一昨日の午前中、生活安全課のY係長に会うため江迎警察署を訪ねた。
Y係長とは特に江迎地区防犯協会連合会関係でご一緒することの多い間柄で、親しくなってもすぐに転勤してしまう警察署員の中にあって、本音で語り合うことの出来る唯一の人だ。
この日は、佐々町町内会長連絡協議会が行っている「犯罪のない安全・安心まちづくり宣言」活動についての県への活動報告書作成、提出についての話が一つ。もう一つ、地域の防犯について彼の思いを聞いた。
江迎署管内での犯罪発生件数は残念ながら佐々町が最も多い。今年に入ってからでも、駅の駐輪場での自転車の盗難が既に2件発生しているとのこと。そこで、町内会長連絡協議会が主体となり、江迎署の生活安全課が協力して、佐々町内に3つある駅周辺のパトロールを定期的に行ったらどうだろうかとの打診だった。
Y係長は江迎署に来て3年が経つ。この春には異動の可能性が高い。彼曰く、江迎署に来て、これといった仕事もできなかったことを申し訳なく思う。そこで、その仕組みを確立させて後任とバトンタッチしたいというのだ。
地域の安全を住民自らが考え、そのために住民が協力して主体的に行動する。何の異議もない。
かく言う私も、今年度で町内会長を退く。既にその堅い決意を町内会の役員のみなさんにお伝えし、後任の人選に入ってもらっている。町内会長を退けば、必然的に町内会長連絡協議会の会長も退くことになる。Y係長にそのことを話し、なんとか関係するみなさんの理解と協力を得られるよう努め、仕組みを作り上げ、それを2人の置き土産とすることで意見の一致をみた。