3月下旬から6月中旬まで様々な組織の総会が続く。ざっと数えても両手の指で足りないほどだ。主催者として総会を催すものもあれば、会員として参加するもの、お招きをいただき出席するものもある。
去る3月22日(日)、地元町内会の総会を開いた。26年度までで、町内会長を10年間の長きに渡り務めさせていただいた。
私の住む町内会の会則では、町内会長の任期は1年となっている。再選を妨げないが、それも5年を限度とする。5年経過した時の総会で新たにそこから5年までの特例措置が設けられた。そこから5年、そうして10年目を迎えた。
町内会長を始め役員の選出は、総会において会員の中より選挙または推薦により決められる。推薦の場合、その母体は町内会11班のその年度の班長で推薦委員会を構成し、その任に当たることになっている。
毎年、推薦委員会が機能するよう役員会の都度お願いしてきたが、26年度も10月の定例役員会の折から新しい町内会長を推薦していただくよう強くお願いしてきた。
それにもかかわらず結局、新しい町内会長を推薦していただくことはかなわず、事前に私へ推薦の打診があった。
私としては、町内会長という役割をお引き受けして今日まで存分にやりたいことをやらせていただいた。まだやりたいこともあるが、きりはない。
私は、誰に言われることなく己が極めて未熟な人間であることを重々承知している。が、それでも幾らかましになってきているところがあるとするならば「町内会長」とか「民生児童委員」とかの役割を務めさせていただいたからに他ならない。
したがって、私が続けられない理由はない。ただ、私自身のことより、町内会にとってよくないのだ。
とりあえず投げ出すわけにはいかないので27年度もう一期お引き受けることにした。
町内会の皆さんに、何故私がこのままずるずる続けるのがよくないかご理解いただくいただくため丁寧な説明を続けるしかない。