今年もあと10日あまり。また、年を取ります。あれが出来なくなった、体力がない、漢字が書けない、人の名前が出てこない・・・。限りなく老いが忍び寄ります。
そんな折に、NHKのプロフェッショナルで40歳になるイチローの独占インタビューをやっていました。白髪交じりの短い髪。でも少年のようなイチロー。なんともいえないアンバランスさが、魅力でした。ストリックに生きるイチローにとって40歳という年齢の壁。彼は面白い例えを使ってそれを語っていました。きっとみなさんも納得されるのではないでしょうか。ヨレヨレのワイシャツでも、擦り切れた襟のワイシャツでも、それはそれなりのよさがあると思えました。どう向かい合うかが問題ですね。以下はイチローのお話です。
『 朝、着て出かけたプレスのしっかり効いたシャツが、仕事をして、家に帰る頃には、ちょっとくたびれた感じが、いいじゃないですか。帰って来た旦那さんを見て、奥さんがちょっとほろっとしたり、そういうことってあると思うんですよね。それが表情じゃないですか。そういう風味が、出て来たらいいなあというふうに思ってるんです。だから年齢を認めつつ、前に進む。「僕もオジさんだからさ」って言いながら、でもちょっと胸にふつふつと持っている。そんなスタンスがいいかなと思いますね』
そんな折に、NHKのプロフェッショナルで40歳になるイチローの独占インタビューをやっていました。白髪交じりの短い髪。でも少年のようなイチロー。なんともいえないアンバランスさが、魅力でした。ストリックに生きるイチローにとって40歳という年齢の壁。彼は面白い例えを使ってそれを語っていました。きっとみなさんも納得されるのではないでしょうか。ヨレヨレのワイシャツでも、擦り切れた襟のワイシャツでも、それはそれなりのよさがあると思えました。どう向かい合うかが問題ですね。以下はイチローのお話です。
『 朝、着て出かけたプレスのしっかり効いたシャツが、仕事をして、家に帰る頃には、ちょっとくたびれた感じが、いいじゃないですか。帰って来た旦那さんを見て、奥さんがちょっとほろっとしたり、そういうことってあると思うんですよね。それが表情じゃないですか。そういう風味が、出て来たらいいなあというふうに思ってるんです。だから年齢を認めつつ、前に進む。「僕もオジさんだからさ」って言いながら、でもちょっと胸にふつふつと持っている。そんなスタンスがいいかなと思いますね』