安佐北区：帆待川の伝承

2010年4月交流ウォークが終わって、広島新四国八十八ヶ所霊場第20番医王寺を訪ねる途中でみた説明板です。
読むと昔は、この辺りまで海であり、
神武天皇の東征につながる伝承が残っているのかと思ったのです。
今回「（原爆投下時落下傘落下地点）原爆犠牲者之碑」を訪ね頭を垂れ撮影することが主目的でしたが、この「帆待川の伝承」につながる地を訪ねることも目的にしていましたので、JR可部駅を降りて、まずこの伝承説明板の処を訪ね撮影しました。

神武天皇を神格化し、国民を太平洋戦争へ導くために都合がいい処を取り出し利用した人々がいたことで、戦争で多くの国民が犠牲になった事は否定できない事だろうと（わたしは）思います。
それゆえに、戦後民主主義教育にはそぐわないという外圧（米国、GHQなどの）で日本の神話が否定されたのでしょう。

たかだか1776年に米国独立宣言がなされた新興国に神話を否定され、
1873年に、紀元前660年2月11日神武天皇が即位したと定められたのだと全面否定され、
首をうなだれることしかなかった日本だったのでしょう。

わたしは、眉にゆばをつけながらも、神話を否定する立場にはたっていません。
そして、何よりも戦争を肯定する立場には到底たてないということを特に記しておきます。

日本の伝承（神話）をいままでさっぱり知らずに育った戦後民主主義の申し子？？わたしがこの歳になって知りつつある、日本の神話なのです。

帆待川の伝承

広島ぶらり散歩「神武天皇伝承関連碑など」編

西区：善法寺本堂保存工事竣工プレート

資料をみて被爆建物（爆心地から≒2740m）であることを知りましたので、2006年訪ね撮影し頁を編集しました。
2010年訪ねた時に、保存工事が成されたという説明板が設置されていましたので、読むと、
本堂の竣工時期が資料とこの説明文『1936年に建立された善法寺本堂は、原爆による焼失はまぬがれましたが、その強烈な爆風によって大きな被害を受けました。』と、異なっていましたので、説明板を追加し再編集しました。

善法寺

広島ぶらり散歩「被爆した建物・構築物」編

8月4日、晴れ。