felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

おぼろ月夜です

2020-09-29 20:51:31 | 惑星・天体ニュース

   雲がたくさんあって、お迎えにでてくれていなかったお月様。ようやく夕飯を食べ終わってから「ここにいるよ~っ」と教えてくれました。

          

        「何にも雲がみえないのに、雲に囲まれているの?」なかなか輪郭がみえてこないお月様でした。

               

    「結構、雲が薄くかかってどく気がないみたいなんだ」「そうか、じゃあ今夜はこれが1番の姿かな?」「そうだねぇ~」

    と言うわけで、空のどこにお月様がいるかはしっかり分かるのですが、輪郭がすっきりみえてこない今夜のおぼろ月。あなたの空でも探して見て下さい。さて。最近、テレビではどっこいしょされていた内閣支持率60%超え、行革推進の菅首相ですが、タブロイド夕刊紙や週刊誌では一斉に批判的な論調が圧倒しています。週刊文春、週刊新潮に続き、今日発売の週刊朝日10月9日号では、「菅自民、24議席減 おしまいDEATH」の見出しが・・・祝儀ムードで与党圧勝との見方もあったが、野党に「倍返し」を食らう未来も出てきたという解散があった時の予測がされていました。

    自民党は野党はバラバラ、政権能力なく批判ばかりとか言っているのをよく聞くと思いますが、与党の自民党や公明党の方が自浄能力がなく、嘘、誤魔化し、上への批判能力の欠如などに気づいてきているはずです。

    そして、野党や国民、報道の批判があってこそ、森友・加計・桜を見る会、軍事費が明るみにでたこと。下村元文科大臣が始めたベネッセの絡んだ大学入試への拙速な記述式導入が中止され、不透明な電通の給付金事業の請負や、検察庁の黒川の定年延長の陰謀をストップし、検察庁改正案も見送らせたこと。政権に任せきらないで政権を監視する勢力の大切さを大きく認識されてきたのだと思います。

    しかも、野党が結束してこの日本の嘘まみれ、お友達優遇、企業や米国のいいなり。国会無視の政権にいよいよ「NO!」を突きつけるために、結束を固めてきたのが目に見えてきました! 例えば、9月16日、立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党は、衆参両院の本会議で行われた首相指名選挙で、そろって立憲の枝野幸男代表に投票しました。国民は合流協議のしこりで参院側で立憲との統一会派を解消したものの、党内協議の結果、衆参そろって枝野氏に投じました。玉木雄一郎代表は記者団に「次の選挙も野党として自公政権に向き合わなければいけない。その意思を示す」と説明した。れいわ新選組の参院議員2人も枝野氏に投じました

    これって、凄いことだと思います。長いものにまかれろで、安倍政権の反省もなくずるずると菅政権になびいて無批判の自民党議員の顔、お金をばらまいて票を買おうという浅ましい候補のいる自民党。不起訴なら選挙違反しても党員のままで許す体質。「正直・公平」という当たり前の常識を訴える総裁候補を、最下位に敗退させた自民党が、それでも「他の政党よりマシなのだろうか?」支持者もさすがにそろそろ疑念を抱かないものなのでしょうか?

    野党だった時なら当然反対したはずの安保法制、軍備拡大、共謀罪にも平気で賛成にまわった公明党。「小さな声を聞く力」と看板に掲げながら、沖縄で辺野古基地建設反対のデニー候補を支持した創価学会の人々の声、山口代表と同じ選挙区で闘った創価学会員・野原候補に集まった多くの支持の声を無視してきた山口代表を、今回も無投票で選んだ公明党。前記の週刊朝日を読むと「公明・学会票の集票力の低下は、僅差で勝ち上がった自民党候補にとって(次回の選挙では)脅威になる」と分析しています。野党時代の公明党を知っている人にとって、今の公明党の変質ぶりは「オカシイ!」と思われるはずです。

   同じ週刊朝日では、元文科事務次官・前川喜平氏が、「検察だけじゃなく、文科事務次官人事でも異常な定年延長があった」ことに言及している。

   検察の黒川氏とは違い国家公務員法の適用自体は合法だったが、懲戒処分を受けた職員は人事院の規則で昇任が一定期間凍結されるが、天下り斡旋の処分が解けた2018年10月に文科省の事務次官になった藤原誠事務次官は今年3月に62才で定年を迎えたが定年延長され、今も現職の事務次官だと書いてあった。(この人事については、ココでも詳しく読める)

   私も憂いていたが、こんなやり方がまかり通る役所ばかりでは、官僚に人材が集まらなくなるのではないか。不倫で週刊誌を賑わした和泉補佐官が重用されるような政権は、どうも私は納得いかない。不倫相手の大坪審議官は異例のスピード出世。昭恵夫人について森友の時に話題になった政府職員・谷査恵子はどうなったか?在イタリア日本大使館の1等書記官に異例の昇進をしたのは、忘れていませんよね。あの佐川宣寿理財局長が、国税庁長官に出世したのも覚えていますか?その後1年もせず辞職になりましたが・・・。よくもまあ、こうも露骨にみえみえに平気でこんな人事ができると、普通は呆れると思いますが?

   ついでながら、加計問題で「愛媛県や今治市の関係者とは)記憶の限りではお会いしたことはありません」と、野党の追及をこの官僚答弁で乗り切った柳瀬唯夫元首相秘書官はNTT系企業の社外取締役から、今は副社長になっているようですね。

   「お月様、どう思う???」 

   そして、この記事を読んでいるあなたは、どう思いますか???

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする