felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのピアノレッスン 118

2018-07-21 23:10:04 | ピアノ

   今日は、ピアノのレッスンでした。どうにか練習もして、前回のように忘れ物をしないようにしっかり確認して出かけました。

   という訳で、最初は前回本を忘れて披露できなかった、レオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」14番から。これが、また風変わりで面白い曲でした。指を1オクターブより広く開かないと弾けない部分があって、そのお蔭で指が広がった!? また、和音だらけで1瞬で和音を鳴らすのが大変で、滑らかに弾くには機敏な頭の反応が必要。大変でした。でも、どうにか終了。「何とも不思議な曲だなぁ~」と先生。

   そして、次に弾いたのは先生のオリジナル曲”Eternal Circle"。前回はトチリまくったのと、「音を大事に味わって弾いてもらう感じで・・・」とのご指摘を受けて練習してきました。素人の悲しさで前半うまく弾けていたのに、途中でなぜか気が緩み大事なところを謳えずに間違えたりとかもありましたが、「全体に纏まってきたので、いいんじゃないですか」のOKが頂けました。

   そして、これも先生のオリジナル曲、難曲の”Lunar Eclips"。まず、イントロ部分から弾きました。前回、3拍子を2音でとり3音になりまた2音でとり3音になり→次の本テーマの4拍子へ向かうというイントロ。めちゃ大変でしたが、弾きやすいようにもう音をしっかり書き込んで、先生があまりに試行錯誤しても前回うまく行かず、「どうせ次で4拍子になるから、難し過ぎたら、ここは2音どり2拍子と考えて押し通していいですよ」との妥協案まで出して下さったのですが、オリジナル通りに頑張りました。練習成果ばっちりで、ここは一発OK。

   問題の本テーマは、・・・・何と、最後までどうにかこうにか弾いてみました。結構、ジャズっぽさというか、1拍空けて音をだしたり、頭かた出したり、変化に富んでいるので気を使って練習したものの、きっと違っているところがありそうだなぁ~と思いましたが、意外やリズムについての指摘はなくて、コードの音のとり方がおかしい所があったとのこと。

   私自身も、コードのE♭M7+ とかの+の意味がよく分からず、先生の弾いて下さった模範演奏に倣おうと試みながら半信半疑で適当に?弾いていた部分が問題だと気づきました。それが、augument という5の音が半音あがる(常に)という説明で、「!」ぴったり理解できました。特にアドリブ部分で、何とも展開が不思議に満ちた部分があるのですが、DM7+、CM7+になるところがカッコいいのに自分ではその+というコードが理解し切れていなかったのを5度を半音上げて~の説明で弾くと、しっくり音がハマっていきました。おぉ~~~。

   楽譜の中にFeelingと書いてあるところが多いのも面白い。感じたままに弾いていいなんて、私にはできないけれど・・・ジャズっぽくて楽しそう。

   それから、最後がGmで終わりにならず、E♭Mで終る不思議さをどう出すかのところを再度コツを押して模範を弾いて頂いた。先生からは、DM7+→ F♯3音に下にD音を足すと思うと音を取りやすくなるとアドバイスを頂き、なるほど、DM7をまず頭で考えてその5度を半音上げてと考えるより格段に速く音がとれるようになりそうな気がした。

   この曲にはあとテンションの9が凄く多いが、これも左で使うのでなく、結構右手の頭で使ったりすればよくて、無理に意識しなくていいとの話も。コードの読み方というのは、なかなか難しいけれど、慣れていくしかないようだ。今日もとても勉強になった。

   そして、新曲に頂いたのは、ディズニーの「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」。先生がライブで弾いたアレンジは4拍子でなく、6/8でアレンジしていたそうで、それをやる前にこの4拍子のままのジャズアレンジにしたものから練習してみたらいいとのことで、コードとメロディーのたった5行のA4の紙半分しかない楽譜を頂いて、模範演奏のスタート。アドリブもあって、甘く優しい演奏に、この5行からどうやってこんな演奏がでてくるのかと、頭の上に「?」がいっぱいになっちゃいました。

   家に持ち帰って、コードに合わせて私も弾いてみましたが、全然甘く優しくならない。まあ、当然なのですが・・・これから謎の解明です。コードからどういう風に音を引きだすのか、これから次のレッスンまで、どうなるのか楽しみです。

