朝起きて窓を開けるとどんよりした空がある。どうも気分が晴れない。昨夜遅くまでパソコンの前にいたので、頭がぼんやり。母の通院も疲れた。
月に1回の母の物忘れ外来の通院。記憶は5分くらいしか持たないが、大好きな先生の所への通院は前日に伝えておけば覚えている。家に着くと、しっかりお着替えをしている。この頃は季節違いのものを着なくなった。眉も描いて、薄くファンデーションもつけている。お昼を食べて3時過ぎに出かけるのに、もう完全にお出かけモードで待っている。
診察と言ってもとくに何も無く血圧や脈を測って、母の話を聞くだけである。なんとも品のいい優しい話し方の先生で、母は緊張しながらもニコニコ。「少し太られましたか?」と母のぽんぽこお腹を見て体重を心配。前回と同じ。ぴったりしたシャツがまずかった。「ああ、お洋服のせいでしたね。でもいつもいいセンスですね」と先生。「あら、そんな・・・・」とはにかむ母。帰り道、今度は緩めの上着を着てこようと 母は恥ずかしそう・
記憶力は落ちていても情緒や考え方はしっかりしている。その原動力は、小規模多機能サービスの家でとても大事にされていて、生きがいを持って過ごせること。そしてこの物忘れ外来のの先生のおかげ。「いいねぇ、やさしくて・・・」といつもうっとり。やはりわが母親。何処までも女を生きるようだ。
月に1回の母の物忘れ外来の通院。記憶は5分くらいしか持たないが、大好きな先生の所への通院は前日に伝えておけば覚えている。家に着くと、しっかりお着替えをしている。この頃は季節違いのものを着なくなった。眉も描いて、薄くファンデーションもつけている。お昼を食べて3時過ぎに出かけるのに、もう完全にお出かけモードで待っている。
診察と言ってもとくに何も無く血圧や脈を測って、母の話を聞くだけである。なんとも品のいい優しい話し方の先生で、母は緊張しながらもニコニコ。「少し太られましたか?」と母のぽんぽこお腹を見て体重を心配。前回と同じ。ぴったりしたシャツがまずかった。「ああ、お洋服のせいでしたね。でもいつもいいセンスですね」と先生。「あら、そんな・・・・」とはにかむ母。帰り道、今度は緩めの上着を着てこようと 母は恥ずかしそう・
記憶力は落ちていても情緒や考え方はしっかりしている。その原動力は、小規模多機能サービスの家でとても大事にされていて、生きがいを持って過ごせること。そしてこの物忘れ外来のの先生のおかげ。「いいねぇ、やさしくて・・・」といつもうっとり。やはりわが母親。何処までも女を生きるようだ。