峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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じゃれあい

2011年01月23日 | 町内会長

有紀さんの誕生日の翌日、出初式に列席した。
ときおり雪が舞うあいにくの天候だったが、身を挺して私たちの町の消防活動にあたっておられる消防団のみなさん方の晴れの式典である。寒いのなんのと言ってはおられない。前日、女房どのが求めてきてくれたユニクロのヒートテック下着をはき、使い捨てカイロをズボンの両ポケットに突っ込み、厚手のコートをまとい、2時間弱の寒空の下での式典に臨んだ。

あの日から、ずっと寒い日が続いている。
先週末のセンター試験の日も寒かった。受験会場が長崎大学だったくるみさんたちは、降雪による混乱を危ぶみ長崎市内にホテルをとった。長崎県が寒いのだから全国的に冷えたはずだ。とりわけ、北国の受験生は大変だっただろう。

昨日の佐々町将棋同好会の例会でも連日の寒さが話題になった。
寒さのせいもあるだろう。出席率も落ちている。が、子供たちは元気だ。
昨日は小学2年生が3人、5年生が2人、6年生が1人と計6名の佐々小学校区の男の子たちが遊びに来ていた。最初は将棋盤をはさんで遊んでいたが、そのうち席を立ち、身体をぶつけ合ってじゃれ始めた。
私は、子供たちのそんな子供らしい微笑ましい姿を久しぶりに見る思いがした。口元が自然とほころんでいるのを自覚した。子供たちのじゃれ合う様子は、見ていて楽しい。新たな発見だった。

やがて、子供たちは追いかけっこを始め、部屋を出たり入ったりしていたが、ややあって廊下を挟んで向かいの部屋で囲碁を子供たちに指導しているFさんが入ってこられ、廊下を走らないよう子供たちを注意してくださいとだけおっしゃったきり、きびすを返して出て行かれた。
Fさんは、熱心に佐々町の子供たちに囲碁を指導しておられる。そのおかげで、プロを目指すような子供たちも育っているという。騒がしい子供たちの声や足音が指導の邪魔になったのだろう。Fさんに謝り、子供たちを諭した。そこが公共の場である以上、子供たちを静かにさせなければならないのは残念だが仕方がなかった。

動物の子供たちはじゃれあうことで、狩の術を身に付けていくという。人間にとっても、子供の頃にじゃれあうことは、人が人として生きていく上でとても重要なことのように思われる。
子供たち、特に男の子たちには大人の目の届かないところで大いにじゃれあってほしいと願う。

コメント
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