っ掛からないと思い込んでいた『おやじぃ』も、やっちまったなぁ(笑) 実害があったら笑い話にはならないので、皆さんもご注意を。


昨日も遅い昼ご飯だった…

 さて、オッカーの不在の日は冷蔵庫に何もない。冷凍庫にパスタがあるじゃないか…一人前?つまり、長男『ポン太郎くん』への買い置きはあっても『おやじぃ』の分は無いということなのね。いつものように「冷凍牛丼」だけでは不満であるから、昨夜の残りの「八宝菜」と畑のオクラを刻んで乗せてみた。ついでに、出荷残りのミニトマトとシシトウを別皿にして…豪華じゃないかぁ。これで、ビールひと缶つけば、もうオッカーへの文句は消えている。小さいちいさい、食って飲んで昼寝する(笑)
 はてさて、一昨日は曇り空で「抑制きゅうり」の水遣りを休めたけれど、昨日も休むということは出来ない。夜7時過ぎに、また、ヘッドライトを点けて根元に水遣り…日中はヘロヘロ状態になっているのに、涼しくなると元に戻るから不思議だわねぇ。(ただし、遮光ネットをしていない1棟分のきゅうりの葉っぱはボロボロである…最終的には息づくと思うのだけれど)ああ、週明けにはもう「お盆」なんだなぁ。お昼寝してから外作業をしようと思ったら午後3時でもまだ暑い…ならば、エアコンの利いた『団結小屋』で、ハクサイやキャベツのポット播種をして…ありがたやありがたや、これ日陰でやっても暑くて耐えられないはずである。まだ、植えこむ場所を確保していないから、いずれ暑い最中に残渣集めや耕運作業をしなければいけないけれどねぇ。蒔かないことには作物は育たない…撒かれたエサに喰いついてしまった『おやじぃ』も、別の意味で『餌(種)』を撒いてみたというお話で今朝は終わり…カメムシ防除しなければ^^;

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もう秋野菜の準備だね^^;

2024-08-08 06:47:10 | 巡礼

お昼を食べると眠くなる^^;

 昨年の暑さは尋常ではなかったと思うのだけれど、今年だって午前9時を過ぎた頃から大汗かいて収穫作業をしなければいけない。中腰、前屈みの姿勢で収穫しているせいでしょうか?頭が熱くなるというよりは、首筋から背中の辺りが熱くなっていると感じる水風呂…そうそう朝から水風呂に入って汗を流してからでないと納品にいけませんよ^^;(これ機械で言うなら、オーバーヒートの状態ですよねぇ。)納品から戻ればもうお昼、今日はオッカーがつけ麺を準備してくれていた。アッサリとと言いたいところですが、隠れ家でこっそり飲む缶ビールには丁度良い塩加減…そして、お決まりの昼寝。もう習慣化してしまって、昼ご飯を食べると眠くなってしまう。2時、3時頃の猛暑の中、畑仕事なんかしていられませんよ。そして、夕刻から再開…というより「晩酌会」にお呼ばれするので、またビールを飲んで、絶好調な状態で抑制きゅうりに水掛けをする日々…夜、ヘッドライトを点けながらハウスの中でゴソゴソしていたから、お隣のオヤジに不審がられた^^;「頭いかれてませんよ。日中に水を掛けると根が焼けてしまうんです。」なんて言い訳しておりますが、この姿、ご近所の家の周りでやっていたら、『ノゾキ』と間違えられても言い訳できないんじゃ~ないかしら(笑)


今年は「大玉とまと」も上手じゃないか^^;