    (オマケに今日咲いた向日葵の写真です)  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木星と仲良しのお月様でしたぁ~

2018-07-21 21:42:42 | 惑星・天体ニュース

    今日は、木星と仲良しのお月様でしたぁ~。

     月の右下に木星が、いました。ピンボケだったので、小さい写真で我慢です(苦笑)

      

      もうすっかり半月ではなくなっていますね。

      さあ、前にも1回お見せしましたが、いま一度 月が案内してくれるこれからの惑星めぐりの様子をお伝えしましょう。

         

      今日が21日、そして、さそり座、土星とどんどん満月になりながら近づいて、火星のそばに近づいた月は、28日の未明に今年2度目の皆既月食を見せてくれますよ。朝早起き必須ですね。

          

      お楽しみに。赤い火星の明るさにも注目ですよ!そして、31日に火星は地球に大接近。15年ぶりとなる明るさです。木星、土星やアンタレスと明るさや色を見比べてみましょう。

      今日は、買い足したパセリがいつの間にまた育っていたのか、キアゲハの幼虫に食べ尽くされていたので大慌て。ちょうど駅前の花屋さんがパセリの苗を売っていたので大人買いして来ました。前回は、蛹になる前に行くへ不明になってしまったので、今回こそ!

        

     キアゲハの幼虫君たち、美味しいですかぁ~?おばさんが猛暑の中をパセリの苗を買うために自転車走らせて大変だったんだよぉ~。しっかり大きく育ってね。(キアゲハ君とともに、ショウリョウバッタさんの大家族にもプレゼントを上げた話はココから)   

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早いなぁ、もう上弦の月だ!

2018-07-20 22:40:54 | 惑星・天体ニュース

 

     月日の経つのは何と早いこと。大事に1日1日を過ごしているつもりでも、容赦なく時は過ぎ、月をみるともう上弦の月。今朝未明4:52にちょうど半分になったお月様。さあ、昨日のお月様とどちらも半分?

        

                 

        昨夜のお月様は、やや欠けているお月様、今夜のお月様はやや真ん中がもう膨らんでいますね。

        今日は、これから衆議院インターネットを見ます。ニュースでも少し流しましたが、何か国会はとんでもないことになっているようです。「あの時どうして私たちは気づかなかったのか」「騙されていた」と後で反省したり、後で言い訳をするのは嫌だからです。あなたも、目をそむけずにしっかり見つめ考えてみましょう。ココから見られます。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際宇宙ステーションきれいに楽しみましたが・・・

2018-07-19 21:51:26 | 惑星・天体ニュース

   今日も暑い1日でしたが、今日は久しぶりにある講演会に参加。いろいろ勉強して帰宅の途中でふと「あっ、月が呼んでいる?」と思って電車に乗りこむ前に空を見上げると・・・

    

   電車の上の電線に引っかかった「お月様みいぃ~つけ!ちょっとミノムシさん風?」 万が一のために、始発駅で発車まで時間があったので、ズームしてお月様のアップを撮っておきました。

 

           

     帰宅が遅くなったので急いで夕食を作って、食べ終わってほっとひと息つきながら外を見ると、お月様がいい塩梅にきれいに見えてきていました。これは、国際宇宙ステーションをみるのに絶好の天気のようです。

         

      慌てて1枚写真を撮っておきましたが、どうせこの後いつもの駐車場へ行くので、その前に片付けやいろいろしなくちゃならないので、下がギリギリでこりゃ没だな~と思いつつ、これ1枚撮って用事を済ませて・・・そろそろ時間という時に、カメラや双眼鏡、スマホをもっていざ駐車場へ~。

      沢山の星が見えるというよりは、西空には沈もうとしている明るい金星がまだ残っているが見え、お月様、木星、空高くには春の大曲線の中の星アークトゥルスと、明るい星が広い空にいくつか光る伸びやかなのんびりした空に、飛行機が行き交っていました。これなら、国際宇宙ステーションは楽々見られそうです。

     (たまには、動画で国際宇宙ステーションにチャレンジして見ちゃおうかしら?)その気になって、カメラの簡易三脚を持ってきていたので、自転車のハンドルを利用して固定。この辺でセッティングするとどれくらい撮れるかな~と、動く飛行機で実験などして・・・

      そろそろお時間です。「あれ、あれ、あれ、電池切れの表示が!!!」(嘆息)

      という訳で、美しいISSが南西の地平近くから天頂を通り、北東の地平近くの雲に消えて行くのを静かに目で楽しみ、何も反応してくれないカメラに、「君も腹ペコでは仕事できなかったねぇ~」と言いつつISSの写真も動画もなく家に帰り、電気に繋いであげました。

      このブログで予告をしておいたのですが、どなたか楽しんで頂けましたでしょうか?

