峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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デビュー

2005年08月24日 | 絵本の読み聞かせ
清峰高校の図書文芸部のみなさんは6月以降、毎週水曜日の午後4時から2時間程、絵本の「読み聞かせ」の学習に取り組んでいます。
昨日は、その学習の一環(いっかん)として、1年生3人が実際に佐々町立図書館で子供たちを前に「読み聞かせ」を行いました

午後3時10分頃、図書館の駐車場に着くと、ちょうど顧問の出口先生と1年生3人が到着したところでした。挨拶を交わし、緊張を和らげるため雑談をしながら図書館に入り、「読み聞かせ」のための「お話の部屋」へと向かいました。夏休みということもあるのでしょう「お話の部屋」は、すでに小さな子供たちでいっぱいです。

間もなく、開始時刻の3時半になりました。先ず、歌詞に合わせ手の指を動かして遊ぶ「はじまるよ」からスタートです。会場のみなさんと一緒になって歌を歌い、指で動物を作ります。
♪始まるよったら 始まるよ 
 始まるよったら 始まるよ
 1と2でウサギがピョン・ピョン
 ピョン・ピョン・ピョン♪
【両手、グーの状態から人差し指、中指と伸ばしてウサギの耳を作ります。2番は人差し指と小指でキツネ、3番は親指と小指でタヌキです】

少し気分がほぐれたところで3人の自己紹介です。観に来てくれている子供たちは1歳未満の子から小学校低学年くらいまでの子20人くらい、その後ろにはお母さん方や読み聞かせのメンバー合わせて10人くらいが興味津々の視線を注いでいます。
私の傍に座った女の子に「どこの小学校?」とたずねると「大野小学校」、「何年生?」「3年生」と応えてくれました。

佐々の図書館の利用者で乳幼児から小学校低学年までの親子連れは、佐世保市内にお住まいの方がその60%~70%を占めています。清峰高校の生徒も50%弱が佐世保市内から通ってきています。逆に、佐々町から佐世保市に通勤しておられる方もたくさんいらっしゃいます。

さて、彼女たちにとっては、何せ初めての「読み聞かせ」です。緊張するなという方が無理です。
さぁ、いよいよ「読み聞かせ」が始まりました。
私は側面から生徒と子供たちを見ていたのですが、子供たちが絵本にグイグイ引き込まれていくのが手に取るように分かります。そして、それに呼応(こおう)するかのように「読み聞かせ」ている生徒たちが乗ってくるのです。
3人とも練習の時よりはるかに素晴らしい出来で、無事3時半に終了となりました。
コメント (4)
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