その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

あと少し、もう少し

2024-08-21 07:06:46 | 巡礼

イネは「入熟期」…押せば乳状の液体が出てくる^^;

 『おやじぃ』は、ホワイトコーンやお盆用の枝豆の収穫を終えた畑の草刈りに汗を流しております。一年の経つのが早いねぇ…お盆が終われば、早速、秋野菜の定植場所を確保するための準備であります。ハクサイ、キャベツのポット播きは終了しているから、刈り倒した草を集めて、肥料を撒いて、耕運して…この時期に雨が続くと予定が狂ってしまうのよ。それはそれで秋野菜の高騰につながる訳であり、このブログで何度も書いているけれど、農業なんて『他人の不幸(天候不順)』を待っているフシがある。天候に恵まれ、豊作ならば安値かい?田舎といえど、年寄りたちも『手間』にならないと野菜作りから撤退しているから、そんな間隙が我が農園の生き残るための『隙間』なのかも知れない。
 今年も「夏秋きゅうり」は失敗の様相であるけれど、それを補うように「抑制きゅうり」が定植から1ヶ月もしないのに少しずつではありますが収穫できるまでに育ちました。ここまで成長すると、葉っぱの「蒸散機能」も整って、日中ピーカンのお日さまでも萎れたりしない。今年は単価が良いので『皮算用』が頭をグルグルと巡っておりますよ^^;


我が亡きお袋と年齢的にも近い方ですが…

 毎朝精が出る…夏場は早い時には4時頃から畑に出ていますから^^; と言うか日中は暑いのでね、朝仕事を終えて手押し車を推しながら家に帰る様子です。『おやじぃ』が後ろ姿を写しているのは、『おやじぃ』が丁度出勤したところだから…この先に交通量の多い国道がありましてね、「朝の出勤時間帯だから気を付けて。」と声を掛けると「ババが立っていると車の方で止まってくれる。」と笑って応えてくれる。とは言え、20年以上前に、ご近所のご婦人が車と接触して亡くなっておりますから、『おやじぃ』はそれだけが心配…『おやじぃ』は年寄りたちに「余計なことはするな。」などとは言わない。いくら座敷に飾られても、「役に立たない。」「期待されていない。」と感じてしまうと、生きる意欲を失ってしまうと思うんですよ。
 はてさて、田んぼのイネも、あと少しで稔り、頭を垂れるはずである。暑い暑いと天に向かって文句を言うのも、もう少しで肌寒いという文句に変わる。「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」などという川柳もありますが、自分の勤め人時代のことを振り返ったりすることもある。昇進する度に偉くなったような気になっていなかったかなぁ…所詮、小さな社会での地位でしかないのにねぇ。子どもの頃は「あと少し」「もう少し」と大人のウソに騙されながら仕事を手伝わされた記憶であるけれど、我が人生も「あと少し」のところに来ているのよねぇ…「もう少し」だけ生きて、充実感を持って振り返りたい。秋野菜作れるのも、あと何回巡ってくることやら(笑)

 

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人生いろいろ、野菜も色々^^;

2024-08-20 07:16:17 | 巡礼

ホワイトコーンが加われば「トリコローレ」^^;

 埼玉県在住の我が『師匠』のお見舞いから帰り、今日は朝から田んぼのカメムシ密度を確認しております。(前々日に専門店で紹介された「キラップ粉剤」なるものを散布してみた。)百均の捕虫網を20回ほど振り回し、散布から4日ほど経過した本田は、5回中2匹、一昨日散布した自宅近くの『夢田』は5回中0匹…生息密度低下には効果があったようであります。ただ今、田んぼは「入熟期」…緑の籾を指で押し潰すと、その名の通り『白い乳』が出てくる。この時期がカメムシにとっての御馳走の時期だから、米粒が硬化し始める「登熟期」まで低密度なら被害を最小限に抑えられるはずなのですが…カメムシを『ゼロ』にしようなんて考えてはおりませんよ、そりゃ~無理だから^^;
 結果に満足し野菜を収穫したら、ご覧の通り、色とりどりの野菜が並びましたよ。トマトとパプリカの赤、ピーマンと枝豆の緑にホワイトコーンの白が加われば、イタリア国旗の「トリコローレ」だわねぇ。ナス紺を青と見立てればフランス国旗の「トリコロール」かね…紺色を青と言い切るには少々無理がある。ならば、赤と緑に黄色(黄金)が加われば…なるほど、「ラスタカラー」でエチオピア国旗になるらしい。ちなみに、「緑」は肥沃な大地、「黄色」は平和・民族・宗教の調和、「赤」は国土防衛のために流された血を象徴するらしい。『夢屋農園』の場合は、「肥沃な農地」と『家族の融和』そして農地に流された『血の汗』と言ったところかのう(笑)


