寒月や女房と腕を組んでみる
俳優・小沢昭一さんの句だ。今朝、何気なくテレビを見ていたら小沢さんが出演していた。
最近は、すっかりラジオを聴かなくなったが、かつてのラジオ番組で今でも心に残っているものがいくつかある。
その一つが今は亡き城達也さんの『ジェットストリーム』、フランクプルセルオーケストラの『ミスターロンリー』のメロディーに乗せて城さんの甘く低いあのナレーションが流れてくる。
遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を 音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
こうして記していても、鮮明にあのメロディーと城さんの声が聴こえてくる。
そして、小沢さんの『小沢昭一的こころ』だ。やはり、口笛によるあの軽快な主題曲が今この瞬間にも流れてる。
小沢さんは、戦前の子供の頃を「黄金の少年時代」と呼び、戦後すぐの開放的な頃と共に、とてもいい時代があったと語っていた。
優れた脚本家であり、小説家・随筆家でもあった向田邦子さんが描く世界にも昭和初期から戦前にかけての「いい時代」の香りがそこはかとなく漂っている。
今の子供たちが大人になり、自らの子供の頃を振り返り「黄金の少年時代」と呼べるような社会でありたいと願う。
俳優・小沢昭一さんの句だ。今朝、何気なくテレビを見ていたら小沢さんが出演していた。
最近は、すっかりラジオを聴かなくなったが、かつてのラジオ番組で今でも心に残っているものがいくつかある。
その一つが今は亡き城達也さんの『ジェットストリーム』、フランクプルセルオーケストラの『ミスターロンリー』のメロディーに乗せて城さんの甘く低いあのナレーションが流れてくる。
遠い地平線が消えて、ふかぶかとした夜の闇に心を休める時、はるか雲海の上を 音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています。
こうして記していても、鮮明にあのメロディーと城さんの声が聴こえてくる。
そして、小沢さんの『小沢昭一的こころ』だ。やはり、口笛によるあの軽快な主題曲が今この瞬間にも流れてる。
小沢さんは、戦前の子供の頃を「黄金の少年時代」と呼び、戦後すぐの開放的な頃と共に、とてもいい時代があったと語っていた。
優れた脚本家であり、小説家・随筆家でもあった向田邦子さんが描く世界にも昭和初期から戦前にかけての「いい時代」の香りがそこはかとなく漂っている。
今の子供たちが大人になり、自らの子供の頃を振り返り「黄金の少年時代」と呼べるような社会でありたいと願う。