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こころおだやかの日

2022-06-08 18:58:34 | 日記

思わずお布団をもう一枚欲しいと思うくらい今朝は冷えていました。これだけ気温の差があると体調管理が難しいですね。今日は久しぶりの陶芸教室です。朝のうちに食材を求めて、あと一息の冊子の編集をして出かけました。陶芸教室のある工芸館にはそれとなく置かれた一挿しに野の花があちこちに活けてあります。ほっとする空間です。今日は八角の小さめのお皿に挑戦です。イレギュラーでお休みが入ったので、角皿に土の積み方を忘れています。円柱はわりと簡単にできたのですが、角は難しいので、気力が失せています。イメージを形にすることに苦しみます。ネガティブな私がいました。

帰りにお友達と工芸館にこっそり飾ってある素敵なお皿をみつけました。作品の裏の文字を見て工芸館の主のものだとわかりました。100歳まで生きられた宗教家のお父さまのその偉業のお祭りにあたり、陶芸の先生に教えていただきながら、1年かけて200枚近く焼いたという記念のお皿でした。「道」という字が入っていました。その道一筋に生きたお父さまへの思いだそうです。

そんな彼女が久しぶりにちまきを作ったのでと、すてきな竹の籠に入りでくださいました。本当は5月の子どもの日に作るのだけれどと。関東生まれの私の想像するちまきとは違いました。食べ方も書いてくださいました。10個ありました!さすがに10個は・・・。冷凍していいものだろうか?

そうだ!大家さんにたくさん頂いた玉ねぎのお礼にお持ちしようと出かけました。「これはこの辺の人でも今は作らないのよ。このようなものを作る人はこの辺の人じゃないわね。子供のころ、母が作ってくれて、土間のようなところにつるしておいて、学校から帰ってくると自分でゆでて黄な粉などで食べるの。まさに母と同じ作り方よ!いや、なつかしーい!」と喜ばれること!(ユリと紫陽花の花をいただいて帰りました)

この工芸館で出会う人はなにかご縁がありそうな方ばかりです。この地に来て体調が悪い日は、少し心細い日を送るようになりました。でも、ここなら大丈夫そうです。少しずつ、焦らずにこの地に根を下ろしています。

 


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