田んぼの『三種』揃い踏み^^;

 さて、画像は左から「クサネム」>「はえぬき」>「イヌビエ」となる。何の不等号記号かと言えば、実の大きさの順番なんですけれどね。もうイネの成長には問題はないのでありますが、「クサネム」の種子は稲籾よりも大きいから、刈り取り乾燥後に脱穀調整すると、選別網を抜けずに玄米に混じってしまうんです。この場合、異種混入で等級落ちしてしまう。我が田んぼでは、ポツ、…ポツ程度だからコンバイン刈り取り中に手で刈り取ってしまえば問題なし。「イヌビエ」は選別機の網でふるい落とされるから問題な~しってね(笑)
 はてさて、自民党の総裁選挙…若手の小林鷹之先生が出馬表明一番乗りのようでありますなぁ。『おやじぃ』は知らんけど、元財務省官僚で『政策通』とのマスコミ評価のようであります。選挙には熱心で、本会議や委員会審議では居眠りしている『ジィさん』たちよりは余程マシである。昔は「寄らば大樹(派閥の長)の陰」だったけれど、今では『選挙の顔』が欲しいらしい。国家、国民のために何を為すかが貴方たちの『お仕事』でしょうに…。「イヌビエ」はふるい落とされるから問題な~しと書いたけれど、イネの生育途中では、「ヒエ」の類は養分を吸いまくるのよ。利権を吸いまくるために国会議員になったんかい?『お仕事』もしない国会議員は「イヌビエ」にも劣ったりしてねぇ…篩(ふるい:選挙)で落ちない場合は、色選別機で叩き落とすしかないのかねぇ。人生いろいろ、野菜も色々、国会議員も『色』が付いてるはずだから(笑)

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65歳からは…

2024-08-19 07:41:58 | 巡礼

「GANJA」って大麻のことじゃないの?

 大学生時代の我が師匠が、この春に心臓手術を受けたらしい。長男『ポン太郎くん』の引っ越し荷物を運んだ帰り道に埼玉の自宅にお邪魔して以来だから、年賀状や秋の味覚のやり取りはしていたけれど、約10年ぶりで訪問することにしました。訪問することを伝えると「夢屋くん!お米持って来てちょうだい。」ですと…確かに30年前の「平成の冷害」の年に『緊急援助米』として30kg(半俵)ほど送ったことはあるけれど、今は8月端境期…ましてや今年は何故か各農家(友人宅)にも保有米がないのである。(コロナ明けの外食産業の伸びとの説もあるけれど、農家自体が自己保有米をさほど備蓄していないのかも知れない。)結果、有機米の集荷業者に縁のある友人T君にお願いして、特栽米「つや姫」を分けてもらったのだけれど、5kg(実質4.5kg)で2,900円…『おやじぃ』は安いと思い、友人『ノロ社長』は高いと言った。むしろ、同じ米が地元の観光センターで4,600円で販売されていたことに驚きを感じましたけれどね^^;
 この際、『恩を売っておこう』などと、邪な考えをもって『師匠』と再会したのであるけれど、病後であるとは言え、『師匠』の変容に驚いてしまいましたよ。若い頃から、脳梗塞や心筋梗塞、そして今回は心臓弁膜症とその体形に似つかしい病気を経験しているから、奥さん共々、『やつれた感』が一気に押し寄せてきたような感じがしましたよ。


お昼も「白虎みそ」なるものを食べていた^^;

