明けましておめでとうございます。
本年もお付き合いいただければ幸いに存じます。
移住して1年余り。この地で2度目の正月を迎えた。
コロナ禍で往来がままならない中、それでも福岡・広島・徳島で暮らす子供や孫たちは、時折顔を見せにやって来てくれた。
昨年、みな変化があった。中でも大きな変化があったのが次女家族。4月から婿どのが彼の実家のある広島に戻り、中学の教員として勤務している。それに伴い、有紀さんは福岡での臨床心理士としての務めを切り上げ、家族そろって引っ越した。
彼らの子供である糸葉さんは、11月からの幼稚園通いを前に「修行に行って来ます」と1人で泊まるために我が家へやって来た。
さて、私たち夫婦は、風の吹くまま気の向くままの里山暮らしを満喫している。
こちらの暮らしに少し落ち着いてからは、旅行にも出かけるようになった。山口県長門湯本温泉、加賀市山代温泉、新潟市カーブドッチワイナリー、岐阜県白川郷、鳥取県智頭町、鳥取砂丘など東へ西へ北へと愛車アルファ159を駆って旅した。温泉を楽しんだり、料理やお酒を楽しんだり、景観を楽しむのはもちろんのこと、一期一会の人との出会いは掛け替えのないものとなった。
一方、「備前市パートナーシップ推進会議」委員、「備前市振興計画審議会」委員を務める等、備前市民としてまちづくりに関して応分の役割も担っている。
当初、そんなつもりは全くなかったのだが、風の吹くまま気の向くままだ。
師走の21日、審議会を代表して田原市長に答申書を手渡す大役が回って来た。地元の新聞社・テレビ局の取材もあり、地区のみなさんに新聞見ましたよ、ご苦労様とお声を掛けていただいた。
愛すべき備前市のため、この地区のために私に出来る限りの力を尽くそう。