朝晴れていても、夜になると雨になる日が続く。冬が近づいてくる。1年前、この時期に交通事故に遭った。まだ、通院が続いている。疲れていた。事故の何日か前、横断歩道を渡りながらふと「交通事故にあったら、休めるなぁ」と思った。その3日後くらいに事故に遭った。とんでもない休みがきた。事故の後、いろいろ思うことがあった。「明日」という日の保証なない、とも思った。幸い、事故の割には軽症で3週間の入院で済んだ。体がうまく飛んだらしいが、そうでなければどうなっていたかわからない。「別れ」とは突然やってくる と思った。この年になるとその覚悟はしているが、特に事故後はそう思うようになった。
冬ソナのなかで、ユジンさんとチュンさんが別れる時、「お互いに振り向かないで歩いていこう。最後に見たものが、相手の後姿だなんてさびしいから」というセリフがあった。これが、いつも最後のセリフで、最後の姿と思うようになった。だから、いい残すことがないように「感謝」の言葉だけは伝えている。「あなたに逢えて幸せだ」と。
冬ソナのなかで、ユジンさんとチュンさんが別れる時、「お互いに振り向かないで歩いていこう。最後に見たものが、相手の後姿だなんてさびしいから」というセリフがあった。これが、いつも最後のセリフで、最後の姿と思うようになった。だから、いい残すことがないように「感謝」の言葉だけは伝えている。「あなたに逢えて幸せだ」と。