 さて、午後1時には到着する予定が、お昼寝のくせが出てしまって、早いお昼を取ったら急激に眠くなってしまいましてね。事故を起こすよりはマシと自慢のキャンピングカーで寝入ってしまい到着したのが午後2時30分…到着するなり「スーパーに買い物に行こう。」ですと…後から『おやじぃ』をもてなすための買い出しということは理解できたのだけれど、「オラは、埼玉まで買い出しのお手伝いに来たんかい?」と大きな誤解をしたところである(笑) 心臓を患ってから車の運転をしないため、約1kmほど離れたスーパーに買い物に行くのも難儀しているらしい。米もそのひとつだったのね^^;
 はてさて、2時間ほど近況を語り合いながらお暇して来ましたけれど、高齢者の夫婦世帯ってやっぱり大変なんだなぁと感じてきた次第。(とは言え、彼はまだ75歳前のはずである。)高齢者として、一括りにされてしまう65歳以上の老年者、80歳、90歳を超えてなお健在な方もいらっしゃれば、急激に体力を落としてしまう方もいらっしゃる。こうしてみると65歳からの10年間の生き方、暮らし方が大切なのかも知れないねぇ…こればかりは、子どもと同じように自分が経験したことのない『未来』だから、誰も分からないのでありますよ。健康な方を見ればあやかりたい。病気の方を見れば、どんな不養生をしたのかと考えてしまう。高々、片道4時間弱の運転が苦痛になり始めたお年頃…10月の鳥取遠征は大丈夫だろうか?これまた、ひとつの生き方(行き方)として考えてみよう(笑)

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やっぱりサンマは…

2024-08-18 07:03:20 | 巡礼

根室(花咲港)水揚げのサンマは1尾5万7千円…

 『おやじぃ』は、サンマの初競り情報を見て、早速、知り合いの仲買人に連絡し、空輸で送っていただきました。(ホラもここまで来ると滑稽である^^;)すっかり脂の落ち切った『築地のサンマ』は、お殿様のお口に合わず、やはりお百姓さんが焼いていた『目黒のサンマ』がお気に入り…しかし、不漁で何年と「生サンマ」というものを頂いたことがないような記憶でありますが^^;
 もう5年以上前になるでしょうか?同僚が陸上の東北大会に出場することになり、応援で宮城県塩釜まで出掛けて、気仙沼港に初水揚げされたサンマのお寿司を頂きましたが、脂が乗っていて下手な解凍マグロより濃厚で美味しい。同伴した同僚たちに「奢るから騙されたと思って食べてみなさい。」と言ったのはいつの日か…やはり、山形のサンマは脂が落ちている。(大体、冷凍モノだもの^^;)お金を稼いで、家族にも食べさせてみたい。きゅうりがサンマに替わる日が果たしてやって来るのでありましょうか?
 夜、晩酌会を終えてから、きゅうりの整枝作業をして、食卓を覗けば、サンマと芋煮が…山形の秋の味覚ですなぁ。大汗かいてきゅうりを育て、いくらかでもお国のために働こうと考えている『おやじぃ』が冷凍サンマで、大した汗もかかずに、一国の総理大臣になりたいと思う方々が味わうであろう脂の乗った初競りのサンマ…1尾5万7千円の卸値が、お口に入る頃にはいくらになっていることやら(笑)


生息密度を確認する…

 さて、良い年をした『おやじぃ』が百均の捕虫網を20回ほど振り回し、「アカスジカスミカメ」の有りや無しやを確認する。これだって「すくい取り法」という発生予察の一手法なのでありますよ。先週、実際に振ってみて1回当たり1匹程度。居ない訳ではないから二度目の殺虫剤を薬剤を変えて荒れ地沿いに散布し、昨日確認したら網には入らなかった^^; トウモロコシを植えている自宅近くの田んぼは…1回振ったら5匹ほど引っ掛かりましたよ。こりゃ~まずいわと薬剤を買い替えて夕刻散布してみた。しかしねぇ…多い少ないという違いは分かりますが、1回当たり何匹以内なら被害を抑えられるという基準を『おやじぃ』は知らない。無駄な『殺戮』を繰り返しているのか、有効に防除できているのかさえ分からないのでありますよ。
 はてさて、『高級目黒の生サンマ』を食べるであろう方々は、総裁選というものに意欲満々のようであります。岸田総理が出馬しないと『勇断』した途端に、我も我もと頭をもたげるから不思議な世界のようであります。お国のために汗をかく人は、総理総裁という地位を得なければ仕事が出来ないらしい。今回はダメでも次回のために名前だけは売って置こうなんてね^^; 彼ら(彼女ら)にしてみれば、何をするかということよりも、総理になることが大きな目的になっているような気もするが…少々生活に苦労している集落のご婦人に「屑きゅうり」ですから気にしないでとお届けし、感謝されて少しはお国のためになったかしらと勘違いしてる『おやじぃ』…小さなことの積み重ねが庶民の暮らしを支える『種』になると信じて疑わないのでありますけれどね(笑)

