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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

地球に最接近の火星と月

2020-10-06 22:47:40 | 惑星・天体ニュース

   今日は火星が地球に最接近する日。太陽の周りを地球の外側を回っている火星と地球はそのスピードの違いから、ほぼ2年2ヶ月に1回は近づいては離れてを繰り返している。今回は、前回の接近時ほどではないが、準接近。下の図のように、地球と火星の距離が近いので、より赤く大きく空に輝いて見える。  

            <白井市文化センタープラネタリウム:作成>

           <2020年10月6日22:04>

      電線に引っかかりつつ昇ってきた月に比べ、火星は随分早くみられるようになりました。もう、結構高い所にみえました。ただ、写真ではなぜか赤く写ってはくれません。見た目より明るさも控えめです。右上端の点が火星です。これからは、どんどん暗くなりますが、来年に向けさらに早寝の方にも見やすい時間に見られるようになるので、今の明るさを覚えておいて、だんだん暗くなっていくのを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。これ、「惑星ならではの楽しみ」なんですよね。

      あと、明るさだけでなく、少し明るい星がいるともっと分かりやすいのですが、さらにこれから1月にかけて、うお座の星の中で行って戻るというオカシナ動きを見せてくれますよ。私のカメラも暗い星座を撮るのは不得意なので無理ですが、国立天文台のサイトのココから図を転載しておみせしますね。うお座の中を、なんだか遊んでいるみたいでしょ。

      惑星を昔の人は「遊び星」と呼んだりもしたようですが、昔のひとは、今のひとより世の中が暗い分夜空の星と仲良しで、惑星のこともきっとよく観察していたんですね。惑星のこの「逆行」という動きをもっと知りたいと思った方は、下の写真をクリックすると国立天文台の詳しい説明が見られますよ。   

          

        さて、今夜のお月様がきれいにみえたところをアップした写真です。

           

        火星に先導されながら、しずしずと夜空を移動しながら、今も私たちを空から見守ってくれているお月様です。明朝は10時以降まで沈まないので、ゴミを出しに外に出た時や、でかける途中に青空が広がっていたら、西空のどこかに白い月がいるはずです。みつけて、「おはよう!」と声をかけてみて下さい。

追伸)TBSの夕方の森田さんの天気予報の「夜空の晴れマーク」が変更になった写真がやっと撮れました。これで、やっと北半球の日本で見る月の形になりました。月のことを知っている人には、違和感がなかったかもしれませんが、これまでは、三日月が右が欠けている日本では未明の月になっていて、18ー21時の月としては間違っていました。でも、NHKは因みに星のマークにしています。正直、三日月は可愛いですが、三日月はいつも見られるものではないので、星にしているNHKの方が正確ともいえます。でも、可愛いからそこはもういいとしましょう。 (この話の詳細は、このブログのココから)     

   

コメント (2)
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昨夜も雲間から月がみえましたっ!

2020-10-06 09:45:54 | 惑星・天体ニュース

   昨夜も雲間から月が見られました。

      

     すぐにみつけられるほど、しっかり月が姿をみせてくれていたのですが、実は月は雲にこんなに取り囲まれて居ました。

               

       だから、もっときれいなお月様のアップをお届けしたかったのですが、月のどこかに雲の黒い影が入り込んできて、みれば最初に撮った写真が1番きれいに写った1枚でした。

       さて、新政権は何だか「デジタル庁創設」「判子をやめる」「携帯料金値下げ」・・・といろいろなことを言って、改革を打ち出しているかにみせていますが、私は雑誌などでテレビ報道ではあまり言われていない、官僚人事で容赦ない辣腕ぶりを示してきた首相の過去を知っていたので、怖い人だなと感じていました。そして、さっそく出てきましたね。日本学術会議の推薦してきた会員の中で6名を、任命から外しました。しかも、6名はみんな社会科学系の学者で、これまで政権の問題点を指摘してきた人たち。あまりにも露骨です。新聞報道によると、憲法で保障されている「学問の自由」にすでに前政権時の2016年から嘴をはさもうとする動きは始まっており、推薦名簿を事前に提出させて意見を述べたり、内閣法制局に解釈変更の可能性を打診して準備してきたことも分かりました(ココから)。

       日本の憲法には、「天皇は、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する(憲法6条1項)」とうのがあり、天皇が首相を任命する式の様子がニュースで必ず流れます。では、(任命者に、任命権があるのでしょうか?) 見ると、「国会の指名に基づいて」とあります。天皇が、(首相はこの人ではダメ)と言って拒否する権利があるなら、国民主権という憲法の根本が崩れます。今回の日本学術会議の問題の任命のところも、同じ「任命」の言葉からして、選ぶ権利はないように思えます。ただ、日本学術会議の規則では「会員は推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」とあります。「推薦」と「指名」のところが違っています。ここに、政権のつけこむ余地を許してしまったところがあったのかもしれません。

       前政権の継承者の政権。今回のやり方でも、安保法制以来続く法解釈を政権がいいように加えて穴をあけて、そこから穴を広げていく手法を踏襲しています。前政権から続くこの政権の怖さを再確認しました。森友・加計問題でも、桜を見る会でも見られたうそ、証拠隠滅、ごまかし、中身のない空虚な弁明も相変わらずです。 6人を外した理由を聞かれても「個人の人事に関することについてはコメントを控えたい」「学問の自由とは全く関係ない。それはどう考えてもそうでないか」と答えにならない言葉。こうやって、はぐらかして、国民がぼんやりしている内に、政権の意志通りに日本社会が動くように、「学問の自由」「報道の自由」「思想信条の自由」などの砦のあちこちに、次々と穴をあけて、人々が穴からもれてきた水で堤が崩れ落ち溺れながら「全体主義、国家主義の日本」に気づく頃には、もう戦中と一緒で止められない事態に・・・そんなことになる予感がして、私の心は安保法制の頃からずっと不安で泡だっている。

       声をあげていかなければ。文科省の稚拙な記述式導入の入試改革に、国民のNO!の声がくさびを打ったように。検察庁への人事介入に、国民のNO!声がくさびを打ったように。

    菅首相に日本学術会議会員任命拒否の撤回を求めます!

        上の字をクリックして頂くと、15万人を目指した署名が現在11万人近く集まっています。力を合わせましょう。

   *この記事のアップが遅くなりましたが、今夜は火星の地球に最接近の日です。もう東の空高めに火星が明るく見えていますよ。これからまた、火星は地球から遠ざかり、徐々に暗くなっていきます。今日の明るい火星を目に焼き付けておきましょう。写真は、今夜の月が撮れたらその時にアップする予定です。お楽しみに。

                 

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