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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

1日見ぬ間に土星や木星と離れた月

2020-10-24 21:30:47 | 惑星・天体ニュース

    昨夜はさすがに雲が多すぎて、月影すらみえず完敗。今日はというと、雲はあるものの夕方暗くなって月がでているかなとベランダから外をみると西空が赤く燃えていた。凄い夕陽のようだ。即、カメラをもって西の地平線が見える駐車場へ。

      「お~っ、間に合った!」ちょうど、夕陽が地平に沈んで行く直前の景色を楽しめた。

         <2020年10月24日16:51>

       でも、南空をみても、この時は雲がいっぱいで月は見られず。夕飯の準備をしていたら、少しずつ晴れてきて・・・

          

        月がしっかり姿を現してくれた。昨夜の22:23にちょうど上弦の半月だったので、ほんのちょっとだけお腹に膨らみを感じられる月だった。

       でも、今度は月は見えたけれど、「ねえ、お月様。土星と木星はどうしたの?」「一緒にいるけれど、雲がいてみえないだけだよ」「そうか。じゃあ、今夜はまだゆっくり空にいてくれそうだから、また後でね」

       それから、夕食を食べてテレビを見たりして・・・そうだ、まだ惑星達に会ってない!と思い出して、雲がどいてくれたかな?と外を見ると、月はもうだいぶ沈んできていて、それでも晴れて空がすっきりしてきているのに惑星の姿がみえないので、「土星と木星は?」とお月様に聞くと、「ズッと下にいるよ。そこからじゃみえないんじゃない?」との答え。

      「そうか、昨夜1日みないだけで、土星たちと離れてしまっているんだ」それで、家からはみることのできない惑星達を見るために、またさきほどの見晴らしのいい駐車場へ。建物と建物の間で立ち止まると、隙間から木星がきらりと輝いているのが見えて、「早く来れば逢えるから急いで~」と声がかかる。でも、駐車場に急いだのに、着いた時には月の姿は見えていたけれど、その右下には意地悪な白い雲が。あらあら、仕方がないなぁ~。

       しばらく、雲がどいてくれるのを待っていると・・・

        

     土星と木星が雲からでてきてくれた。 明るい方が木星ですよ。土星も結構今夜は明るく見えましたね。

     ちょうど、月の右上の方には夏の大三角のわし座のアルタイル(彦星)これも明るく見えていましたよ。雲の隙をぬって、どうにか月と惑星を楽しめました。今日も1日を無事に過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように。

     そういえば、今日はいいニュースが飛び込んできました。

      核兵器の開発から使用までを全面禁止する核兵器禁止条約の批准数が2カ国増え、49カ国・地域に達した。国連が23日発表した。条約発効に必要な50まであと1に迫った。到達から90日後に発効する。「核なき世界」実現を求める国際世論の後押しを受け、核兵器を違法と見なす史上初の国際規範の誕生が近づいたのだ!(共同通信のココから)

    恥ずかしいことに、ANNのニュースのテロップにでているように、世界で1番核兵器のもたらす悲劇を知っているはずの被爆国にも拘わらず、いまだに「日本は参加せず」にいる。

    上の写真は国連でこの条約が採択された時の被爆者サーロー節子さんの様子だ。今も88歳で、彼女は活動を続けている。私の市でも被爆者の方が原爆の絵を公民館で展示したり、学校で体験談を語ったり、今も活動を続けておられる。今週の朝ドラ「エール」でちょうど主人公の作曲家が「長崎の鐘」の曲を作った時のエピソードが流れ心打たれたが、毎年その被爆者の方が長崎の原爆投下日の慰霊の集会で歌ってくれる「長崎の鐘」。その思いが。日本でこの参加に消極的なすべての人たちの心に届くことを願っている。

    「核兵器保有国」や「核兵器の傘の下にいることから、批准に後ろ向きな国」こそが、本当はこの条約に加わり核兵器の廃絶の中心的な力にならないといけない! それなくしては、世界に平和は決して訪れないのだから。

                  

    

 

コメント (2)
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