冷たい雨の降る日。これでは用事がたせません。それに昨夜夕飯時に手元が狂ってこぼしてしまった汁物が炬燵布団にかかり、今日はコインランドリーでお洗濯です。この冷たい雨の中でもそのままにはできず、家出のような大きな旅行バックでコインランドリーに出かけました。車のないという不便な現実です。でも、泣いてはいられません。2往復の道のりは結構腕に効きました。ああ、やっと終わったとコインランドリーを出ると駐車場のはしに雪の山がありました。
ああ、なごり雪だわ・・・。そんな季節になるのですね。
なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
そんな歌詞を口ずさみながら、重いバックをもって帰宅しました。若い時と違い、この歌の歌詞にはかなり深い行間があると感じるのでした。昔の歌はなんと余韻のあるものだったのでしょうか・・・。「落ちてはとける雪を見ていた」そうだわねぇ・・・。
今日は7時のNHKニュースのあとの歌こんのトップでこの歌が流れました。さらに幅のあるイルカさんの歌を聞いていました。年を取ったせいか涙もろくなりました。なぜか涙が流れました。
去年よりもシミもしわも増えたけれども、私はきれいになりました。鏡のなかの私が好きです。だけど、私の唇は「さようなら」は言いません。
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