さて、また月が巡り、もう5月。連休です。皆様はコロナも収まってきて、おでかけですか?こちらは、近場を普通に散歩して回るくらい。どこにもでかけず、遅まきながら今月の惑星を書いてみることに。
まずは、前回の月の巡り(旧暦2月の巡り)を振り返ってみますね。どのくらい月を眺められたでしょうか・・・。
やや怪しげなお月様もありますが、けっこう見られましたね。
そして、今月の惑星です。
水星:5月末に向けて、未明の空で見やすい高さになってくるのですが、問題は日の出の時間。未明って、暗さが残っていないと水星は暗いのでみつけられません。例えば今日の日の出は4:50。暗いっ内って4時すぎ? あきらめましょう。
金星:ずっと、金星の観察を続けている方はいるでしょうか?今年1月からずっと見ていると、夕方日没後に浮かび上がる金星が、どんどん西に位置を移動。さらに見えだす位置も高くなったなと気づけたはずです。 そして、この目立つ金星がどこにいるか分からないという方には、下の図の金星と月が近くに見られる頃がおすすめです。今月22日~25日。月は見つけやすいので、月からそばに明るくみえる金星を探してみましょう。
火星:暗くなっていて、地球に接近している時期に比べて目立ちません。でも、上の図のように、だいぶ金星と近くなったので、金星や月との位置から火星を探し出すと肉眼でみつけられるかもしれません。24日25日が月がそばにいて、より見つけやすそうですね。
木星:月末には夜明け前の東空低くに見え始めるのですが、水星と同じで日の出の時間が早いので難しいです。
土星:見ごろといっていいか迷うところです。先月からもう未明の空で見え始めていたのですが、さらにでは今月見やすいかと言って、国立天文台も、あまりに今月の話題がないので下のような図を掲載して、月が土星に5月12~15日に接近するので楽しみましょうと紹介していますが、今よりさらに苛酷に日の出はさらに早まります。
私は、月をみるためにこの期間だけ起きる可能性が大ですが、土星をみるために、3時半起きする人はまずいないでしょう。がんばっても、土星は肉眼で輪が見えたりするわけではありませんので(笑)
なんだか、ちょっと期待外れ?なご紹介になってしまいましたね。今年は正直なところ、火星も遠くて暗いし、去年が惑星が並んだり、皆既月食があったり、楽しすぎましたね(苦笑)。
楽しむのは夕方の金星と派手さを失っていますが火星ですね。今度は、金星は横移動をやめて、徐々に沈む時間が早めて、見え始めも低い位置になってきたなと思えてきます。 火星との距離もどうなるか~金星に注目してみましょう。
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