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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン170

2020-10-23 19:09:51 | ピアノ

              さて、前回のレッスンで、藤井英一さんの教本を入り口にして、先生に「4分音符を3カウントに感じて弾く」というジャズの極意(?)の手ほどきを受けたものの、それがかえって小さな私の頭の中でぐるぐると混乱を生み・・・その後の練習は何ともはや暗中模索。

    極意を知るために、先生の弾いて下さった「4分音符の弾き方 Etude No.1」(やさしいジャズ・ピアノ奏法 編著者:藤井英一)の模範演奏を聴き直し、先生が弾いて下さった”Love is Here To Stay"を聴き、”A Brand New Days"の「楽譜通りでなく4分音符でなく3カウントで~こんな風にぃ~」といくつか3カウントをより目立たせたところを弾いて下さったのを聴き・・・練習してみたのですが。分かったような、分からないような。

    まだ、頭の中の霧が晴れないながら、今日のレッスンへ。まず最初は、「4分音符の弾き方 Etude No.1」最後の終わるところの音の取り方がおかしいところ以外は、まずまず大丈夫だったようで、ホッと胸をなでつつ、次の”Love is Here To Stay"へ。すると前々回のレッスンで初めて最初だけ弾いて見た時は、「リズムが捕らえづらくで難しかったのですが、合っていましたか?」と見て頂いた時に、あっけなく「問題なかったですよ」とOKを出してくださった先生が。「いやいや、問題が大ありで、どこから言ってみたらいいか」と頭をかかえ、「最初からひとつひとついくしかないか」と少しずつ弾き進めていくことに。

    そして、出だしの音の伸ばしが足りない、その行の最後の説は音がスタッカートの印はあるけれど、はねすぎている。などなど、突っ込みどころ満載な弾き方だったことが次々に判明。「全般的に何だか音をポンポン跳ねすぎていて、それをどうにかしないと」

   「でも、先生、前回のレッスンで藤井先生の下のやり方のように3カウントで弾く、という話になって、休符がいっぱい入り込んで、弾んだ感じに弾いてきてみたのですが、違うのですか」と(下の写真のような前回と同じ楽譜を取り出して)質問すると・・・「でも、たとえば、今、最初に弾いた弾き方だと、2分音符の連符のところもタータと弾くべきところで、『タッ タ』みたいに流れを切った感じになっていましたよ。それは、間違いなんですよ」とのご指摘。

    確かに、弾いていて勢いはよくなったものの、乱雑で流れが失われた気はなんとなくしていたのですが・・・トホホ。そして、フレーズを完璧なリズムの捕らえ間違いをしていた箇所があり、それと同じリズム取りのフレーズが数カ所でてきて、「あっ、ここも同じ間違いですよ」という指摘を受けてしまい・・・弾き慣れしてしまっていたので、これがまた修正が至難でした(嘆)   

      

    「アレアレ、ここまで違っていたとは、予想していませんでした。この前のレッスンでは、上の真ん中のように、ちょっと休符を入れた感じで弾くとジャズの乗りで弾けるのかと、格好よく弾いたつもりだったのですが。とんだことになりました」と嘆きのひと言。

     結局は、最初に無心にCDを聞いて、そのまねをして弾いてみた方がジャズの乗りに近かったということになり、あまり跳ねるを意識するのはやめて、肩の力を抜いて心で感じる音楽を奏でることに。

      いやいや、大変でした。?大変だったのは先生の方かな?

     ”A Brand New Days"でも、収拾がつかない弾き方になっていたようで、先生と3カウントのさらなる食い違いのすり合わせのトライアルがあった後、先生が「じゃあ、あまりもう3カウントは意識しないで、まずは”A Brand New Days"は、単純にきっちりと弾けるように、練習してみましょう。3カウントはその後の応用編ということで、その後で考えましょう」という打開策が出て、今日のレッスンは終了、チィ~~~ン。で、リングを降りました(苦笑)

      さあて、次のレッスンまでに、今度は余り考えずに無心の境地でうまく音楽的に弾けるようになるかなぁ。私は、結構験担ぎをするほうで、ちょっと失敗や困った事が起きた時は、その時の「服装がよくなかったのかも」と考えて、その服をなるべく仕事とか、レッスンとか、大事な場面では暫く使用しないようにしているのですが、サンドイッチ間違え事件などなど、最近はトラブルや思い通りにいかないことが増えて、キャーッ着る洋服がないぞ! そうだ、明日晴れたらのろのろ面倒がって伸ばしてきた冬服への衣替えをしよう!!!

    

コメント
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