今日は、20時ちょうどに上ったお月様。ベランダからは見られない位置に上っていそうなので、外にでてみると・・・
私の大好きな黄色いお月様が上がっていました。地平近くの上りたてや沈む時のお月様は卵の黄身のような温かい黄色をしているのです。上の写真では表現できていませんが、是非 今なら月の出に合わせてお月様を探して確かめてみて下さい。
さあ、衆議院議員選挙があす公示になります。こんどの選挙戦、「今、何と言っているか」ではなく、私はこれまでのその人やその党が言ってきたことを基準に投票します。自分の党内の人の意見も聞かず物事を推し進めようとする人の党にいれたら、国民の声などに耳を貸すわけがありません。憲法改正がたとえ必要があっても、そんな怖い人たちのもとで改正をしたら、取り返しのつかないことになると思います。法律への敬意を払えないやり方をする人に、法律の根本たる憲法改正をする資格はありません。
そういえば、先日ノーベル平和賞が、核兵器禁止条約の締結のために活躍した核兵器廃絶国際キャンペーン国際運営委員(International Canpaign to Abolish Nuclear Weapons)に決まりましたね(ココを参照)。北朝鮮を強く非難することで核兵器に反対のような顔をして見せても、核兵器廃絶のためのこの条約締結に日本が国としてまったく参加できなかったことは、唯一の被爆国である我が国としては到底納得できないやり方です。日本の被爆者が心から願っていたのに、本当に残念です(核兵器禁止条約の詳細は、ココから)
この条約締結に力をかさずに平和を目指す人たちの考えは、核を抑止力として使うという考え方です。でも、核実験をするだけで地球を汚してしまう兵器を人間が放棄する努力に手をかさない人が、平和を構築できるとは私には到底思えません。
北朝鮮の核開発を止めるには、核兵器を持っている国、その傘の下にいる国が核兵器を抑止力として保有し続けることを自分たちも軍縮を進めて止めていくプロセスをとる必要があります。自分たちの保有を棚にあげて、北朝鮮の保有に圧力をかけていくだけのやり方は、北朝鮮の暴発を起こす不安さえあると懸念します。
グローバル化した世界。インターネットで地球の裏側とも瞬時に会話ができる現在。人間の心ももっと広くグローバルな考え方に変えられてしかるべきです。非核宣言をした自治体がこんなにたくさんある日本*なのに、なぜこの核兵器禁止条約に参加しようと呼びかける運動を草の根から広げることができなかった、本当に情けなく思います。あなたの市町村は入っていましたか?
*非核宣言自治体一覧<http://www.nucfreejapan.com/siryou_2d.pdf>
平和というものが、戦わないという意志だけでは維持できないことを、日本の歴史、世界の歴史が示しています。1部の人が事をどんどん勝手に決められないように、人々がしっかりと政治の動きをみて行動していくたゆまぬ努力が必要です。それを国民が怠ったって、戦争の影が迫ってきてから慌ててももう遅い。今度の選挙は大きな日本の将来の分かれ道の選択になりそうです。
命あっての物種。原発から再生可能エネルギーへの転換も待ったなしの選択が迫られています。しかも、再稼働に反対していかないと、日本は世界の潮流に乗り遅れ、経済的にも行き詰ります(「日本と再生」の映画を見ると、現在の日本のお粗末な状況が分かります)日本と再生の映画をみれば分かりますが、自然エネルギーによる発電はそもそも源が無料!で作れる電気です。コストはどんどん下がっている。一方、原発は安全にする必要が増大してコストは高くなるばかり。ソフトバンクの孫さんが、SBエナジーという会社を作って、再生エネルギー活用に大きく踏み出しているようですね。日本全体がもっともっと動いていくべきですね。
今日も無事に1日が終わりました。明日もいい1日になりますように。