 さて、今年悩んでいるのが「小玉スイカ」の収穫時期…基本、受粉から35日程度で熟すはずでありますが、自然受粉に任せてるから日数なんか分からない^^; 果実のついた節のツルの枯れ具合で判断しているのでありますが、「夏たまご」という品種についていうと、この判断基準がどうも合わないみたい…いつまで経ってもツルが枯れないと思っていると「過熟気味」、ならば、この程度ならと半端なツルの枯れ具合で収穫すると「甘くなかった」と評価され、ん~どうしよう?結果、収穫しては自分で食べてみて確認して出荷しておりますが、これじゃ~商売にならないわぁ^^;(まぁ、暑気払いにミネラルを補給する食材ということで許すことにしよう。)
 はてさて、悩んでいる内に、もう節は「立秋」でありますよ。そろそろ、90日ハクサイやキャベツの種まきをしなければねぇ。夏野菜の収穫最盛期に秋野菜の準備をして、やっぱり身体を休める暇がない。(1年を8ヶ月の働きで暮らそうというのだから仕方がないかぁ。)命短いミンミンゼミも最近は朝と夕方しか鳴かないんだって…本当かねぇ?夜にはコオロギが鳴き始め、山形県の子どもたちの夏休みも残すところ2週間程度、暑いなんて言ってないで、働けはたらけミンミンゼミ…『おやじぃ』は、『スイミンゼミ』でこの夏は乗り切ることにする…生き方それぞれだから勘弁してちょうだい(笑)

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聞いてないよぉ~アルアル^^;

2024-08-07 06:10:28 | 巡礼

ここは山形市「沼の辺沼」である^^;

 今日は、県主催のシンポジウム出席の日(交付金事業で、5年間の内に1回は、講演会・講習会に出席することを義務付けられているんだなぁ^^;)「山形国際交流プラザ(通称:ビッグウイング)」の玄関に入ってビックリ…「本日のシンポジウムは中止となりました。」ですと。「聞いてないよぉ~」vs「言ってないよぉ~」(と言うことはない。必ず中止のご案内は差し上げたはずですが…となるのがオチである。)そんな水掛け論に時間を費やすのはもっと無駄であるから、「私が見逃したに違いありません。」と引いて置くのが得策かも知れない^^;
 折角、山形市内までやって来て、無駄足というのも勿体ないから、久しぶりに「ヘラブナ」の釣れる沼の辺を覗いてみたという次第…三名ほどの釣り人がいて、一人は「ブラックバス」釣りの若い衆だった。「おやじぃ」はと言えば、『軽キャンピングカー』の窓ガラスに目隠しカーテンを着けて、買い込んだマットレスの寝心地を確認させていただきましたよ。(実に塩梅が良い^^;)しかし、外は猛暑日であり、エアコンをつけてもお昼寝できたもんじゃない。車を止めるなら駐車場じゃなくて木陰だね。(当然^^;)腰痛防止の運転席のクッションが枕に丁度良いじゃないですかなんてね、鳥取県遠征に向けた準備を着々と進めておりますよ(笑)


塩梅が良いと言えば…

 さて、お昼ご飯は…煮干し出汁で有名なラーメン店に入ってみた。2時前なのに「味噌系と極太麺は本日終了ですがよろしいですか?」ですと、人気店であることが伺える。外は暑いし、「店主自慢の一品」とあるから「冷たいラーメン」を注文してみた。これ失敗だったなぁ…スープは冷たいけれど、舌の上で細かい脂がざらつくし、チャーシュー(煮豚)の脂もラードを舐めているような状態…どうせ店内はガンガン冷房が効いているのだから、温かいラーメンを注文した方が正解だったかも知れないなぁ…人には好みというものがありますからねぇ、この程度なら、SNS上の誹謗中傷には当たらないでしょう(笑) 今度機会があったならば、温かい味噌を頂いてみますよ。
 はてさて、SNS上で敗れたオリンピアンへの誹謗中傷が止まないようであります。日本と言う国家の威信を背負って戦っている訳でもありますまいに、ましてや、誹謗中傷するオジサンたちは、かつて、日本代表に選ばれるような有能な選手だった訳でもなく、100mも走らない内に息が切れてしまうような『虚弱体質』のオジサンたちに違いない。(と、勝手に決めつけている^^;)テレビの前では、みんな解説者になれるから不思議だわねぇ。何故かしら、オリンピックが開催されると急に盛り上がる「ナショナリズム」…原爆が投下された日に、「核兵器のない世界の実現を目指す」と言ってのけるこの国の首相の言葉と裏腹な行為に薄恐ろしさを感じてしまう。他人を叩くことは誰にでも出来るけれど、その「正義感」が手前勝手な『正義感』に取り違えられていることが恐ろしいところかも知れないなぁ。(笑えないねぇ…)

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あなふぃらきし~?

