駐車禁止の扱いの変化!?
そうなんです。昔は、巡回している車がきて、タイヤのある位置にチョークを引いていって、2回目に回ってきた時にまだそのままだと、ガッツリと自分では取れない金具を付けられてしまい、そのままでは恥ずかしくて走れないので、確か交番に行ってはずしてもらいました。
それが、今日 娘から聞いた話では、今は様変わりしているとのこと。
調べると2006年の改正道路交通法によって、駐禁違反の取り締まりの民間委託が始まった頃を境に、様替わりしているようなのです。今は、駐禁エリアに車を置いてほんのちょっと離れていただけでも、ステッカーを貼られてしまうことがあるようです。以前と違ってステッカーは自分で外せますが、後で自動車の所有者に請求書が送ってきて、それを期限内に払わないできいると大変なことになるようです。ただし、駐車した人の名前とかは不問で(請求も自動車の所有者)、駐車違反した人の免許から点数が引かれることはないそうです。
* この違反行為者が罰金の責を負わないで所有者が責任を取るのは不思議に思えますね。
簡単と言えば簡単になりましたが、コンビニの前に止めてトイレにちょっと行っている間に貼られて15000円の支払いになったりすることもあるそうです。ご用心! ココの市役所の説明が、簡単で分かりやすかったです。
2006年の改正時、確かに民間の人が取り締まって・・・というのが大きくニュースになり、渋谷~六本木~銀座とか都心を通り抜ける時に路駐がなくなって好意的に受け取っていましたが、そんな短時間でステッカーを貼られ罰金をとられたら、堪ったものではないなぁとも思えました。
とはいえ、もっと怖いのは、改正から13年経過するまで私自身が、ちょっと変わったようだという記憶があっただけで実際はよく分かっていなかったことでした。しかし、分かっていなくても、法が改正されて厳然とあることで、注意していてもうっかりするとわが身にふりかかってくることがあるということ。それが怖いと思えました。
皆さん!憲法の改正を来年を目指すと首相がまた言い出しているようです。憲法と言う国の基本となる法律。これが改正されるとなると、この道路交通法のように(十分に考えていなかった)と後で気づいて「しまった~」では済みません!!!
なぜなら失敗をした人を守ってくれるべき法の根本が変わってしまうことにだって成りかねないからです。基本的人権、国民主権、平和主義、戦争放棄が、「国家のため」という名の下に大きく制限がかけられる憲法改正がなされるかもしれない。現憲法で許されないと多くの法律家が反対した集団的自衛権を強行採決した現政権。そんな政権が主導する憲法改正を許して大丈夫でしょうか?
参議院と同時に衆議院も解散するのではないかとの噂もありますが、憲法を読むと、内閣総理大臣に衆議院の解散権があるなんて書いてありません。衆議院を自党に利するために乱用し、現憲法を順守する気持ちのない政権に改正を許すのは危険行為だと私は強く思います。なぜなら、憲法第99条には、【憲法尊重擁護の義務】 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊 重し擁護する義務を負ふ。という条文があるのに、現政権は憲法を尊重し擁護する義務を果たさないどころか、憲法に違反する行為をしながら、現憲法の不備を指摘して改正を主張しているのですから。
憲法の条文、私も最近になって少しずつ分かってきました。まずは、あなたも憲法のことがどれくらい分かっているか、ココのクイズで確かめてみませんか?