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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

満月が過ぎた月

2020-09-03 23:48:56 | 惑星・天体ニュース

    今日も、途中で曇ったりはしましたが概ね快晴で、夕食を終わって外を見ると美しい月がしっかりと空にこんな姿を見せていました。

       

     はっきりと、どこが欠けてきているか分かりますよね。輪郭で上の方がギザギザしています。

     「お月様、こんばんはぁ~。またずっと毎日会えてうれしいよ~っ!」と声をかけると、

     「今日は元気がよさそうかな?」とお月様に言われた。そう、今日はずっと抱えている問題が、少し先が見えてきた気がしたので、ちょっとホッとできたのだ。

でも、安心できたのは、個人的な問題で、今日耳に入ったニュースからは、危機感が募るばかりだった。

     日本の子どもたちについて、国連児童基金(ユニセフ)が、先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度を調査した報告書を公表。<日本の子どもは生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が37位と最低レベルだった。「身体的健康」では1位で、経済的にも比較的恵まれていたが、学校のいじめや家庭内の不和などを理由に幸福を感じていない実態が明らかになった>と報道でいわれていたが、<教育評論家の尾木直樹さんは、日本の学校現場を「いじめ地獄」と表現、偏差値偏重による受験競争過熱も相まって「子どもの自己肯定感が低く、幸福感が育たないのは必然的だ」と指摘した>と、千葉日報のココに書いてあった。 身体的健康は1位だが、精神的には不幸せ、なんて悲しい報告だろう。

     では、大人は幸せなのか?大人も、孤独だったり、苦しんでいる人が多い。子どもを幸せにできない大人が、幸せであるわけがない。日本はなんという国になってしまっているのだろう! 

     そして、思い出したのは、昨日の燕市教育委員会の遠藤浩教育長は8月の定例会で、「コロナ禍を短時間で解消する方法は、どこかで大きな戦争が発生することではないだろうか」「武器という商品で経済は回復するだろう」と発言し、昨日謝罪会見で 「社会全体に閉塞感のようなものがあり、それを打開する方法として戦争を始めてしまうのではないかという人間の愚かさを憂いて表現したものであり、決して戦争を期待したり肯定したりするものではありません」と弁明して辞任したニュースだ。

     これが弁明になっているだろうか?今のこども達は、こんなことを平気で発言してヘタな弁明にもならないようなことをいう人の下で勉強しているのか、という恐ろしさ。登校拒否の子どもが多いのにも、いじめが多い現実と照らし合わせても、日本の教育はおかしくなっていることは確かなのかもしれない。背筋が凍る。

     でも、翻って政府が、長期政権で何をしてきたかを思い出すと・・・集団的自衛権を閣議決定から国民の反対の声があがったのに強行採決し、その後も仮想敵国を作っては、J-アラートだ、自衛隊を合法化すると声高に叫び、無礼な国だと他国を非難したり、アメリカのいいなりにイージスアショアのような意味をなさないものに軍事予算軍備強化を続けている。 

     この発言はその中での発言なのだ。失言を指摘されて、いくら言い訳をいっても、本心はこの政権の向かう方向を感じ取って、それに添った発言となっているのだろうと思えた。なぜなら、この政権でこれまでの政権ではとても表面にでてこなかった戦時中の考えが次々と議員の口から出てくるようになった。文科大臣が毎回「教育勅語」について、「いいところもある」と発言。何と女性の議員が「八紘一宇」、「道義国家」などの言葉を平気で声高に話す現政権なのだ。そもそも、この政権は、その目標を「戦後レジームからの脱却」と公表している。戦後レジームって何? 平和主義、基本的人権、国民主権、個人の尊重。そこから脱却してどこを目指す政権なのか????

     しっかり、今国民が目をむけないと、日本は本当に不幸な道を歩むことになる。森友学園の幼稚園のこども達の映像を今1度ココで思い出そう。この幼稚園のような教育を賛美していた人たちが、今この政権の中枢にいる恐ろしさを、思い出して下さい!!! 

