昨夜は満月だったが雨でみられず、今日も雨と雲に邪魔されて、月とは会えないかも知れない~とやや諦めかけていた。ところが、今、そっと外を覗いてみたら、奥の建物の屋上から、柔らかい薄雲のベールを纏ったお月様が、そっと私を待ってくれていました。
「こんばんは~、お月様。いったい いつから私を待ってくれていたの?」
「ことによって、ずっとその建物に隠れていただけで、もっと早くから空には姿を見せてくれていたの?」
私の矢継ぎ早の質問に、静かに微笑み返すだけで、今夜のお月様は静かに薄雲の流れの中を泳いでいるようでした。いまにも姿を消してしまうかもしれないとカメラのモードを切り替えながら、(せっかく出てきてくれたお月様のベストショットを撮らないとぉ~)と頑張りました。でも、暗くて焦点がなかなか合わなくて、失敗続き・・・。
悪戦苦闘しましたが、結局 今夜はクリアな輪郭のお月様は撮れませんでした。でも、夜遅くなって最後に姿を見せてくれたお月様に感謝して。今日も無事に1日を終えることができました。
「ありがとう、お月様。会えて嬉しかったぁ。 どうぞ、私たちをこれからも ずっと空から見守っていて下さいネ」