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手柄の横取り^^;

2024-08-17 06:48:38 | 巡礼

横合いから出て来て何を言う^^;

 8月15日は終戦記念日(降伏文書に調印した9月2日を終戦の日とする国もある)…「狂気の世界においては、正気も狂気とみなされる。」と説いたのはエンゲルスだったでしょうか?(孫訳ですが^^;)毎年、8月15日を迎えると『おやじぃ』は思うんですなぁ…集団自決や本土決戦を最後まで主張した方々の思考回路はどうなっていたのだろうと。そして、年末時代劇「白虎隊」の壮絶な会津戦争がダブってしまうのでありますよ。負けを負けとも認めず、徹底抗戦が武士の本分であり、「死」によって総ての判断は『浄化・昇華』されてしまう。こうした考え方は未だに残っているような気がするのでありますよ。「分かってはいたけれど、言えなかった。」そんな言葉が随所から聞こえてきそうでありますよ。
 はて、ネギ畑の草むしりもあと4分の1程度を残して、昨日を終了…成果の画像を撮っていたら、横合いから、さも自分が草むしりをしたような顔で現れた同居猫『シロ♀』…さっきまで、除草後の更地に寝そべっていたじゃないか。居るいるこういうヤツ、手も汚さず「手柄」は自分の成果のような顔をするヤツ。ドラマ「白虎隊」では、白虎隊士 篠原儀三郎の父、兵庫(長門裕之)が「苦労は率先して自らが担い、手柄は部下たちに均等に分け与えよ。」と上司の心構えを説諭しておりましたよ(笑)


抑制きゅうりの整枝作業に追われる日々…

 さて、8月16日はオラが在所、高畠町の「青竹ちょうちんまつり」であります。少々、自慢話をするとテレビで取り上げられる「龍神輿」の原型は、先輩が設計図(ポンチ絵)を作り、『おやじぃ』が、技術・製作を担当して完成させたものであります。(エヘン!)祭り当日に何とか完成させたのでありますが、胴体に付ける「ウロコ」が大量にありましてね、男手では到底間に合わない。ふと見上げれば、女子職員(オバちゃんたち)が窓からその光景を眺めていたんですなぁ。「針と糸持参で、縫い付け手伝ってくださ~い!」と叫んだら、みんな出て来てくれましてね、アッという間に胴体とウロコの縫い付けを終わらせてくれましたよ。(だから、これはね、『おやじぃ』が作ったものではなく、当時の職員たちの心意気が結集されたもんなんだなぁ^^;)
 はてさて、こうしてお祭り(お盆)が終われば、日中どんなに暑くても、夜は一気に肌寒いほどの気温になる。これが秋の稔りを支える気象条件なのでありますがね。さ~て、自宅で食べるネギを3本ほど引き抜いてみたら、「葉鞘(ネギの白い部分)」が20㎝ほどになっておりましたよ。少なくとも倍の長さは欲しいなぁ…関東とは違って、コチラはもう粘土質の『盤』に達しておりまして、人力では掘り下げるにもツライものがある。管理機で掘り進むしかないかな?出来ることなら『シロちゃん♀』よ、得意の「猫糞(後ろ足)キック」で土寄せしてくれるとありがたいのだけれど…無理だなぁ、無理むり、また作業が終わった途端に自分がやったかのような顔で現れるに違いないのでありますよ(笑)

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マリーゴールド(あいみょん)

2024-08-16 04:40:15 | 巡礼

撮り方上手だねぇ…まだ3分の1ほど残ってる^^;

 お盆だしねぇ、少しはのんびりしたいねぇ…。「枝豆を収穫し、調整したら休みにしましょう。」と長男『ポン太郎くん』には言ってはみたものの、『おやじぃ』の頭の中は、「ネギ畑の中耕除草」「ニンジン畑の中耕施肥」「秋野菜の定植場所の確保」と積み残しの作業がグルグルと回っておりますよ。ましてや天幕が破れたままになっている「第1ハウス」を復旧し、冬季販売用野菜の保存場所の確保しておこうなどと、新たなアイディアも湧いております。一方、期待の「夏秋きゅうり圃場」は、今年もまた『痩せ馬の先っ走り』のようである。何とかお盆を乗り切り、9月一杯の収穫を目指しているのだけれどお盆前に褐斑病でボロボロになってしまいましたよ。『ポン太郎くん』に任せたとは言うものの、農場長として考えるに、原因は株間隔が狭いがために、子蔓・孫蔓を伸ばす時期に、棚中段が混み入ってしまい風通しが悪くなって病気を蔓延させているとみた!怒ってみても仕方がない「同じことを繰り返さず工夫をしてみろ。」などと言ってみても最盛期には収穫に追われ、程よい摘葉が出来ていないようであります。今年はお陰様できゅうり単価が良いようなので、専門店からきゅうり苗を20本ほど追加購入し、摘葉の基本を学び直させてみようと思っております。結果、ハウス内の「抑制きゅうり」の仕立て仕事と潅水作業は『おやじぃ』の担当となってしまいそうですよ。(このまま「抑制きゅうり」を任せても、同じことを繰り返すと思うんだなぁ…復習は記憶が残っている早い内にってね^^;)


昼飯食ったら、おや鶴岡東が頑張っている^^;

 さて、昼ご飯を食べてお昼寝し、目が覚めたら「鶴岡東高校」と「早稲田実業」の一戦がゼロ行進を続けている。山形県民としては県代表を応援せねば…。高めの球に手を出して苦戦しているようだわなぁ…ノーヒットノーランの達成を回避できたところでテレビを消して、麦わら帽子を被ってネギ畑の除草作業にかかりましたよ。(『おやじぃ』は負けを感じ取りましたね^^;)
 はてさて、何とか残り3分の1のところまで進め、「もうやんなっちゃった。」と水風呂に…夕食の食材を買い出しに行ったオッカーが「米沢市中田あたりは雷雨だった。」と報告してくれた。「オラは南からの冷たい風に雨を感じていただよ。」と応え、「ここ(家)は無風で風など入ってこない。」という彼女に「オラは大汗かいて外作業をしているから、風を感じるんです。」と返してあげた。「麦わらの~♪帽子の君が 揺れたマリーゴールドに似てる♪」という「あいみょん」の歌が『麦わらで~♪働くぼ~くが♪ 何故かおバカな奴に見~える♪』という替え歌にして唄ってあげたい気分…恒例の晩酌会で失われた水分を補給して、ヘッドライトを点けて「抑制きゅうり」の潅水時間を利用して「整枝作業」をしておりますよ。「お父さん、お疲れ様です。」と寄って来るのは、愛人『シロちゃん♀』だけでありますなぁ。 もうひと頑張り…こんな親父の姿を息子は見ていてくれていると信じておりますけれどねぇ…どんなもんかなぁ(笑)

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タイミングを図って…

2024-08-15 07:14:39 | 巡礼

この「ストーブ」が一番コンパクトかな?

 日帰り登山やキャンプ用の専用ガスボンベを使ったコンロもあるけれど、ガス欠の場合にカートリッジ缶を買い求めるには量販店を探す手間が掛かるので、カセットボンベのガス缶が使えるこの「ストーブ」はお手軽…さらに分解も出来るのでコンパクトに収納できる^^;(着々と10月の鳥取県遠征の準備を整えております。)ビールを片手に、LEDランタンを灯して優雅なひと時を過ごしているようにも見えますが、実は「抑制きゅうり」の潅水設備を仮組みして水遣りの塩梅を確認している最中です。『おやじぃ』は働くねぇ…今夜は、『飲み気』・食い気より眠気が勝って、晩酌会を早々に切り上げ、午後6時から小一時間『昼寝(夕寝)』をしてしまいましたよ…その顛末は?
 朝、枝豆の稔り具合を確認し、ここ2日程度で出荷しようと決断して、長男『ポン太郎くん』と豆を剥き、その他の野菜も袋詰めして直売所に納品しようと思ったら、オッカーからの携帯が鳴る。「へ?ホワイトコーンが欲しいって?それも2本ほど持って高畠地区までお届け?無理ムリ!」と一旦断ったのだけれど、潅水設備の不足材料を買い求める用事もあったから、要望にお応えしよう^^;
 途中、又従兄の嫁さんに丁度出くわしたので、これ孫に食べさせてと「枝豆」を差し出し、今日は何も持って来ていないから「お盆礼」は別の日にお邪魔しますなどと付け加えてね。昨日も潅水設備の材料を買い求めたのですが欠品もあって、高畠地区内の系列店に…あった!今度は、オッカーのアルバイト先に上等なホワイトコーンを2本お届けし(あくまで試食用である^^;)ふと考えた。帰郷中の又従兄の子どもたち夫婦は今日、帰京するのではないだろうか?(経験からの予感)


お昼ご飯は午後4時だった^^;

 さて、予感は的中し、いっこ下の薫ちゃんが経営する「ココ・デ・カシェット イズミヤ」さんで、ケーキを買い求め、又従兄の家を訪ねたら帰京の準備で荷物を車に積み込んでいる最中だった。「田舎にも美味しいケーキがあるから、食べてから帰れ。」なんて声掛けして、叔母のお宅をお暇したのが午後1時…昼ご飯を食べて、恒例のお昼寝をと思って自宅に帰ると、丁度、従弟が自転車でお盆礼のあいさつに来てくれていた^^;
 「ココ・デ・カシェットは、どこに出来たの?」と尋ねる従弟に場所を説明はしたけれど、外は暑いし、墓参りしてから向かうというから、ちょっと心配になって、エアコンの効いた我が『キャンピングカー』で行こうと自転車を積み込んで出掛けた。米沢市内の施設まで送ろうと思ったのだけれど、回るところもあると固辞するから、彼の意思を尊重した^^; あ"っ!材料の買い忘れがあった!とそこから量販店に再度向かい…昼飯の準備をするのも辛いからコンビニで親子丼を買い求め…ようやくお昼にありつけたのは午後4時だった。そこへ「お盆も働いているのかぁ?」と友人『ノロ社長』からの晩酌会へのお誘い…さすがに、焼肉で酎ハイを流し込む彼の姿が羨ましく感じるというより、眠気が勝ってお昼寝(夕寝)をしてしまったという一日でしたとさ。
 何というタイミングの良さ…勘が働くときはこんなものである。裏返せば、『おやじぃ』にとっては間が悪い一日だったと言えなくもないが…新規のお客様はゲットしましたけれどね(笑)

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いいお盆だなっすぅ…

2024-08-14 06:57:36 | 巡礼

「カノコガ」の第2世代が現れた^^;

 我が親父は、ひと言も言わなかったけれど、我が家の墓石には「昭和35年9月建立」と刻んであるから、『おやじぃ』が生まれた年に建てられ、今は亡き米沢の叔父貴にもお金を出させたようである。地元「高畠石」が素材の墓石は、年とともに風化していくに違いない。長女『有季菜先生』が、お隣の御影石の墓石と比べて「家のお墓はぼろっちい。」と子どもの頃につぶやいたとか?我が母は、それを聞いて、私もお金を出すから建て直そうと言ったことがある。「墓石なんざぁ、今生きている人間の見栄の塊でしかないから直す必要はない。死んでから親孝行されるより、生きている内に親孝行してやる。」などと生意気なことを言った思い出がある。
 そうそう『おやじぃ』が子どもの頃は、一部「土葬」も残っていたようであり、その時の記憶では「高畠石」の墓石と『土饅頭』が3個ほどあった記憶である。後に、納骨場所を作り、周囲を石組みで固め、『土饅頭』の下の骨など風化してしまって無くなっているから、土を集めて納骨場所に納めたと聞いている。生きとし生けるもの全て、最後は土に還っていくものなはずですが、納骨場所を造ったお陰で、祖母も親父もお袋の骨も未だに風化せずに残っておりますよ。そこから先は、それぞれの人の「死生観」や「宗教観」であろうから、コメントはいたしますまい(笑)


ちょっと欲張り過ぎましたなぁ…

 さて、盆と正月くらいは『ごっつぉ(御馳走)』を食べて、ご先祖さまとの『供食』にあずかる訳でありますが、仏壇のお膳も供物も減ったところを見たことがないから、ご先祖さまは、よほど小食なのか、粗食すぎて手をつけないのかも知れない^^; 病気も飢えもない世界に暮らしていらっしゃるようだから、あえてこの世で『ごっつぉ』を食べる必要がないのかも知れない。
 はてさて、「ご先祖さまが居たから今の私があることに感謝し、手を合わせる。」そんなことを言っていた我が親父であるけれど、『おやじぃ』は盆正月にお彼岸程度しか仏壇に手を合わせることなど無くなってしまいましたよ。ご近所の先輩である『クワちゃん』が他界し4年…先祖代々の墓石は、すでに撤去(墓仕舞い)されている。娘ふたりを嫁に出し、生前の彼の遺言だったらしい。「そうなのよ親父!今じゃ~、ご先祖さまが居たから今があるんじゃなくて、今生きている子、孫が居るからお墓を護ってもらっているのよ…少しは『おやじぃ』に感謝しなさい。」などと、もう既に不遜な言葉を吐いている。これからは、後継者も途絶えて、墓仕舞いを考えて行かなければならない時代…「いいお盆だなっすぅ~。」どんなに生活に困窮しても、天気が良くても悪くても、お盆だけは、そんな挨拶を交わしている。お盆に高笑いしているのは、和尚さんでありますが、お寺さんもよくよく考えないと「いいお盆だなっすぅ~。」なんて言っていられなくなるんじゃないかなぁ(笑)

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ほうぼう、ぼうぼう

2024-08-13 07:30:27 | 巡礼

蜂に刺されると痒くなるんですねぇ…

 生涯で一度も蜂に刺されたことがないと豪語していた『おやじぃ』でありますが、今年は停電騒ぎで肩口を軽く1回、一昨日はスイカの重量を計っていたら、後ろから「ふくらはぎ」をブスリ…チカッ~とした痛みで驚いたというか、反応は鈍くなってはいますが、その部分を手で押さえつけ『犯人』の姿を確認しようと思ったのだけれど時すでに遅し…果たして、蜂に刺されたのか、何か別の昆虫に噛まれたのかも分からない。「抗ヒスタミン剤!」と叫んだものの、オッカーに手渡されたのはステロイド剤…果たして効くかどうかも分からない^^; 昨日、玄関先を見たら、小さな「フタモンアシナガバチ」が転がっていましたよ。どうやらコヤツが『犯人』らしく、刺すと同時に『おやじぃ』の手によって成敗されていたようである。まったく、後ろから襲うとは卑怯なやつである。戦いを挑むなら正面から来なさい、などと訳の分からないことを蜂に言っている。(合掌)
 しかし、蜂に刺された後って、痛いというより痒いんですなぁ…子どもの頃、誤解していた「アンモニア」が効く訳もなく、虫刺されかゆみ止めも効く気配がない。ドラッグストアに昔懐かしい「キンカン」が置いてあったので塗ってみた。そうそうこの匂い…「キンカン塗って また塗って♪ 陽気に元気にキンカンコン♪」…そんなCMソングを思い出し、薬効を見たら、「虫刺され」に「肩こり」あれやこれや適用範囲が広いというべきか、かなり杜撰というべきか…効くと思えば効くらしい(笑)


また、負けそうなネギ畑…

 さて、昼ご飯を食べ、ご褒美ビールを飲んだら、もう夕方だった^^; 本当は、抑制キュウリの整枝作業をしたかったのだけれど、ゲッ!ネギ畑の草がぼうぼう…また、草に負けてしまう。換金率からすれば、キュウリに手を掛けるべきであるけれど、「根深一本ネギ」を作るためには土寄せも重要な作業であるから…という理由をつけて、暑いハウスを避けて草むしり。ちょうど畝の半分を終わらせたところに『晩酌会』へのお誘い…昨日、買い込んだ「サザエ」がまだ残っている。炭火焼きでまた一杯…いいねぇ^^;
 はてさて、本当のところは、田んぼの様子を報告する予定でしたが、農作業と同じで注意力散漫…本日は「芒(ボウ:のぎ、のげ)」を話題にするつもりだったのだけれど。そうそう、今朝、田んぼを点検していたら、一株だけ「芒」が長く伸びた株を見つけましてね。恐らく、変異の一種であろうとは思うのだけれど、麦のそれと同じように長いんですなぁ。その役割は、人や動物にくっ付いて運ばれる。害虫などから身を守るなど色々考えられますけれどねぇ…本当のところは良く分からない。変わり種ってぇことで止めておきましょう。そして、ふと思ったんですなぁ…「ぼうぼう」って漢字で書くと「芒芒」だったりして…な訳ないかぁ。頭の髪の毛も「ぼうぼう」、ネギ畑の草も「ぼうぼう」…ほうぼう「ぼうぼう」だったということをオチに、また作業開始(笑)

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海の声が知りたくて…

2024-08-12 08:26:35 | 巡礼

「八海山原酒」と「岩ガキ」…散財した(笑)

 前日、知人若夫婦の別れ話を聞かされて気が滅入ってしまった。「失われた10年より、これからの10年を大切にしなよ。」と友人『トシパン』が前回励ましたのだけれど、『失ったモノ』というよりは、『愛』というものが『憎しみ』に変化している。「可愛さ余って憎さ百倍」などとも言うけれど、家内労働での立ち位置や補償など、彼の中では10年間の不満が一気に爆発してしまったようである。友人『ノロ社長』は親分肌だから、明日もまた来て発散しろとアドバイスするけれど、あのね、君は夜7時30分には寝てしまうでしょう^^; その後、ウダウダと話を聞かされるのは『おやじぃ』な訳よ…お陰様で、昨日は二日酔いじゃないかぁ。
 時は、お盆前であるから日曜日と言え、休んでいられない。帰省客にふるさとの実家では、『お袋の味』が大盤振る舞いされるに違いない。自慢のホワイトコーンを収穫し、枝豆を出荷すれば間違いなく売れるのである。漬物用の薄皮丸ナスだって、懐かしいと食べていただけるはずである。近所のご家庭にも懐かしい顔が帰ってきた。結構な本数のホワイトコーンを収穫したはずなのだけれど、懐かしい顔を見かける度に「ホレ、食え。」なんて配ってしまっている。大事な『売り物』だと言うのにねぇ…何がしかのお礼が返ってくるはずである。(何と、邪な心の百姓であることよ^^;)


日本海「岩船港」…向こうは「粟島」よぉ^^;

 さて、太平洋側から東北地方に向かって台風がやって来そうな雰囲気でありますが、西の海「日本海」なら大丈夫なはずである。友人『ノロ社長』が、またぞろ酒宴を開くというお誘いではあるけれど、二日連続で別れ話を聞かされたのでは堪らない。自分自身の心が(視野が)狭くなってしまう。こんな時の『山猿』は海を見るの限る。少しは海の向こうにあるはずの大陸に思いを馳せようではないかいな。ほれ、すぐそこに中国が見える…な訳あるかい。新潟県の粟島である。
 はてさて、海の景色で気持ちを浄化し、目的は日本海の「岩ガキ」である。一杯850円…さらに大振りな950円というサイズもある。(海岸縁のお魚屋さんなら500円前後で買えると思うのだけれど…)気持ちが大きくなって、今日のメインディッシュとして『おやじぃ』が奢ってやろうじゃありませんか。ついでに、新潟県の「八海山」原酒…かつて「越の寒梅」が人気を博したけれど、『おやじぃ』たち山形県民からすれば、水っぽくて飲めた代物ではなかった。(都会人は、スッキリした飲み口と言うに違いない。)もう30年も前に、民宿の親父が「これからは、この酒だよ。」と勧めてくれた酒である。いいねぇ、いいねぇ…たまには贅沢を。お陰で、お財布の中身は空っぽであるけれど、胃袋と心の浄化が大切なのよ^^; はて、家族には、海に行ったことがバレないように、チャーシューの切り落とし(650円)を一袋…製造元からネタバレすると言うのにねぇ。人生、こうした隠し事、交渉戦術も必要なのよ夫婦にはね。なんて自分に都合の良いことを考えながら、気分を良くして帰って来た『おやじぃ』でありますよ。さぁ、今朝は枝豆の収穫からスタートしますかね(笑)

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