2024-08-06 07:47:39 | 巡礼

こやつは「セグロアシナガバチ」である…

 朝、カフェオレを飲みながら優雅な一日の始まりを迎えるはずだったのだけれど、突然、『社長執務室』の電源が落ちた?いつもと同じ電気器具の使用量なのにねぇ…ブレカーも落ちていないし、こういう場合は東北電力㈱でしょう。設置場所を伝えたお相手は、何故かしらオドオドした口調でした。「ああ、暑くて苦情(モンスタークライアント)が多いに違いない。こう暑くてはお客様のイライラが募っているだろうし。」などとお相手の態度を思いやりながら、通電確認だけはしていただいた。使用メーターまでは通電しているとのこと…ということはブレーカーかい?(落ちていないけれど…)どうも使用メーター脇のボックスが怪しい。蓋を開けようと絡まった蔦を引っ張っていたら、こやつ「セグロアシナガバチ」が飛び出してきて、肩口をプチっと刺されたようである。
 人生で初めての蜂刺され…『おやじぃ』は子どもの頃から『お利口さん』だったから蜂の巣に悪戯などしたことはない。(釣りの餌用にハチの子を何度も取っているくせに^^;)そして、蜂に刺されない不思議な呪文を知っているのである。『あぶらんかいそうらんかい』この呪文を三回唱えると不思議と蜂に刺されない。(ホントかいな?)自分で確認するのは諦めて『親切な電気屋さん』に確認をお願いしましたが、『おやじぃ』がブレーカーだと思っていたモノは配電盤であり、料金メーター脇のボックス内にブレーカーは存在していた…無駄な出張費を取られてしまったわ(笑)


ようやく自分の口に入るようになった…

 さて、山形県置賜地方名物の「薄皮丸ナス」を栽培しているのに、自分のお口に中々届かない。当然、良い代物は売りに出すし、少々取れ出したら、次は親類縁者に「ナスの瓶漬け」を配っているから自分自身は食べられないのでありまして、ようやく出荷した残りで自分へのご褒美の「ナス漬け」を食べた。ちゃんと「蔕(へた)」を取ってあるのに上手にナスがつかめない。ん~蜂刺されによる腕のマヒかい?割りばしが上手に割れていないだけである。「蔕(ヘタ)」に「下手」を掛けてみたけれど、全く笑えない^^;
 はてさて、ご近所のオヤジは、昨年「フタモンアシナガバチ」に刺されて救急車騒ぎをしたとのことである。あんなもん少々腫れる程度じゃないんかい?『おやじぃ』なんざぁ、蚊に刺された程にも腫れていないというのにねぇ…感受性は個人差があるから予断は禁物であり、二度目が怖いのよ二度目が…。確か、ドイツ辺りではミツバチの針を使ったリュウマチの療法があったような記憶である。毒にも薬にもなるとはこのことかいなぁ…『おやじぃ』の場合は、効かないだろうなぁ。おっとっと、『おやじぃ』もミツバチの針を刺したことがあったっけ…ミツバチは滅多なことで刺さない。手の平の皮は厚いから刺されないかも?(どんな理論じゃ?)そ~っと両手でミツバチを包み込んだら、やっぱり刺されなかった。いや、手の平の皮にミツバチの針が残っていた…それを指先で抜こうとしたら、押し込んで刺しちゃった。これが顛末…ということは二度目だから、蜂刺されは大丈夫かも知れない。こういうおバカは、頭でも刺していただいた方が、もう少しだけ『お利口』になれるかも知れないねぇ(笑)

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梅干しじじぃ

2024-08-05 09:52:18 | 巡礼

「梅干し婆」はあるけれど…

 世で『梅干し爺』と言われるかというと、そうは言わない。顔に刻まれた皺は、男の場合はその人の「人生」そのものを物語り、女のそれは、お肌のお手入れを怠った結果であるようにも言われるが、よくよく考えてみれば、お手入れにお金をかけるだけの稼ぎを上げられなかった男のせいであり、「梅干し婆」の旦那は甲斐性無しだったという誹りを素直に受け入れなければいけないのかも知れない^^;
 折角、移住してくれたというのに、色々な原因から別れを選択し、この地を出るという若者がいる。彼『A君』との交流も9月末で終わってしまう。昨夜は「激励会」と称して、『オジSUN
』たちは、また飲み明かしてしまい今朝は頭痛がする。(やはり、おバカは死ぬまで治らないようである^^;)出会いの数だけ別れがあるとも言われるが、生涯でただ一人だけなどと誓った記憶も遠い昔のことであり、いつの間にやら惰性と諦めで『仮初め』の間柄を継続しているだけかも知れない。別れる別れないなんざぁ、当の本人たちの問題だから、物知り顔で『説得』などしたりはしない。『おやじぃ』にしてみれば、生きていて楽しいかい?働いていて楽しいかい?一緒にいて楽しいかい?ただそれだけ、楽しいと感じられないなら、楽しくなる方法を考え、時としては楽しくない『原因』を排除するだけだわねぇなどと単純に考えるのでありますよ(笑)