     軍歌を歌ったり、戦後民主主義に反すると禁止されたはずの教育勅語を暗唱したり、「韓国、中国をやっつけて下さい」と言ったり。

    (国旗国歌を大切にし、愛国心をもったこども達を育てる)この幼稚園が理想型とされて、この教育を全国に広げて・・・という考えに、あなたは同感できますか? この考えと、今世界が国連を中心として進めようとしている「持続可能な開発目標(SDGs)」(国連が定めたSustainable Development Goalsの日本語訳で、2030年までに、途上国・先進国関係なく達成しようという目標。貧困や教育、エネルギー問題、消費やパートナーシップなど、世界中で抱える問題を17に分類し、その目標値を設定したもの)と、あなたはどちらに共感しますか? どちらが平和でこどもたちが世界のこども達と手を繋いで幸せな気持ちで将来に夢をもてるでしょうか? どちらの考えに立って、子どもが育っていくことが、他国の子ども、価値観の違う人とも仲良く、互いを認め合う豊かな人間性を育てられるでしょう。いじめが起きるのは、どういう考え方からでしょう?(ココで今の学校の様子を検証)

    「他の内閣よりよさそうだから」、「株価を上げてくれそう」「雇用がよさそう」で選んでいたら、いつのまにかこんな政権を日本は選択していたのです。なのに、実はショックなニュースが、もうひとつありました。政権支持率が、20%台に落ち込んでいたのに、首相退陣後20ポイントあがり58.6%に急上昇したというのです!!!(ココから) 20%の人は、何で支持に変わってしまったのですか???? 「病気でかわいそう?」「新しい人に期待してみるから?」 ちょっと待って下さい!!!

    中にはプーチンのように、実は菅さんを来年総裁選まで代理にして、3度目の返り咲きを狙う可能性も噂されているとしている報道もあった。同情で足をすくわれないようにしないと、ご存じのようにこの政権は何を言われても誤魔化し、改ざん、嘘で押し通す倒れそうで長期政権をなしたしたたかな政権なのだ。

    この政権の本質は、何か。本当に日本のこども達の将来を考えて、この政権に同情したり、「他の政権よりよさそうだから」などと、軽はずみに目先の考えで、何をしてきたかを忘れて支持していいものか。ここで、しっかり忘れずに思い出しておいて下さい! コロナ禍で、不況が訪れて、第二次大戦前のような世界恐慌が起きたとき、そのはけ口を求めるように、ヒットラーが愛国心をあおり立て、戦争へ突入したこと。そこで何が起こったか。日本が、アジアの人々を苦しめ、自国民の得た物があったのか。多くの人がどれだけ犠牲を払った戦争だったか。

    同じ苦しみをもう1度味わうようになるまで、戦争に至った過去の過ちを繰り返してしまう道を、あなたは望んでいますか? 戦前の人たちだって、戦争を望んでいなかった人が大半だったのです。戦争の始まりは、気づいた時に直ちに止めないと、走り出した車が止められないように、止らないのです。過去を振り返って見ましょう。嘘をつく人、ごまかす人、責任を取らない人、自分の都合のいい人だけを優遇し、異論を吐く人を排除する人。そういう人が、民主主義を守り、平和で、皆が幸せに感じられる社会を作ってくれるはずがありません。 

    日本は、本当に今 とんでもない方向へ向かっていること。ひとつひとつ考えれば、その怖さがあなたにも見えてくるはずです。

    さあ、日本の検察は、お金で票集めをして選挙に勝った政治家をちゃんと裁いてくれるでしょうか? お金をもらって、誰かの便宜を図る政治家をちゃんと裁いてくれるでしょうか? 日本国民が正しい選択のできる国民か、今、私たちは大事な歴史の転換点、岐路に立っているのです。堤防が壊れると、水はいっきに溢れてきます。浸水はあっという間です。

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