着実に「穂ばらみ期」から「出穂期」へと…
「中干し」も順調に進み、オラが田んぼは「出穂期」を迎えようとしております。先の豪雨災害で山形県県北地方は甚大な被害を被ったようであるけれど、県南地方は順調に推移しているようであります。ようやく折り返し地点…これから心配されるのは、虫害(カメムシの吸汁による斑点米)による品質の低下と台風による倒伏(これも最近では直撃を受けた記憶がない)くらいでしょうか?さて、干し上がった田んぼに水を入れて…残念!水が来ない。(多目的ダムの給水制限が続いております。)
一方、『おやじぃ』がサーチライトを点けて、ヘッドライトまでして植え付けた「抑制きゅうり」はというと、今年の試みとして始めた「遮光ネット」は概ね順調…「遮光ネット」をしていないハウスのきゅうりは、このところの高温で日中はヨレヨレになっております。下葉はもうダメだね…毎年のことであります。何とか先端の葉が持てば、少々生育が遅れたとしても何とか回復する。陽がとっぷりと暮れてから株元に潅水しておりますが、夜中に復元するから植物の強さを実感しております。昨年、休んだお陰なのか、今年は今までになく身体が続いている…草にも負けていない。換金作物の量も増えた。良いこと尽くめじゃあ~りませんか。暑い盛りを昼寝で避けて、夕刻から夜にかけて作業している成果かねぇ。(終わるまで、大口は叩かないようにしよう^^;)
今日の晩酌会は中止…区長会なんだって^^;
さて、古い映画(DVD)「カッコーの巣の上で(1975年)」を3日かけて観ましたよ。『おやじぃ』が中坊の頃の映画であり、当時は観ていない。短波放送で流れていた「百万人の英語」という番組で、映画のワンシーンが取り上げられていた記憶がある。したがって、実際に観たのは成人してからのテレビかレンタルビデオだったに違いない。「タクシードライバー」は名画座、「ディアハンター」はレンタルビデオだったわなぁ…。精神病院での出来事という記憶だけはあるけれど、観ながら少しずつ記憶が繋がっていく…そうか!最後は「チーフ(ネーティブアメリカン)」だけが病院から脱出するんだったっけなんてね。ただねぇ、今でも何で「カッコーの巣の上で」なのか邦題が分からない。「カッコウ」ってさぁ、托卵する鳥だから「巣」なんて作るの?そもそも英題は「One Flew Over The Cuckoo's Nest」じゃん…『カッコーの巣の上を飛んだ』なのにね^^;
はてさて、「Cuckoo's Nest」とは、精神病院の蔑称とのことらしい。隠語・俗語を知らないとこういう勘違いになりますわなぁ^^; でどうだったの?今では信じられない「ロボトミー手術」なんか行われているから、時代を感じたところでありますよ。そして、50年の時が経ち、精神医療の現場では、何が変わり、何が変わっていないのか…「老人福祉施設」と言いつつ、自由を奪われたような収容生活を考えてしまいますよ。「忙中閑有」…忙しいと言いつつ、こうした時間を大切にしたい。映画なんて「東映まんがまつり」以来、社会派の作品なんてとんと観ていないもの(笑)