我がふるさとねぇ…

 さて、雪さえ降らなければ、大きな災害もない住みやすい土地ではあるけれど、何故、ここに住み続けているかというと、外に住む場所を知らないからとも言えなくもない。ちょっと気が効けば、お隣の仙台でも東京でも良いのである。生まれ育った場所だからとか、両親の面倒をみなければいけないからというのは、後から付け足された住んでいる理由であって、よくよく考えてみるとこの場所に留まっている理由など無いに等しいのである。
 はてさて、『A君』の場合は一体どこへ流れていくのでありましょうか?土地への拘りが無い分だけ、どこへでも行けるという気楽さはあるようではあるけれど、また、その土地とのつながりを一から作り直さなければいけない。一人暮らしが気楽で良いと言う方もいらっしゃるが、『おやじぃ』はダメだね…友人『ノロ社長』は、今年も梅の土用干しを済ませ、集まった者たちに白干しを振る舞ってくれた。やりたいことを『てんでに(それぞれに)』やって、仲間に披露して自慢する。それでいいんだよ…それぞれが、そう長くもないのだから。42歳の厄年を終えたら、60歳の還暦なんてあっという間さ。てぇことは何かい?平均寿命もあっという間かい。そんな人生だもの楽しく生きなきゃ損だよ…せいぜい『A君』に贈れる言葉はそんなもんである(笑)

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必要最小限の生活品…

2024-08-04 10:28:25 | 巡礼

ここは宮城県七ヶ宿町の「滑津大滝」である^^;

 七ヶ宿町は『おやじぃ』の在所である山形県高畠町と県境を境に接しているのだけれど、かつては宿場町として栄えた街も、交通手段の変遷とともに、今では人口1,100人程の村規模の町となってしまいました。売り上げも好調だしねぇ…暑いしねぇ…今日は土曜日だしねぇ…と『悪いムシ』が騒ぎ始め、10月の鳥取県遠征を前に車の足慣らしと、行程に必要最小限のお荷物を点検するために出掛けてみました。本当は県境の鳩峰峠で、下界を眺めながらコーヒーを淹れてなどと考えてのスタートだったのだけれど、山頂は木々が繁っていて眺望が開けていない。里では4月頃鳴いているはずのウグイスが、訓練の甲斐あって見事に「ホーホケキョッ!」などと鳴いておりますが、アブが車の排ガスに寄って来て「こりゃ~コーヒーどころじゃありません。」と早々に撤退いたしましたよ。ならば、七ヶ宿町の関地区には、入浴施設があったはず。(実際には、バイオマス施設の余熱利用のようであります。)そうねぇ、「長旅では公衆浴場を予め押さえておくのも重要だわねぇ。」などと思った次第、さて、お目当てのコーヒーをどこで飲もうか…温泉施設の前にはコンビニがあるというのに^^;
 やっぱり、雰囲気というものを大切にしなければ…「滑津大滝」を上から眺められる展望台に陣取って(夕刻なので、もう誰も訪れないのであります。)コーヒーを淹れてみた。折り畳み椅子は必要だわねぇ…クーラーボックスは不必要かも…脚立は道具箱で代用可能だわねぇetc. 高校時代に買ったガラス製のパーコレーターは、ごみ(コーヒー滓)のことを考えるとペーパーフィルターの方が良いのかも知れない…そんなんだったら、インスタントコーヒーで十分じゃん…と、出だしから雰囲気というよりも「楽」な方向に走り始めておりますよ(笑)


えっ!「コムラサキ」じゃないかい?

 さて、時を遡ること6時間前、午前中に野菜の納品を済ませようと思っていたら、目の前をタテハチョウらしきものが飛んでいる…紫色?もしかして「コムラサキ」? 平場の自宅前で見るのは初めてであります。食草はヤナギ類(バッコヤナギ)とされているから、平場で見つけても不思議はないのだけれど、子どもの頃から見たことがない。果たして「見たことがない」のか「見ていても目に留まらない」のかが定かではない。最近、田んぼで「シオカラトンボ」を見かけるようになりましたよ。これまた、昆虫図鑑には載っているけれど、子どもの頃の昆虫採集では見かけたことがなかった種であります。「都会でも見られる普通種」などと紹介されていますが、見たことがないのだから見たことがないのである^^;
 はてさて、旅行に必須の『必要最小限』のお荷物を確認していたら、車の中に結構余計なモノを積み込んでいることに気がつく。日常生活の中では、さらに多くのモノが眠っているに違いない。しかし、インスタントかレギュラーかといった具合に、生活の質を高めるモノと代替のモノを同等に考えることに無理があるのかも知れないねぇ。高速を走ればSA,PA毎にコーヒースタンドはあるし、街中を走れば片田舎でもコンビニは存在するのである。「コーヒーを飲む」という行為と滝のピンクノイズに癒されながら「コーヒーを淹れる」という行為は似ていて、全く非なるものなのかも知れない。こうしてみると『必要最小限の生活品』を絞り込むって大変な作業かも?「滑津大滝」の対岸の木立からは、ヒグラシが「カネ、かね、カネ」と鳴いていた。お金とクレジットカードがあれば何とかなるのかぁ…それが無いから苦労しているんでしょうに(笑)

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カッコーの巣の上で(を?)

2024-08-03 07:05:19 | 巡礼

着実に「穂ばらみ期」から「出穂期」へと…

 「中干し」も順調に進み、オラが田んぼは「出穂期」を迎えようとしております。先の豪雨災害で山形県県北地方は甚大な被害を被ったようであるけれど、県南地方は順調に推移しているようであります。ようやく折り返し地点…これから心配されるのは、虫害(カメムシの吸汁による斑点米)による品質の低下と台風による倒伏(これも最近では直撃を受けた記憶がない)くらいでしょうか?さて、干し上がった田んぼに水を入れて…残念!水が来ない。(多目的ダムの給水制限が続いております。)
 一方、『おやじぃ』がサーチライトを点けて、ヘッドライトまでして植え付けた「抑制きゅうり」はというと、今年の試みとして始めた「遮光ネット」は概ね順調…「遮光ネット」をしていないハウスのきゅうりは、このところの高温で日中はヨレヨレになっております。下葉はもうダメだね…毎年のことであります。何とか先端の葉が持てば、少々生育が遅れたとしても何とか回復する。陽がとっぷりと暮れてから株元に潅水しておりますが、夜中に復元するから植物の強さを実感しております。昨年、休んだお陰なのか、今年は今までになく身体が続いている…草にも負けていない。換金作物の量も増えた。良いこと尽くめじゃあ~りませんか。暑い盛りを昼寝で避けて、夕刻から夜にかけて作業している成果かねぇ。(終わるまで、大口は叩かないようにしよう^^;)


今日の晩酌会は中止…区長会なんだって^^;

 さて、古い映画(DVD)「カッコーの巣の上で(1975年)」を3日かけて観ましたよ。『おやじぃ』が中坊の頃の映画であり、当時は観ていない。短波放送で流れていた「百万人の英語」という番組で、映画のワンシーンが取り上げられていた記憶がある。したがって、実際に観たのは成人してからのテレビかレンタルビデオだったに違いない。「タクシードライバー」は名画座、「ディアハンター」はレンタルビデオだったわなぁ…。精神病院での出来事という記憶だけはあるけれど、観ながら少しずつ記憶が繋がっていく…そうか!最後は「チーフ(ネーティブアメリカン)」だけが病院から脱出するんだったっけなんてね。ただねぇ、今でも何で「カッコーの巣の上で」なのか邦題が分からない。「カッコウ」ってさぁ、托卵する鳥だから「巣」なんて作るの?そもそも英題は「One Flew Over The Cuckoo's Nest」じゃん…『カッコーの巣の上飛んだ』なのにね^^;
 はてさて、「Cuckoo's Nest」とは、精神病院の蔑称とのことらしい。隠語・俗語を知らないとこういう勘違いになりますわなぁ^^; でどうだったの?今では信じられない「ロボトミー手術」なんか行われているから、時代を感じたところでありますよ。そして、50年の時が経ち、精神医療の現場では、何が変わり、何が変わっていないのか…「老人福祉施設」と言いつつ、自由を奪われたような収容生活を考えてしまいますよ。「忙中閑有」…忙しいと言いつつ、こうした時間を大切にしたい。映画なんて「東映まんがまつり」以来、社会派の作品なんてとんと観ていないもの(笑)