      明日もいい1日になりますように。

     

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木星に向かっている三日月

2018-07-18 21:29:51 | 惑星・天体ニュース

   今日は、空も晴れてお月見日和でした。夕方、暗くなる前から空に現れたお月様。雲が少なそうなので、夕食後にいつもの西に開けている場所に行って、金星の下に水星も見えるかと探したのですが、やはり水星は見つかりませんでした。でも、金星が西空に輝き、南空に木星が輝き、お月様は金星から更に離れて、南の木星に近づいていましたよ。

   このお月様、19日には春の星座のスピカのそばに、20・21日には木星のそばに近づいて素敵な「惑星と月」の私の大好きなコラボ風景を見せてくれるはずです。

        

  

        

        あまりよく撮れていませんが、今の月(右の大きい白)と木星(左の点)はこれだけ離れています。どんな風に近づいていくか、楽しんでみて下さいね。さあ、明日はココで予告した国際宇宙ステーションも是非楽しんでみて下さい。(詳細は、2つ前の記事)

        今日のオマケは、これから我が家で咲いてくれそうな向日葵です。

          

         自然の造形はなんと美しいのでしょうね。惚れ惚れとしてしまいます。

         では、明日がいい1日でありますように!暑さに負けないように頑張りましょう!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朧月と沈む前の金星

2018-07-17 20:54:33 | 惑星・天体ニュース

  今日の月は悲しそうです。日本には政治家も官僚も、企業も嘘つきだらけ。信用できる答弁もなく、出された書類も改ざんされ、企業も公表データがごまかしや噓にまみれている(嘆息)。具体例を上げなくても、国民にはすでに分かるはず。

  そして、今日もまた、時代に逆行する参議院議員を増員案を数の力でごり押し中。この数の力も、森友・加計問題などの真実をちっとも明らかにせずのらりくらりと避けて、他国の軍事的脅威を利用して国民の不安を煽り手にしたものであり、それをあたかも正当に得た力と思っている所に「大きな驕り」があり、噓と改ざんの積み重ねの中で得た正当な力でないことを忘れている。

  にもかかわらず、子どもには道徳教育を強化しようという現政権にだれが力を与えてしまったのか。政治家の中に、官僚の中に、「オカシイ」と立ち上がる人間はいないのか。骨のある政治家、官僚が待望されるが、どうも今のところ現れていない。上にいくほど人材がいないのが今の日本の現実なのか。上に行くと、国民や女性や弱いモノへの思いやりが薄れ、力をかさにしたい放題する人間に変質してしまうのか・・・。

  お月様も「確かにひどいねぇ~」と一緒にため息をついてくれています。

   

   *昨夜このブログをアップした時、月のアップ写真を忘れていましたが、今みると朧月のようではない写真になっていますね。アップの時は、折角なのでクリアになった瞬間を狙ってしかも、今のカメラの性能が良いのでクリアになって写っています。

  昨日は月も惑星も私の住んでいる所では見られなかったが、被災地の西日本では金星とお月様がみられたようだ。そして、その金星とお月様を今日は辛うじてみられたが、こんなに離れていた。

          

                ↑ 月              ↑ 金星

     月は明日はさらに金星と離れ、だんだん南の空にいる木星に膨らみを増しながら近づいて行きます。

     いろいろありますが、今日も無事に1日がすぎたことに感謝して。明日がよい1日になることを願いながら・・・。

*衆議院・参議院でどんな議論がなされているのか、十分ニュースで伝わらない部分が多いです。是非インターネットで公開されています。より多くの人が、関心をもって見るようにしましょう(衆議院ココから。参議院インターネットサービス、ココから)

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

19日(木)夜は全国的に国際宇宙ステーション観察日和!!!

2018-07-16 22:53:41 | 惑星・天体ニュース

  今日は、残念ながらお月様は、雲が出て見られませんでした。

  代わりに、いいニュースです!今週の木曜日19日の夜8時43~48分に国際宇宙ステーション(ISS)が日本の上空を通過するので、全国的によく見られます!!!  星?と思われるモノが、ゆっくりと空を5分位かけて横切って行きます。それがISSです!!!

  飛行機くらい明るく目立ちますから、肉眼で十分見つけられます。飛行機との違いは点滅がないところ。JAXAの「『きぼう』を見よう」サイトを見ると、下のような地図が出てきて、簡単に見つける方法を教えてくれます。

                   ↓ この日本地図の上の日付で7月19日20:41を選ぶとこの◎いっぱいの絵になります。

  

    自分の住んでいる地域をクリックすると、どう見たらよいかの詳細情報が分かります。因みに私は「東京の◎」をクリックしました。すると、下のような表が出てきます。

      

      クリーム色のところが観察しやすい時です。ここで再度2018/07/19 20:43をクリックで選びます。すると・・・

      

       

      上記のように、20:43に南西の低い所から見え始めて、3分後の20:46には天頂近くの高い空に達して、今度は高度を下げながら北東の地平に向かって3分ほどで20:49には見えなくなるのが分かります。広い空が見渡せる場所を予め探しておいて、早めに夜8時半には現地に到着し、どこから来るか、どう飛んで行くか、頭の中でシミュレーションしてイメージして準備しましょう。

      今は金井さんが6月にもう帰還しているので日本人は搭乗していませんが、もうお馴染みになった空中浮遊している宇宙飛行士の姿を思い浮かべながら、是非ISS楽しんでみて下さい。因みにその時間だと金星はもう沈む頃ですが、月とスピカ、更に左をみると木星、アンタレス、土星もみつけられそうです(参照:今日のほしぞら 国立天文台)。

      惑星が夕方から夜にかけて次々と見られる今は、まさに「惑星日和」。ちょっと家の中に閉じこもってばかりいないで、夜のお散歩で空を見上げてみましょう。空を見上げると、嫌なことも小っちゃく感じられてきますよ。

      さあ、晴れますように!!!

      今日のオマケは、我が家のすぐそばで初めてみたカルガモの群れです。

         

        これ以外にもあと3~4羽そばにいました。江戸川に散歩に行くと見ることがあるのですが、身近にもいたんだとびっくっりでした。写真には撮れませんでしたが、ツバメ達もたくさん飛行練習していましたし、アオサギが飛び立っていくのも見られました。

        今日もいい1日が過ごせたことに感謝して。明日が皆さんにとってもいい1日となりますように!   

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに逢えた。赤く細い三日月!

2018-07-15 20:31:41 | 惑星・天体ニュース

  今日こそはお月様が見られそうだと、夕飯を用意しながらソワソワ。夕飯を食べてもソワソワ。そして、暗くなったと思うやいなや ベランダへ。

  「あ~久しぶり!お月様っ、逢いたかった!」

   

   まだ明るさの残る空に、姿を見せてくれたお月様です。

   久しぶりのお月様との出会いに満足して、食後のお茶など飲んで、NHKの「ダーウィンが行く」でウナギが東京の川にいる話を見終ったところで・・・突然、大きな花火の音がしてびっくり。(こんなに近い音は幼稚園かな?それにしても大きな音だったなぁ)と思って、カメラを抱えて飛び出し、いつもの駐車場へ。すると、やや遠くですがしっかり南の地平線から丸く打ち上げ花火が見られました。

    <花火は下で炸裂中。上左に明るい木星>

     なんか、虹色のようなカラフルな花火が多かったのですが、私の視線は「おっ、木星以外にもなにか見えているぞ~」

     木星の右下見えるのは、「春の星座のスピカ君か?」なんて、星の方へ。(左下の木の上のは飛行機です)さらに広めに撮ると・・・

       

