ヨーロッパで、ロシアからの石油や天然ガスや燃料がはいらないことから、脱炭素のために原発利用もやむをえないという機運が生まれているという。でも、実は核燃料のウランもロシアから輸入が多いという(ココから)。それは、もう原発から足を洗って人間が平和な世界を築くべき時代が来ている証しだ。
日本においても、ベース電源に相変わらず原発再稼働を進めようとかいう動きが強く、脱炭素といいつつ再生可能エネルギーへの移行は、確立されていないようなイノベーション技術を待つような寄り道もあり、まだまだ素直に一直線には進んでおらず、海外に遅れを取っている悲しい現状にある(ココから)。でも、もはや日本が原発に後戻りなどしている場合でないことを、日本人が福島原発事故から学ばないでどうする!と私は声を大にして伝えたい。
日本で原発を維持することは、まるで他国からのミサイル攻撃に対して、核弾頭を用意して待っていると同じ行為だ。まして、防衛力強化をして他国を挑発して、ミサイル攻撃へと挑発することは、とんでもない危険行為であることを知ってほしいと思う。
そもそも、敵の攻撃などなくても、日本は4つのプレートが集まる大地震・大津波の起きる危険な地震大国。下の図をみて、世界の1割の地震が日本で起きている大変な場所であること。福島原発事故は奇跡的にそれでも更に広範な放射能汚染や首都待避を免れたが、南海トラフの巨大地震の発生確率は30年以内70%と言われていること。これを、しっかり結び付けて、こんな危険な日本に住んでいることを、頭の中にしっかり叩き込んでおいてほしい。
下の図をみて、地震が少ないヨーロッパやアメリカ、アフリカ大陸などのと比べて、この津波の危険がいっぱいの日本の海岸に原発を54基も据えた人々の愚かさに呆れ、今も再稼働をいう人々に「トンデモナイ」と声を張り上げないでいられるだろうか。
出典:気象庁 (ココから転載)
今日久しぶりに、これまでこのブログを訪れる方にお薦めしてきた「日本と原発4年後」のyoutubeをみてみた。すると、183,909 viewsになっていた。でも、日本人は、日本の将来を本当に考えるなら、上の図とともに、この映画を全員が見る義務があると思う。この映画を見て、再稼働を進める政権の間違いを心に留めて、参議院選挙では「日本の安全」を守る正しい選択をしてほしい。
また、さらに、日本の再生可能エネルギーへの立ち遅れがいかばかりなのか。日本はこれからどうしなければいけないのかを「日本と再生」も見て、確かめてほしい。こちらは、現在12,409 view。見ている人が少なすぎる! どちらも無料公開されているので、是非見てほしい。こちらには、日本にもまだ生き残る道があると感じられる希望を見せてもらえる。