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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

真夜中の月と朝の月と2回のお月見

2021-05-04 10:10:35 | 惑星・天体ニュース

   今のお月見は、真夜中にでてくる月を、夜中から未明にかけての暗い空でみるか、快晴の青空の中に白く浮かぶ月をみるか~と言う感じになっています。そして、私はというと、夜中に目が覚めました。目覚まし代わりにおいてある枕元のスマホを見ると、2時過ぎ。アプリの「コンパス」で月が出ているかを確認すると、1時過ぎに昇った月が南東にみえているようでした。

   これは、起きるしかな~~~い! でも、ベランダにでてみましたが、月がみつかりません。1回寝床に戻り、アプリの「星座表」で、月の出ている高度がどの辺か確認。次に、天気のアプリをみると雲もない快晴。「あれっ?まだ、邪魔者からぬけだせないでいるから、公園に見に来てってことかなぁ?」 でも、着替えるのがちょっとめんどうなようなぁ・・・(汗) もたもた逡巡したあとに、そうだ、他の部屋からならみえるかな?と見に行くと、お月様が「まったくぅ。逢いたいのか、逢いたくないのか、どっち? こっちから、覗きにきてあげちゃったよ~。ホントに僕も親切だよね」と機嫌のよい笑顔を建物の上から覗かせてくれていました。

             

     お伝えしたように、このあと、4:50に下弦の月となる半月です。昨日もお伝えしたように、長い切り傷のように見えるアペニン山脈。その山脈に当たった光の線が影の中にも伸びて、しっかり見えていますね。アペニン山脈の線の先端にあるクレーター「エラストテネス」も、確認できます。

     そして、このお月様の上には、そう、土星がいました。そして、それに遅れてでている木星もご覧の通り。

    

     月の上に土星、画面の左下に木星が見えています。明日のお月様は、今度は左の木星の下に見えるはずです。人間は先の見えない不安の中で、コロナはさらに拡大するのか?オリンピックなんて大丈夫なのか?ワクチンはいつ打てるのか?変異株にもワクチンは有効なのか?これから、どうなるのか?と心許ない日々を過しています。でも、月も、惑星も、星たちも、静かに悠久の時の中にいて、明日も予想通りに動きつづけている(もちろん、長い目では、宇宙にも爆発や変化は当然あるのですがね)。天体のこの安定感が、心を癒やし鎮めてくれます。

   「お月様、人間が正しい判断ができるように、正しい判断ができる人たちに、力を与えてくださいね!!!苦しんでいる、世界の人々を助けてください」

    無事に、お月見と木星・土星ペアにも逢えて、寝ました。

    でも、いつもと違い、コロナのことや、この前の地震のこと、竜巻が静岡で起こって「いろいろな災害で大変ねと他人ごとに思っていたのに、自分の身に起こって驚いた」と話していた女性のコメントが心に響き、我が家のあれこれ心配事も頭をかけめぐり、深く眠りにつけなかったようで・・・また、目が覚めてしまいました。

    明るいので、知らない内に寝たのかと思ったのですが、まだ5時過ぎでした。これなら、また月にあえそうです。ベランダに出てみると、南の夜中より高度をやや上げたみやすい所に、お月様が白い姿で浮かんでいました。これで、同じ日に2度違った様子のお月様と逢えました。

    

    朝、羽鳥のモーニングショーをテレビを見ていたら、インドにいる女性が日本のスタジオからの質問に答えていて、その内容に驚きました。

   「インドは2月頃までは結構感染が抑えられていて、人々の中にはコロナを乗り越えられたという気持ちが生まれていた。自分も、出張にでたり、ちょっと休暇に旅行に行って、そこでマスクを外したりもした。その安心感から、大規模な宗教行事もおこなわれたりしていた。今回のは、その矢先の急激な感染拡大だった。今はロックダウンで、外にでない生活。日本に帰国するにも、PCR検査で陰性を証明しないといけないが、そもそも検査が簡単にできない状態に陥っているので、そのために街中に出て奔走するのも危険。だから、家にいるつもり。酸素が足りないというのはSNSで回っていて、個人で酸素吸入を手に入れようとする人がいる」と伝えていた。

    驚いてインドのことを調べてみると、日本企業が多いインド。すでに企業では社員を帰国させたところも多かった模様(ココから)。さらに、その急激な拡大を調べると、下のようなグラフもココから見つけた。確かに、1,2,3月は感染者がグッと減っていたのだ!日本の9倍の人口で、確かに、インド在住の女性が言っていたように、その頃は1日約1万人前後で推移していたのだ(日本では、1日1200人相当する)。

    インドが人口比で換算し直して、3月までほぼ日本での1日1200人の感染者で推移し安心が国民に広がったあと、現在1日40万人感染(日本人口比では45000人に相当)になっていることの恐怖!

    今の日本の感染者数は、インドの下に日本の感染者数推移の図も示したが、1日感染数は、現在5000人から7000人を推移。これをインドの感染爆発前の数字1200人に押さえ込んでも、絶対安心とはいえないのだ。いまですら、大阪、北海道など医療は逼迫、崩壊寸前なのだ。しかも、重症化して治療にも時間がかかる人が多いという。なおさら、感染拡大局面では医療の崩壊が進んでいくのは必至だ。

    そこに3ヶ月後に迫っているオリンピックで医療従事者の協力を求める政府って?

    オリンピックに中止以外の選択肢はないだろう! スポーツは、健康を増進を図るもので、人の命を危険に晒す可能性の中で行うスポーツの祭典は「狂気」というべきだろう。国民の健康も、選手の健康もリスクに晒す必要など、今、全くない!!! 誰かのメンツや、誰かの利益のために、当たり前の決断ができない日本は、オカシイ!!! 

    さあ、政府が動かないなら、国民から声をしっかりあげよう!  

    お月様、正しい判断の背中に後押しをお願いします!    

    

    

     

コメント
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