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ヘビの怨念…(嫌いな人は見ない!)

2024-08-02 06:06:24 | 巡礼

夏になると「怨念」…いや、おんねん^^;

 5月に野菜の苗を植えて、いつ収穫(お金)できることやらと気を揉んでいた日はいつのことか…気がつけば8月となり、夏野菜も最盛期を迎えております。そして、同時に秋野菜の準備を始めなければいけないから、1年の経つのは早いもんですわ。お陰様で、あと2、3日もすれば、我が農園の収支も黒字転化できそうであります。(減価償却費相当分は稼ぎ出せないけれど^^;)とは言え、農家は秋精算という所が多いので、黒字転化といっても帳簿上のことであって、売掛金が現金に姿を変えてくれないと資金収支は中々苦しいのでありますよ。
 夏野菜を日々収穫しながら、梅雨空から「梅雨明け宣言」が出されると、人間だけではなく、暑さをしのぐために『長モノ』も出てくる…『おやじぃ』は平気ですよ。彼女たちが向かってくることはないから…むしろ『屋敷蛇』がいる家は「お金」が貯まるとも教えられて育って来ましたから。(農耕文化だわねぇ^^;)昨日もナスを収穫していたら、枝に『長モノ(シマ)』が暑さを避けて絡みついていた。ふと『ヘビの怨念』というものを考えてみた。(今風に『へび・ローテーション』なんて言葉遊びもあるかぁ^^;)有名なのが「安珍・清姫の伝説」であり、歌舞伎「娘道成寺」の元話ともなっている。歌舞伎自体は最後まで観たことはないのだけれど、1時間以上をほとんど一人で踊りきるという高度な芸と体力が必要な演目のようであります。お百姓さんだって、一日をほとんど一人で作業する体力を求められるお仕事である…ところで『へびの怨念』はどうしたの(笑)


ヤマイモとオクラ…『山上憶良』…つまらん^^;

 さて、日中の暑さを避けて、夕刻から定植した「抑制きゅうり」に根元潅水し、よせばいいのに、秋野菜の準備にとホワイトコーン畑の切り倒し作業をしたとき辺りから『嫌な予感』が始まった。「また、来るな…。」案の定、強烈な腹痛に襲われて、ハウスの中で動けなくなってしまいましたよ。何とか立ち上がって、自宅の玄関まで何とかたどり着いたものの、もう動けない。「水ッ!」「洗面器!」「長靴脱がせてくれぇ!靴下も!」「アイスノン!」…声だけは何とか出したものの、本当に動けないし、立ち上がれない。ようやく落ち着いて、長男『ポン太郎くん』とオッカーに両脇を支えられてトイレに行ったのでありますが…出たぁ~『とぐろ』がぁ…。
 はてさて、笑い話にもならない。便秘と軽い熱中症が同時に来てしまったようであります。午前中は、長男『ポン太郎くん』に、きゅうりの「摘葉」について偉そうに講釈してましたから面目ない。そうそう「これから伸びる要素のない病気のついた年老いた葉っぱは落とせ。年寄りを大切にするのも大事だけれど、これから伸びる若者にも病気を蔓延させるだけだから…。」なんてなぁ。オラも役に立たない年老いた葉っぱの一枚かも知れないねぇ。畑でヘビには遭遇したけれど、決して『ヘビの怨念』ではございません。我が農園には『へびがおんねん』、今日『へびがおったんねん』というお話…また、三月ほどすると、この苦しみが決まってやってくるんだよなぁ…これを『ヘビ・ローテーション』という。全然笑えんわ(笑)

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