                       ↑土星           ↑アンタレス  ↑ジュバ

      ボケボケ写真ですが、木星の左下にさそり座の星が2つ(左がアンタレス)と、さらに左に土星も見えました。

     そして、「忘れてはいけない!」と西空のお月様も沈む前に写しておこうと西空を振り返ると・・・何ともいい色になったお月様がまさに沈もうとしているところでした。

     お月様の撮影に夢中になっている内に、花火は終わってしまいました。どうやら、その後賑やかな音楽と太鼓の音が響き始めたので盆踊りの前座の花火だったようです。でも、花火に誘われて星座たちとこんなお月様に出会えました。

         

                

        太陽が沈む時に赤くみえるように、お月様も沈む地平近くでは赤いですね~。

        このお月様、ここまで地平線に近かったんですよ。

                

      左上の星は金星です。「僕はもう少しゆっくり後からいくから」と悠然と月を見下していますね。今日は西空が晴れていて、こんな低い位置のお月様を見送ることができました。明日はこのお月様、金星よりものぼる時間を遅くして金星の上にお月様がいる光景がみられそうですよ。お楽しみに。

      私のみた今日の夜空はこんな具合になっていました。

       

     明日も、素敵なお月様や惑星や星たちに会えますように!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

科学って面白い!

2018-07-14 21:19:42 | 日記

   今日は、慶応出身者ではありませんが、小4以上なら地域に限らず参加できるという船橋三田会主催のサイエンスカフェを覗きに行ってみました。

       

        1年に1回ですが、前に1回参加したことがあって、面白かったので今回が2回目の参加でした。小学校高学年から中学生が教室にギッシリ。さらに保護者や、私のような大人だけの参加者もいて、入ると教室は熱気に溢れていました。

        講師の三木則尚先生は慶大教授で、キャリアも人物もピカイチって感じの方。しかも、マイクロマシンというのが初耳で興味をそそられたのですが、これが本当に面白そう! 下調べして参加しましたがココを見て講義の内容の概要が事前に理解できました。

        いまや、私の勉強した時代の理科とはだいぶ違っているでしょうから、学校で子どもたちも習っているのか分かりません。日常生活に照らして、昆虫好きの私としては、昆虫の不思議がこの「マイクロ(ミクロ)の世界では、重力に代わって表面張力や付着力、静電気力、摩擦力などが大きな影響力を与えます」という説明に雷が落とされたような衝撃と興味を覚え、参加してみることにしました。

        まずは、スケールについて、小さいものの大きさをどの位なのか皆に聞きながら三木先生が話を進めます。ちょうど先ほどの参考にしたココのサイトの4ページ辺りの説明です。それから、机が6人位でグループになっていたのですが、そのグループで<昆虫と人間は何が違うのか?>の答えをそれぞれグループで考えさせます。10分。

        聞かれると、分かっているつもりが意外と知らない。骨が人間は中になるけれど、昆虫は外側が固い?卵を産んで増える。小さい。足にギザギザがついていたりする。などなどの意見が出され、なるほど。観察力と思考力は、こうやって自分たちで考えさせるとひきだせるものなんだなぁ~と思えた。私もなけなしの知恵を振り絞りつつ、(昆虫には血がなさそうだが、何でエネルギーを送っているのか?)とか次々に疑問が湧いちゃいました。後で、自分で調べます。はい(笑)

        そして、体積と面積ということに注目。お風呂とお茶。冷めやすいのはお茶だが、それを科学的に考えると、

     <どれだけ熱くいられるか?は体積による。どれだけ熱がうばわれるか?は面積による>と言う説明がある。なるほど、そりゃそうだ。口がつぼまったり、蓋をすればものは冷めにくくなる。そして、次に示された数に唖然とした。

     体積と面積

    縦・横・高さが1m→ 体積 1立方m 面積 1平方m

    縦・横・高さが10m→ 体積 1000立方m 面積 100平方m

    縦・横・高さが0.1m体積→ 体積 0.01立方m 面積 0.1平方m

    あれっ。なんで????小さいと体積と面積の関係が数的に逆になっている??? 騙された気分。

    そして、ということは・・・体重は体積、筋肉の力が腕とか筋肉の太さ(輪切りに仮にした面積)と言えるので、小さいアリや昆虫が、自分の体重の何倍ものものを軽々運べる理由が説明される。「!!!」

    となると、何かスケールの大きさによって、現象が随分と違い、住む世界の違いがあることに目を開かされる。

    サイズによって、行動も形も機能の仕方も変わることに気づかされる。先の説明でもそこが興味深かったのだが、例えば昆虫を見るとテントウムシや蟻が逆さになって葉の裏から回って来たり、人間には考えられないアクロバットを平気でするのも、その住む世界の違いによると分かってくる。

