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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

日本はどうなる!?

2021-07-28 18:33:30 | 日記

    

    インド株が日本にも入ってきて、緊急事態宣言を出したにもかかわらず、空虚な「安全・安心なオリンピック」の言葉をオウムのように繰り返すだけで、おまけに「バブル方式で」という「バブル」は(直ぐに泡と消える)酷いイメージの言葉と驚いていたら、本当に最初からほころびっぱなし。

    確か、最初は「復興五輪」のはずだったが、コロナのパンデミックで延期に決まり、スローガンはいつの間にか「コロナに打ち勝った証のオリンピック」と移った。ところが、だんだん「打ち勝った証」の実現が遠のいて、「安全・安心なオリンピック」へ。

    ところが実際は開会前に再度感染拡大が始まり、「安全・安心」とはほど遠いことが目に見えてきた。今日の東京の感染者数は3000人の大台にいとも簡単に乗って3177人。下の東京新聞の記事の中の表を見てみると、

前日の2848人に続き、2日連続で過去最多を更新。都内の累計の患者数は20万6745人。このうち現在入院している重症患者は80人となった。新規感染者数(1週間平均)は、28日時点で前の週に比べて53%増えた。

     ここ数日の感染者数の前週同日比較だとほぼ倍になっている。倍倍に増えていく先の怖さはご存じだろう。どんな将来が日本を待っているのだろう。医療関係者も強く警戒を訴えている。市民も、これは危ないと感じ始めている。だが、「安全・安心」とかいいつつ、東京2020オリンピック競技大会の公式サイトをみても、どこにも危機感はない。 選手たちの活躍の記事と写真が踊っているばかりだ。

     現在の感染者数の発表を公表したページは見当たらない。「コロナを克服」する意気込みはどこへ。「安全・安心なオリンピック」なら、安全の証しに、感染者が見つかったなら、どのように対処されて安全になったかを示し、感染者が無事に復帰するまで報告したらいいじゃないか。

     ところが、オリンピックでコロナ感染者がどの位でたかを調べようと検索してみると、組織員会がプレスリリースしたものをニュースや新聞で見るくらいしかないようだ。公式サイトに報道資料などはまったく出てない。「コロナ」の一文字もみつからなかった。

     昨日のNHKのネットニュースによると、

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、大会関連で、海外から来日した選手2人を含む7人が新たに新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表し、大会関連の陽性者は今月1日以降、160人となっている。
 
 
 
           半分が日本の関係者で、選手は何人感染し、それがどんな結果をもたらしたか。報道関係者とか、委員やスポンサーとかは何人。国外からは何人。しっかりそこをして発表すれば意味があるじゃないか! ごっちゃになっているから意味がないと思うなら、小池さん「内訳をしっかり出して下さい。後々の検証に使いたいから」と組織委員会に申し出ればいいだろう。
   それをせずに「意味があるのかなぁ」と言うのは、知事もオリンピック関連のコロナ感染者の数などを公表したくないと言っているのと同じだ。
 
   今の日本を動かしている人たちは、どうもウヤムヤに物事をして、都合の悪いことは闇に葬ってしまう。文書は改ざん、またはさらにひどい廃棄処分にしてしまう。自分と意見の違う人は飛ばし、好きな人は定年延長を無理矢理してでも温存しようとする。
 
   野党に問い詰められると、オウムのように同じ言葉を繰り返し、返答にならない言葉を並べて「説明責任を果たした」と言い逃れる。こんなことを許し続けたら、日本はどうしようもないところへ行くしかない。行き着く先は、憲法も法も用をなさない無法国家だ。
 
   自分に異論をいい逆らうものを排除し「自由」にものを言わせない人たち、民衆が反対することを平気で十分な説明もなく無視して自分のやりたいようにごり押ししてしまう人たちが「自由」そして、民が主である「民主」と名前のついた党に平然とおさまりかえっている。なんてオカシナ国に日本はなってしまったことか。
 
   この国をしっかり立て直さないと。最近はその思いがつのるばかりだ。
   そんな波立つ気持ちを癒やしてくれるのは、お月様だ。
 
  
   これは、昨日みたお月様。そして、下はこのお月様の横にいる木星と撮った写真。
         
         
 
          そして、下のは先ほど上ってきた今日のお月様。
            
 
      よく見てもらうと、日付は同じ7月28日だが、昨夜上って沈んだ月は1:48と昨夜に寝る前にみた月。
      その月が朝沈んで、今日 21:41に再び昇ってきたのを見たのが、23:58に写したお月様だ。
   
      28日の内に、2回私を励ましにでてきてくれたお月様。
 
      「お月様、どうぞ力を与えて下さい。私たちを守って下さい」
      
      どうか、正直で、誠実で、謙虚な日本人たちの手に、日本を戻すことができますように。
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1 コメント

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Unknown (ブドリ)
2021-07-29 21:52:08
日本で言う重症者は、海外では瀕死の状態で、中等症が重症として扱われていますから、海外と比べるのはおかしいんですよね。しかも東京の重症者は国の基準とはまた異なっているからさらに海外とは比較できない。
いつまでこんな比較できない基準で数字を出すのか。統計的にも無意味になってしまい、今後の検証すら危ぶまれます。
何から何までご都合主義で、私利私欲しか頭にないリーダーではもうこの国はだめになる。
それなのに日本人は目を覚まさない。
先日の都議選でも5割を切る体たらく。
国民がこんなだから私利私欲しか頭にない人間が上に立ってしまう。
次の衆院選が最後のチャンスではないでしょうかね。
これで投票率が低く、自公・維新が堅調だったら、民主主義のフリした独裁国家になっても仕方ないでしょうね。
それでも月はいつまでも空から見ていますよ。
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