昨日の朝は曇っていて、お月様には出会えませんでした。でも、今日の月の入りは14:14。実は雲の後ろでまだまだ私たちを見守ってくれています。
さて、そんなお月様、見られなかったというと、昨夜の月の出は23:45。夜更かしの私は、寝る前に日付が10月4日になったところでちゃんと逢えていました。
<2018年10月4日1:08>
寝静まった誰もいない街に、静かに月が上ってきたお月様です。人も車も通らない中で、ひとりそっと空を見上げた私とその目に飛び込んでくる月とふたりっきり。ひとり月と向き合うこんな瞬間、戦慄が走るように月が私の胸に光を投げかけエネルギーをくれるのを、私は感じます。
「大丈夫、見守っているから。やるべきことをやりなさい」そう言ってくれているように感じます。
このお月様、ズームしてみたら、暗闇で気づきませんでしたが・・・
おやおや、危なく電線に邪魔される寸前でした。これも、(絶妙な時間にお月様が私を呼んでくれたから、こんな風に撮れたのかな?)なんて思わされます。月は天体というより、心をもった私の守護神のようです。
昨日、仕事のあと私はまっすぐ家に帰宅する気になれずに、デパートにより、(そうかライオンズが優勝したのか)と思いながら優勝感謝セールを横目にふらふらし、結局何も買う気になれず夕食にそのまま直ぐ食べられるお弁当などを買い、電車に乗ろうと思ったらちょっとの差で行かれてしまい、駅中の本屋によりました。
そこには、「緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説」という本が山積みになっていました。枝野さんの3時間大演説は知っていました。内閣不信任案を野党共同で出した時に枝野さんが3時間弱に亘る演説をしたというので、いつものインターネット衆議院中継で、全部ではありませんが、見ました。インターネットで動画を無料で見られるけれど、きっとそれを字起こしして本にしたんだ。確かにその方がたくさんの人に見てもらえるだろう。手に取ってみて、応援の意味を込めて購入しました。
本については、amazonにリンクしましたが、この本は今年8月9日に発売された直後に「amazonの総合1位」になったそうです。すでに141人のカスタマーがコメントを残し4つ星☆☆☆☆を獲得。
出版の公表から一晩で「Amazon総合1位」となったことについて、高谷編集長は、「予想以上の反響で驚いています。ただ、この背景には現政権の不誠実な答弁やさまざまな疑惑・不祥事への対応、あるいは国会や民主主義が崩壊していること、そしてそれを報じる既存メディアの姿勢に不満を抱いていた方が一定数いたのではないかと思っております」と話している。「主義主張・思想信条に関わらず多くの方に読んでもらい、『国会とは』『民主主義とは』という議論のきっかけになればいいと思います」とコメントを寄せている。
こういう情報を人々は飢えていたということかもしれない。多くの方に読んでみてほしい。私は昨夜、国会中継の映像を流しながら、この本で聞き逃したところを読むという方法を採ったが、一人でも多くの人が、国会で森友・加計問題がどんな風なやりとりのなかでうやむやにされたかをしっかり確認するためにも、是非真摯にこの枝野さんの声をひとりでも多くの人に受け取ってほしいと思った。
さて、話を戻すと、この本を買ったあと電車に乗り最寄駅で降りた私が次に寄ったのはコンビニ。そこで大人買いしたものは・・・
新聞である。1面の表題を見ただけで、新聞と言うマスコミが1紙を読んで真実だと思うことがいかに怖いかが分かる。
産経新聞:「社会保障改革 3年で断行」 ・首相「次の国会に改憲案」 ・「全員野球内閣」で党内融和
読売新聞:「社会保障3年で改革」 ・首相 「改憲案 臨時国会に」
日経新聞:「少子化高齢化 改革挑む」 ・首相会見「改造内閣が発足」 ・改憲案「臨時国会めざす」
毎日新聞:「骨格残し派閥均衡」 ・安倍首相「全員野球だ」
朝日新聞:「組閣 内向き」 ・派閥の待機組処遇 党役員に側近 ・法務に石破はの山下氏、女性登用は片山氏のみ
東京新聞:「首相『自民主導で改憲』」 ・党に側近 加速促す ・重点政策は複数閣僚で
夕刊フジ:「衆院参院改憲 トリプル選視野」・「改憲つぶし」攻撃回避へ
夕刊ゲンダイ:「ポンコツ内閣 醜聞噴出必至」・お友達と論功の滞貨一掃 ・命運尽きた安倍改造内閣の酷い顔ぶれ ・よくもまあ、これだけスネ傷をイケシャーシャーと起用したものだと永田町も唖然
首相の主張をそのまま丸呑みで書いている新聞から、辛辣に思いを吐露する新聞までイロイロだ。あなたは、どの新聞をよんでいるでしょうか?大事な時に、こうやって見比べてみること、私のように大人買いせずとも図書館でならいつでも無料で可能なのでやってみて下さい。
さて、このようにブログで、私の意見を自由にいえるのも日本が、今の自民党を握っている首相はじめとする政治家が嫌う、まさに「戦後レジーム」のおかげです。
*現首相が「戦後レジーム」からの脱却として、本音ではどんな主張をしているか、ココからご確認ください。 実は、この時リンクした、創生「日本」の会議での様子は、今確認したら、削除されていました。「拙い」と判断したのでしょう。その画面を保存して使っていたyoutube ココで今も様子を垣間見られます。森友の塚本幼稚園での動画でも思い出せます。今回の柴山文科相の教育勅語への態度でも確認できます。表で牙を隠そうとしても、その方向に動いている限り、しっかり見えれば、どうやっても見えてくるはずです)
自由、平等、国民主権があって、国民が自分の思うことを表現する自由があるからこそ。テロ防止の名を借りて共謀罪を出した後、委縮してブログに書くのを躊躇ったりする人も出てきているようだが、この「自分の意見を伝える自由」を奪う社会を目指す今の政治に、今「NO!」を伝えずに、いつ伝えられるでしょう。
安保法制では、法律家からも問題視される法無視で強硬採決した現政権に憲法改正を許して、憲法改正が始まったら、最初は小さな改正でもそれが大きな改正へとつながり、その動きを止めようとしても止める力が国民からそがれてしまっていることでしょう。「緊急事態」とか、特別の時だから・・・の言葉には要注意です。現政権下の憲法改正には絶対「NO!」をお願いします。国民投票前にCMをお金にまかせて流すことを先ず阻止しないといけない。そして、どんなに甘い言葉でささやかれても、現政権下での憲法改正論議の危険には最大限の注意を!!!