    ウルトラマンの大きさは建物より大きい。となると体重を考えて、筋力は比例して強くなるのでなく弱くなる?? 大きいウルトラマンがあんなに凄い力で敵をやっつけるのは不思議過ぎることになる。飛ぶのも大変だ。

    タンポポの綿毛のようなスケールのものは、毛などでふんわりと飛べ、昆虫は薄い翅を羽ばたかせて飛ぶ、鳥や飛行機は薄い翅でダメで、しっかりした翼が必要になる。怪獣の巨大蛾・モスラも、大きいのに翅では飛べないはずでダウト!と科学的にはなるという。

    納得。面白いっ!!! 

    それから、ちょっと実験やそうしたマイクロな世界の話などもあったが、それも面白かったが、私としてはこのマイクロ(ミクロ)の世界と私たちの世界などの科学的考察が滅茶興味を惹かれた。

    帰宅して調べると、柳田理科雄という方の「空想科学研究所」がこの種の話を一般に知らしめて莫大な人気を集めていることも知った。図書館を調べるとこの「柳田理科雄」の著作で「空想科学読本」というのもたくさん所蔵があるのが分かった。

    物事って、一つの扉を開けると、どんどん次の扉が開いていく。そして、どんどん面白くなる。扉を一つ開けてみる切っ掛けがつかめれば、次の扉は見えてくる。大事なのは、面白いと思える扉を自分から開くその第1歩だろう。

    すべての子どもたちに、その第1歩の機会が科学であれ文学であれ何であれ、しっかり一人一人に相応しく踏み出せる力になれたらいいなぁ~と思った。私も、遅ればせながら、面白い扉の開け方が分かってきたので、せめて子どもたちに少しでもそんな切っ掛けを与えるお手伝いができるのを楽しみに、できることをしていこうとの思いを強くした。

    今日も無事に1日が過ごせたことに感謝すると共に、明日が皆様にとってよい1日でありますように!

    今日はもう西空に細い月が見られるかと思いましたが、残念ながら見られませんでした。明日こそっ!!!

    でも、金星と木星はしっかり夕暮れの西空と南空にきれいに明るく光っていましたよ。

     西空の金星のみ最後にご紹介しますね。

      

     <左上の点が、金星です。ちょうど、この右下に水星と細い月がいるはずですが・・・>

 

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月は夜中に上り、朝しか今はみられません

2018-07-11 22:24:02 | 日記

  月は、今は真夜中にのぼり、未明の暗い内にみないと、月がすっかり細くなっているので見つけることができない状況です。にも拘らず、未明に私が起きられなかったり、雲がでていたり~で、しばらく会えない日が続いています。明朝も今が曇って惑星もみられない様子なので、もう新月間近で細い細い月だし・・・無理かもしれませんね。

  でも、月を見つけられなかったかわりに、我が家の庭でこんなものを見つけました。

     

     イチジクの赤ちゃんです。このイチジクの木は、いつから我が家の庭にあるのか忘れてしまうほど前からあります。

     でも、買った時には丈が30cmもなかったのにちゃんと実が付いていたのに、以降1度として実を付けたことがなかったのです。肥料をやらないせいでしょうか? イチジクがいっぱいなっている農家の人に聞いたら剪定するとその枝から実がなるので、剪定を来年3月にしてみたら~と薦められました。

     「よし、来年待っていろよ~。刈り込んで実がなるようにしてあげるからねぇ~」と話しかけていたら、「アッ!」

     そうなんです。この1個、たった1個ですが、イチジクの実を見つけたんです。

     さあ、大きくなるかな?

     実は我が家には、いっこうに葉ばかりで花を咲かさない「皇帝ダリア」や、実をつけない「レモンの木」や、問題児がたくさんいるのですが、問題は自分たちで解決してくれるかと、放置してきた植物たちが結構あります。見守っていると言えば聞こえがいいですが、ニグレクト? そんな反省を始めた矢先の自主解決イチジクの登場に、思わず「待てば海路の日和あり」と記念撮影となりました。

     さあ、他の植物たちも同じように自主解決してくれるかな・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする