今日は、ピアノのレッスンでした。どうにか練習もして、前回のように忘れ物をしないようにしっかり確認して出かけました。
という訳で、最初は前回本を忘れて披露できなかった、レオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」14番から。これが、また風変わりで面白い曲でした。指を1オクターブより広く開かないと弾けない部分があって、そのお蔭で指が広がった!? また、和音だらけで1瞬で和音を鳴らすのが大変で、滑らかに弾くには機敏な頭の反応が必要。大変でした。でも、どうにか終了。「何とも不思議な曲だなぁ~」と先生。
そして、次に弾いたのは先生のオリジナル曲”Eternal Circle"。前回はトチリまくったのと、「音を大事に味わって弾いてもらう感じで・・・」とのご指摘を受けて練習してきました。素人の悲しさで前半うまく弾けていたのに、途中でなぜか気が緩み大事なところを謳えずに間違えたりとかもありましたが、「全体に纏まってきたので、いいんじゃないですか」のOKが頂けました。
そして、これも先生のオリジナル曲、難曲の”Lunar Eclips"。まず、イントロ部分から弾きました。前回、3拍子を2音でとり3音になりまた2音でとり3音になり→次の本テーマの4拍子へ向かうというイントロ。めちゃ大変でしたが、弾きやすいようにもう音をしっかり書き込んで、先生があまりに試行錯誤しても前回うまく行かず、「どうせ次で4拍子になるから、難し過ぎたら、ここは2音どり2拍子と考えて押し通していいですよ」との妥協案まで出して下さったのですが、オリジナル通りに頑張りました。練習成果ばっちりで、ここは一発OK。
問題の本テーマは、・・・・何と、最後までどうにかこうにか弾いてみました。結構、ジャズっぽさというか、1拍空けて音をだしたり、頭かた出したり、変化に富んでいるので気を使って練習したものの、きっと違っているところがありそうだなぁ~と思いましたが、意外やリズムについての指摘はなくて、コードの音のとり方がおかしい所があったとのこと。
私自身も、コードのE♭M7+ とかの+の意味がよく分からず、先生の弾いて下さった模範演奏に倣おうと試みながら半信半疑で適当に?弾いていた部分が問題だと気づきました。それが、augument という5の音が半音あがる(常に)という説明で、「!」ぴったり理解できました。特にアドリブ部分で、何とも展開が不思議に満ちた部分があるのですが、DM7+、CM7+になるところがカッコいいのに自分ではその+というコードが理解し切れていなかったのを5度を半音上げて~の説明で弾くと、しっくり音がハマっていきました。おぉ~~~。
楽譜の中にFeelingと書いてあるところが多いのも面白い。感じたままに弾いていいなんて、私にはできないけれど・・・ジャズっぽくて楽しそう。
それから、最後がGmで終わりにならず、E♭Mで終る不思議さをどう出すかのところを再度コツを押して模範を弾いて頂いた。先生からは、DM7+→ F♯3音に下にD音を足すと思うと音を取りやすくなるとアドバイスを頂き、なるほど、DM7をまず頭で考えてその5度を半音上げてと考えるより格段に速く音がとれるようになりそうな気がした。
この曲にはあとテンションの9が凄く多いが、これも左で使うのでなく、結構右手の頭で使ったりすればよくて、無理に意識しなくていいとの話も。コードの読み方というのは、なかなか難しいけれど、慣れていくしかないようだ。今日もとても勉強になった。
そして、新曲に頂いたのは、ディズニーの「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」。先生がライブで弾いたアレンジは4拍子でなく、6/8でアレンジしていたそうで、それをやる前にこの4拍子のままのジャズアレンジにしたものから練習してみたらいいとのことで、コードとメロディーのたった5行のA4の紙半分しかない楽譜を頂いて、模範演奏のスタート。アドリブもあって、甘く優しい演奏に、この5行からどうやってこんな演奏がでてくるのかと、頭の上に「?」がいっぱいになっちゃいました。
家に持ち帰って、コードに合わせて私も弾いてみましたが、全然甘く優しくならない。まあ、当然なのですが・・・これから謎の解明です。コードからどういう風に音を引きだすのか、これから次のレッスンまで、どうなるのか楽しみです。
(オマケに今日咲いた向日葵の写真です)