9月のお月様は新月が8月22日だった9月20日の新月での巡りのお月様をまとめて紹介しますね。
天気の悪い日も多かった8月にくらべて、この月の巡りは結構お月様を楽しむことができました。
でも、実は私が見ることのできなかったお月様の写真を4枚、お月様仲間のブドリさんとlayout3さんから拝借しています。お2人に感謝~~~~~ですっ!!!!
ブドリさんの9月14日の写真はちょっと見づらいですが、ブドリさんのサイト「銀河鉄道の月」の9月14日のココで見て頂くとしっかり見えていますよ。layout3さんの写真も「煙草と珈琲とお月様」サイトのそれぞれの日で見て頂くとオリジナルでさらにしっかり見られます。
ただ、9月はあまり惑星を楽しめるということはなかったですね。
それでは、10月はどうでしょう。いつものように順番に見ていきましょう。
水星:ちょうど夕方から朝の空への移動中なので、太陽の眩しさに負けて見られません。
金星:相変わらず朝早起きな方向けです。まだ、結構太陽から離れた位置にあるので、日の出前の暗さの残っている空で見つけることができそうです。夜明けが遅くなってくるので、5時ころでも見られるでしょうか?寝坊の私にはわかりません(笑)でも、これから金星は太陽に重なっていくように移動するので、下旬は地平に近くなり難しくなるかもしれませんね。早起きの方は、目が覚めたらすぐに東空を眺めて太陽に先行して上った金星を探してみて下さい。肉眼で見つけられる明るい星です。「明けの明星」とも呼ばれています。
火星:これも明け方です。10月6日の明け方の空で、金星が火星に近づいて、「これが火星君ですよ~」と教えてくれます。この6日の後は、金星は見える位置が日に日に下がっていきますが、火星は外惑星で動きが激しくないので、ちょっと暗いですが、場所さえしっかり東空のこの辺で見えると覚えていれば、みつかると思います。(国立天文台「今日のほしぞら」などを参考に探してみて下さいね)
木星:夕陽のあとを追いかけて、急ぎ足で西空に沈んでしまうようになったので、見られません。
土星:「夜1番付き合いよく、人の目に触れやすいのが土星です」と先月書いたのですが、雲に邪魔されたりで1回もみつけられませんでした。今月は、先月より沈む時間が早くなり、今も夜9時には西空に沈んでしまうので、見るのは暗くなったら早めがいいです。火星の特にご案内した「今日のほしぞら」サイトを利用して、さそり座のアンタレスから探してみるといいでしょう。ちょっと暗いですが、肉眼でみつけられると思います。但し、空が晴れていないとダメですが。
ということで、惑星は土星くらいしか夜は楽しめない10月の空ですが、早起きさんは金星と火星をお楽しみください。火星と金星の位置が日々変わって10月6日を過ぎるとどんどん金星が下がって離れていくのが感じられると思います。
今見えているお月様、上弦の月を過ぎて丸みを帯びてきましたが、10月4日が中秋の名月となります。暦の上の「秋」の真ん中旧暦8月15日です。暦で決まっているので、本当の満月の日とはちょっとずれています。ちょうどまん丸の満月になる瞬間は、その翌日夜中すぎ、日付が6日になった3時過ぎです。天気がよいといいですね。
では、忙しい時も、ほんの少しの時間でもいいですから、背中を伸ばしながら空を楽しんでみて下さいね。